ラウンド 3
多くのアマチュアゴルファーは
ゴルフクラブのコトについても 殆ど知りません。
ごく一部、
%として数えることの出来ない程度の「ゴルフクラブ好き」を除き
自分の使っているクラブのシャフトの硬さ も知らない、
もしくは興味のない人が大多数、ほとんどと言えます。
良くあるパターンで
シャフトには工業規格の安全性を記したマーク
SG(セーフティグッズ)マークが付いていて
それを見て シャフトの硬度 は S だと思っている人もかなり居ます。
また メーカーや機種を問わず
シャフトがS表示なら共通して 「同じ硬さ」と信じていますし、
手に負えない
日本のゴルファー共通のBGM(バックグラウンドミュージック) として
✋ゴルフが上手になる 👉シャフトを硬くする
✋上手くなるほど硬いシャフトを使う
という カルト宗教の教え を秘かに信じています。
(弊社のソレ の方が遥かに害が無いと思います)
まあ アマチュアゴルファー、趣味や娯楽で
ゴルフを楽しんでいるのですから
そのシャフトの硬さ信者論は害があるから 少々、頭痛がしますが、
ゴルフクラブのコトに詳しくないのは普通でしょう。
ただし 最低限の知識 として
知っておいて頂きたい、
普及? 啓蒙? するにはかなり無理があるかも 知れないのですが
知っておいて頂きたいコト があります。
それは 良くも悪くも
「スイングはゴルフクラブから洗脳されていく」
「ゴルフクラブによってスイングは造られてしまう」
というコトです。
弊社は ものすごく柔らかいシャフト、重いヘッドを専門
としていますが、ポジショントークとして それをお薦めしたい
というコトではなく、
使っているクラブ、使ってきたクラブ によって
スイングは ある程度、否、ある程度以上 作られます。
先日体験した フィッティングの話し です。
1.新しく フルセットを購入されました。
2.硬さを揃えるため 表記上、 Sシャフトの硬さに統一しました
3.内情では 軽量スチールのアイアンが遥かに硬く
ドライバーのソレと比べ 4~5フレックス 硬い状態 です。
(ドライバーをRとすると アイアンはX、もしくはXXの状態です)
4.セットの中では フェアウェイウッドが一番柔らかく、
2本あるユーティリティ 同じメーカー、同じ機種、
同じシャフトの硬度表記にもかかわらず 硬さ に差があります。
ラウンドも数をこなし
「スコアも良くなってきたので 次のクラブのシャフトは硬くする」
という 例のカルト宗教の教え に沿い
新しいクラブは 表記上 硬めに設定しましたが、
それは ✋番手によってかなりのばらつき がありますし、
機種によっては ✋実質、シャフトが柔らかくなったモノ すらあります。
まず こうなると
ヘッドの大きな、シャフトの長い ドライバーを苦しみます。
何故なら 練習場での練習、
アプローチも含め 7割以上のショットは
X,XX相当のシャフトの硬さのアイアンで行うから です。
練習量や頻度、期間によっても異なりますが、
アイアンとドライバー(シャフトの硬さの違い)では ボールの置き位置、
左足寄り、右足寄り 加減は大きく異なってきます。
👉ドライバーが左足寄り 👉アイアンが右足寄り
✊多少、であれば いいですが、
その差が大きくなれば、同じタイミング、同じ感じ、
同じスイングでは対応しきれなくなりますから
ゴルフをするのに 2種類のスイングが必要になってきます。
さらに問題になるのは・・・
セット中で ダントツに柔らかいフェアウェイウッド です。
シャフトの硬さから 考えると 左足より にボールを置きたい
ところ……ではあるのですが、
根本的に オーバースペックのクラブを
フェースターンで打つコトを目標に 練習してきている人
にとっては ヘッドに奥行きのある(重心深度方向)のある
フェアウェイウッドを 左足寄りのボール位置で打つ
というのは ダフリ、ダフリトップ、チョロを誘発する原因になります。
フェースターンでスイングすることを基本 とする人
にとっては シャフトの柔らかさ は
