被験者になって頂きました Rさん
ご協力ありがとうございました。
いま 現在、Rさんの悩み(のフリ)は
〇飛距離が欲しい
〇スライス気味?
〇捕まった球はひっかかり
〇アプローチの安定
〇スコアの壁
そんなところです。
一般的には 上の5個の悩みは別々なモノ、5種類の悩み、
として考えられがちですが、すべては共通する 有るコトから始まっています。
ある部分が解決すると 魔法のようにその場で全部いっぺんに
解決する訳ではないですが、同時進行で多数の悩みは解決というか、
人間は欲があるので、更に高度な悩み(喜び)に変わります。
その「悩み」の始まり、根源は「つかまらない」コトです✋
それが問題だと Rさんご本人 もわかっている状態です。
では 処方前、セミナー開催の第一球目のスイングをどうぞ
本当にお約束通り のパターンです。
そして 多くのアマチュアゴルファーが この症状、この状態、
この「呪いの黒魔術」から抜け出せない ばかりか
それが「呪い」だと気づいていません。
このブログに置いても 飽きてしまうほど書いていますが、
自分がそれに該当していないと思えば
さして 気に掛からない部分 なのかもしれません。
スイングにおいて クラブ、ヘッドは傍からは
円を描いて、円軌道を描いて見えます。
👉それは からだが回る から であって
×クラブ単体が動く ×クラブが回転して円を描く のではなく
クラブを持った打ち手が向きを変えるから 円を描く のです。
つまり クラブは単体では動いておらず、
クラブ、ヘッドが動くのではなく、クラブを持った自分が動いている のです。
✋典型的な「こすり打ち」です。
つかまえ! に問題がある、と気づくのは すごい と言えます。
殆どの人は これが普通 と思っていて
飛ばさない打ち方を 速いヘッドスピードで解決 と信じています。
滑稽を通り越して悲劇です・・・( ゚Д゚)
・・・・・・ユーチューブを見ても、ツイッターを見ても、フェイスブックを見ても
右を見ても、左を見ても この「こすり打ち」のバーゲンセール状態です…
✋この打ち方「こすり打ち」では
クラブを手、腕で円を描かせるため
肩を使わなくてはなりません。
ですので、必然的に からだ の回転の
からだ は 肩 だと認識するようになります。
✊肩・肩甲骨 は胴体に対し 横回転することは出来ません。
肩でまわる と思っている人は 背骨を捩じっているに過ぎず
自虐的にコブラツイストをかけているコトになります。
肩は遊びとして上下に動きますから
前傾姿勢とは関係ない 妙な縦回転になります。
最下点は毎度毎度 ボールよりも手前(右)になりますから
飛ばない、上がるばかり、スライスしやすい ばかりか
わざとダフリ・トップを打つ方法 でもあります。
〇からだの回転で円を描く のと
✖肩、腕さばきで円を描く のでは
クラブの機能は全く異なってきます。
真反対と言っても良いほどです。
✖肩、腕さばきで円を描いてしまうと
まず ロフト というか
フェース面とボールとの関係では
▼フェース面で ボールの底を打つような
▼フェース面が常時自分を向いている状態 になります。
勿論 これでボールを打つコトも可能ですが、
意図的な「ロブショット」を打つようなモノですから
当然、ボールのスピードが落ち、その分、
ボールのスピンは増え、弾道は高くなり易いです。
👉飛ばない というより 飛ばさないショット と言えます。
ロフト、ヘッド軌道の変化が激しいですから
方向性も安定しないばかりか、
ダフリ トップのミスは常時起こり得ます。
👉ダフリ トップの合間に「ほどほど当たる」ショットが存在する状態です。
スピードで解決できるフルショットであれば
なんとか ボールは疑似つぶれが発生するので マシ ですが、
ハーフショットのような アプローチは大変ですね~。
腰痛になってしまうほどの練習量が必要です。
ゴルフクラブは 1ⅿの棒の先に全体の重さの6割以上の重さ が偏重して
造られています。
そのゴルフクラブを ぶんぶん振る訳ですから
必要以上、数倍の遠心力が発生します ⇒左グリップの握力が重要!
だいたいのパターン、左グリップ支点に
右手を使うので クラブが飛んでいかないように
フックグリップで ガブッっと握らないとイケマセンから
⇒手首を甲側に折って 持っているでしょう。
その ㊧グリップ、左手首の形が一つの証 とも言えます。
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ごくごく普通…だと思っていた スイングの常識 が
▼飛ばない
▼ミスが多い
▼スライス
を生み出しているのです。
それの始まりは すべて 「つかまえるコト」を知らない
「つかまえ方を知らないコト」から始まるのです。