七里長浜出来島の海岸から五所川原の菊ヶ丘水郷公園に向かいまいした。
ナビのガイドのままに40分ほど走り、五所川原市の中心部の公園駐車場に車を停めると、園内の一隅に花影を認めました。
近づいて行くと、数多くのハナショウブが花を揃えていました。
ハナショウブは終盤を迎えていましたが、ここより北の長万部で花のシーズンが終わっていたのに、不思議な気もします。
ところで今回、「菊ヶ丘水郷公園」で検索すると、「菊水運動公園」がヒットしました。この公園の正式名は「菊水運動公園」のようです。
市のホームページによると、「菊水運動公園」は旧五所川原農林高等学校跡地に建設され、園内には図書館、体育館、野球場、テニスコートなどが配置されている」そうです。
花を見終え、駐車場でナビに「津軽飯詰駅」を入力して走り始め、20分程で津軽鉄道・津軽飯詰駅に到着しました。
2019年の陸奥新報社の記事に「かつては辺り一帯を埋め尽くすほど咲き誇っていた」と記されます。
しかし、花は何処にも見あたりません。
「菊水運動公園」は咲いていたので、タイミングは合っている筈です。
線路側に回りましたが、一輪の花も目にすることはできませんでした。
せめて駅舎を見ておこうと思い、無人の待合室に入りました。
掃除が行き届き、床に水が打たれ、清潔で心地よい場所でした。
そんなとき、列車が近づく音が聞こえました。
オレンジ色の気動車がホームに停車し、ム“~ンという音を立てながら去ってゆきました。
時刻を確認すると15時25分でした。
予定表には、鰺ヶ沢の先の「行合岬ニッコウキスゲ群落」もリストしていますが、多分花は終わっているに違いありません。
昨晩は、津軽三味線が聞きたくて青森駅周辺で店を探しましたが、気まぐれで入った居酒屋で酔っ払ってしまったのです。
今夜こそ津軽三味線が聞きたいと思い、早目に弘前へ戻ることにしました。
弘前も5~6回来ていますが、夜の街を歩いたことがありません。
弘前の酒も20年程前に仕事で来て以来なので、今夜は弘前の夜をふらつこうと思いました。
コインパーキングに車を停め、適当に繁華街方向を目指して歩きます。
鄙びた雰囲気の中央弘前駅の前を通り過ぎて、
三味線の演奏が聞ける店に着きましたが、日曜日はお休みだそうです。
あ“~ 今日は日曜日か~ またやっちゃったよ!
仕方なく、「薄利多賣半兵ヱ」というレトロな店の暖簾を潜り、
今夜もペレンぺレンです。
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