インパクト時のヘッドの来なさ加減を増やすコトになります。
しならせる~しなる量が増える は
クラブが短くなる というコト です。
しなり戻す は クラブの長さが増える というコトです。
ドライバーは まだ 空中のボールを打つので
それを許容する空間がありますが、
地面にあるボールで それを行うとなると
地面がそれを邪魔します。
・・・と言う話 なのですが、
この体験を経て、お金や時間をかけて
レッスンを受ける以上の「秘かな教え」がからだに染み込まれます。
それは スイングの技術以前の
もっと根本的なショットにおける概念のようなモノ で
知識と実体験を持って 時間をかけて払拭しなければならないほど
深く、おそらく生涯のゴルフを通して 解消できない感覚でしょう。
練習場で数多く打つ XX相当の硬さ のシャフトのアイアン
を打つのには 速いリズムの無茶振りが必要 です。
当然、それが自分のリズム、テンポの基本 になります。
「ゆっくり振れ」
「ゆったり振りたい」
と思っても、そう打ったら 当たらないのですから。
しかし、ドライバーをそれと同じように振れば
硬さが異なりますから 上手く行きません。
ですので アイアンのショットが良くなってきても
自分のスイングの自信 にはつながり難くなる訳 です。
また 年齢や練習頻度 にもよりますが、
その硬さ(XX相当)のオーバースペッククラブを
打ちこなすには かなりの練習量、定期的な頻度 が必要で
それは 肘や手首、腰などに相当な負担を生みます。
それも ショットの自信を失わせていく要因です。
ドライバーにおいては
違うテンポや間の取り方 など 工夫が必要ですので、
スコアを重視するのなら 飛ばしはあきらめ
ただ 当てるだけの ドライバーショットを作るしかない訳 です。
4~5フレックスも柔らかい ドライバーに照準を合わせると
アイアンが打てなくなってしまい…、
練習場で打つ 大半のショットが気持ちよく 無くなりますので…。
フェアウェイウッドに至っては
「俺はフェアウェイウッド苦手!なんだ」
という 苦手意識が払しょくできず、
生涯 付きまとうコトに為り、
次のセットを買い替える時は
ヘッドに奥行きの有る フェアウェイウッドは除き
ユーティリティで固める セットの可能性も匂います。
ほぼ全員のゴルファーが
"無理"をしないと シャフトがしならない、
動かないシャフト を使っています。
【シャフトはしならせて しなり戻して使え…】
どこから その都市伝説が生まれたのか、は不明ですが
シャフトはしならせずに使うモノ です。
50msを楽々超えるような プロたちの動画や写真を見て
それを真似しても意味ないでしょうね。
彼らもシャフトをしならせようとしている訳ではなく
彼らの運動速度だと 単に
「運動で増えたヘッドの重さ分、シャフトがたわんでいる」
に過ぎません。
厳しい言い方、かも知れませんが、
常識的に考えて ゴルフクラブのような L字型の形状のモノを
しならせようとしたら、たわませようとしたら
ヘッドは回ってしまう~シャフトは捩じられてしまいます。
クラブの進行方向にもよりますが、
右打ちの人が テークバック方向で"意図的に"しならせれば
フェースは閉じますし、ロフトも締まります。
逆に ダウンスイング以降の方向で"意図的に"しならせれば
フェースは開きますし、ロフトも開きます。
棒とヘッドの重量の中心点の位置関係
重心位置という 棒から離れたところに重量点があることを
考えられば 当たり前 だと思うのですが…。
他のスポーツに比べ、ボールのサイズも小さく
打点であるフェース部も決して大きくありません。
地面にあるボールを打つのには 最大限のサイズになっており
これ以上、ボールも打点も大きくはならないでしょう。
そして、これも何度も書いていますが、
ゴルフクラブの打撃部のフェースには
方向や高さ、距離などを決定づける 角度が付いています。
シャフトを『意図的に』『わざと』しならせる ということは
シャフトをねじる 即ち、ヘッドを回転させる というコト です。
