7月7日
「お安い御用です」の気分で始めた旅も今日で一週間が経ちます。
しかしまだ、津軽半島にはホームページにリストした、ハナショウブ園やニッコウキスゲ群生地など複数の未訪問先が残り、今のタイミングで東京に戻る気にはなれません。
朝のんびりと目を覚まし、青森駅近くのコインパーキングを出発しました。
最初に弘前市岩木山山麓の「津軽いろは庭」を目指しました。
私のホームページの「花菖蒲・あやめ園」に掲載した「津軽いろは庭」の作成年月日は2007年9月23日です。
その頃調査した情報を、17年間未確認のままに過ごしてきました。
植物園や温室、ツバキ園や梅園などの全施設訪問は凡その目途を付けましたが、全部で三千を超える「花の名所」の完全制覇は多分無理でしょう。
定年前に始めた「花の旅」で、100歳までに何とかしたいと考えましたが、80歳を超えて、車で全国を走り巡ると事故を起こしかねません。
80歳までに、可能な限り訪ねたいと思いますが、「津軽いろは庭」はとうとう見つけることができませんでした。
該当する住所近くの植木屋さんに話を聞くと、昔はハナショウブを育て、客に開示していたそうで、この植木屋さんがそうかもしれません。
次にベンセ湿原を目指しました。
ベンセ湿原にはニッコウキスゲやノハナショウブが花を咲かせるらしく、「花菖蒲・あやめ園」の中でベンセ湿原を紹介しています。
ナビを頼りに、「ベンセ湿原案内図」を表示する場所に到着しました。
周囲の沼にコウホネ(左下)やヒツジグサ(右下)が花を咲かせていました。
エゾイヌゴマかな(左下)?、ホソバヒメミソハギかな(右下)?、と思う植物を見かけました。
水辺の植物も面白いので、もっと詳しくなりたいですね。
車を降りて周囲を散策しました。
湿原の中を縫うように観察路が続き、ウツボグサ(左下)やオカトラノオ(右下)が花を咲かせていました。
ノハナショウブを見かけましたが、その数は僅かでした。
時期外れらしく、ニッコウキスゲの姿はありませんでした。
湿原の中に轍が続いていたので、ナビにない道を進んで行くと、
舗装された道に出ました。
そのまま道なりに進んで、日本海の波が寄せる七里長浜出来島海水浴場の海岸に出ました。
こんな風に、知らない土地で、知らない道を、「何処に続くのだろうか?」などと思いながら車を進めるのが好きなのです。
今までも車で寝泊まりしながら、20年以上も全国を気ままに旅してきました。
これからも、できる限り続けたいと願っています。
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