練習場などで 個々の方が
簡易式、ハンディ弾道計測機 などを使って
スピンを測ったり、ヘッドスピードを測ったりと…
それはそれで楽しいと思いますが、
その中で気になるのが
一般的に 『ミート率』 と呼ばれている項目です。
その言葉が正しいのか、正しくないのか は
本当に微妙な感じで。。。
🔴少し 注意が必要な項目 と言えます。🔴
その数値は
分母が ヘッドスピード
分子が ボールスピード で数値化されます。
例で言うと
☑ボールスピード55ms / ヘッドスピード40ms
⇒ 1.375
☑ボールスピード60ms / ヘッドスピード42ms
⇒ 1.428
と言う数値で表示されます。
主にドライバーショットで意識されますが、
一般的には そのミート率 と名付けられた数値 は
⇒1.500 に近い数値か、それ以上が望ましい と
言われていますが、正直、なんとも言えません( ;∀;)
ボールスピードはロフトと密接な関係にあり
ドライバーから順に ウッド、ユーティリティ、アイアン
ウエッジと打って行けば 同じ人が打っていても
その数値は どんどん下がってきます。
ドライバーで 1.4を超えていた としても
ウエッジまで行けば 1.0 を下回る数値が出たりします。
かと言って 本当の意味でのミート率が 変わった訳ではありません✋
ドライバーにおいては、飛距離や弾道を無視するのなら
ロフト0度やマイナスのロフトで打てば
その数値は 高くなり、数値として
おそらく 1.60を超えるでしょう。
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)
ロフトを開かないで
そのゴルフクラブの『ロフト通り』に打つ と言う意味では
ミート率と言う言葉は間違ってはいませんが
漠然と 良い当たりかどうか を表す数値であるか、どうか は
本当に微妙です。
例えば…です、
ヘッドスピード 35ms 40ms 45ms
の似たような技量の3人がいたとします。
45msの人は 一番立ったロフト、
例えば 9度のドライバーが使える可能性が高い です。
35msの人は 一番寝た、大きなロフト
例えば 11度のドライバーになる可能性が高いでしょう。
そうなると ミート率は 一番立ったロフト を使える人が
一番高くなる可能性
引いては 速いヘッドスピードの人が高くなる可能性があります。
本当のミート率という意味合いでは
ロフトを寝かさず そのロフトなりに打つコト
自分のヘッドスピードなりに 安定して打つコト
自分のヘッドスピードに適したロフトを使うコト
の方が ミート率の語彙は相応しい と思うのですが、
正しい意味合いを理解していない状態で
単に数値として ミート率を追いかけると
無理に立ったロフトのクラブを 開いて使う
と言う方に誘導されがちです。
ヘッドスピード 35msの人が
無理やり 9度のロフトのドライバーを使うことが
良いことがどうか。。。。。。
数値は高くならないけれど 11度のドライバーを
ちゃんと そのロフトなりに打つコトが良いのか、
本来は上がらず、失速しがちな 9度のドライバーを
無理やり 開いて打つコトを覚える のが良いのか…
後々の弊害、
地面からボールを打つウッドやアイアン、
アプローチなどにショット全般に多大な影響を与えるでしょう。
✊日本のゴルファーは 数値 好きですから
「ミート率」と呼ばれる その数値が
自分のやっていることを間違った形で
裏付けてしまう可能性があります。
そう考えると この数値を一概に 『ミート率』
と呼んでしまうには 問題があるような気がします。
昨今は カチャカチャ装備 のドライバーが多く
⇒ネック調整で ロフト角度やフェースアングル をいじれる
それと 簡易計測器 を組み合わせた場合、
ロフトを開いて こすって打つ 設定
ロフトを開いて こすって打たないと上がらないロフト設定
に辿り着いてしまう匂いがプンプンします。