とともに 方向や高さ、距離などを決定づける要素 として
円弧の大きさ、ヘッドの軌跡、ヘッドの入射角度 も
フェース面のロフトなどの角度と同様に重要です。
シャフトがしなる というコトは クラブが短くなる
というコトに為ります。
そのまま 使えば それはある程度、一定になりますが、
それを しなり戻す ~回転戻し をして使う というコトは
その度合いやスピードによって
クラブの長さ 円弧の大きさ、ヘッドの軌跡、ヘッドの入射角度
が かなり激しく変化するコト につながります。
自分の運動性能にとって
年齢なり、体力なりの運動性能にとって
適度にしなる、要するに柔らかめ のシャフトであれば
シャフトが硬くさえなければ
放っておいても シャフトはしなります。
運動を加えれば 更にしなります。
ですので 放っておくのが一番! なのです。
それは シャフトの役割、俗に言う シャフトの仕事 で
人為的な、作為的な動作は必要ないのです。
あえて言うのなら 自分の運動性能にとって
『しならない硬さ』は選ばない
人為的にしならせて、しなり戻すような使い方が
必要となる『シャフトの硬さは選ばない』 と言うところが
選択のテクニックと言うトコロでしょう。
ゴルフクラブの形状、ヘッドの構造や角度の存在…
それらを踏まえた上でも
多くのゴルファーは硬いシャフトを選ぶコトが多く、
何故か、それを誇らしげにして・・・。
で、結局、それを使う上で 『意図的に』しならせて使う・・・
なんだか 私には意味不明です。
弊社のような 放っておいても グニャグニャ系のシャフトは
逆に「しならせない」ように使うのが
ゴルフクラブによるスイングのレッスンでもあります。
大丈夫かな と思うのは
練習用の柔らかいシャフトで練習して
実際に自分の使うシャフトは硬い・・・、
当然、柔らかいシャフトとは しなり方、しなり加減が異なる訳で
それはイコール 使用中の長さの変化でもあります。
柔らかいシャフトで その長さの変化を練習しても
それが 自分の使うクラブには適応しない、というか
タイミングも、打点も、振り加減も異なるでしょうから
役に立たない可能性の方が
逆に、悪くなってしまう可能性すら あると思いますね。
からだの回転で打つ というコトに
ちょっと齟齬が生まれ易い、誤解を生み易いので
まずは訂正しておきますね。
「体で!」 「からだで!」 と連呼してしまうので
体でクラブを引っ張るように動かす
と思いがちですが そうではありません。
からだの回転で打つことの本質は
「飛ばすコト」と「安定度を高めるコト」の両輪です。
同時進行です。
ヘッドの通り道、軌道を安定させるため
あやふやになりがちな手で振るのではなく
前傾姿勢とからだの回転によって その軌道を作ります。
手で作る軌道に比べ 段違いに規則性のある
安定した軌跡になります。
体で振っても、腕で振っても
動かせるスピードに大きな差はありません。
日本の男性ゴルファーの平均年齢は約62歳
その平均ヘッドスピードは 37~38ms です。
筋力トレーニングをしたとしても
いい所 上がるのは 2~3ms 程度・・・
3msあがって 伸びるのは 10ヤードが限界です。
それよりも 効率よく
いま 無駄にこすっている
「ロフトを寝かせ」
「緩い入射角度過ぎ」で
ボールの速度ではなく、ボールの高さや回転に
逃げてしまっている 打撃力・破壊力を無駄なく
出来るだけ距離にするには 手で振るには限界があります。
無駄にこすってしまっているひとは
簡単に 20ヤード、30ヤード、をロスしてしまいます。
端的な例がフェースローテーション、キャスティングです。
充実感もあり、スイングしてる気になりますが
これは そのまんま「ロフトを増やす行為」です。
振れば振るほど 入射は緩く
ロフト・フェースは上を向く のです。
強く振れば 遠心力がかかり
それに体を呼ばれない為
引っ張る動きがより一層 入射を緩く
ロフトを増やしていくのですから 飛ぶはずもありませんし
安定なんて 端から期待出来ません。
暇もアリ、練習頻度も高く、練習量もあり、体力が有り余っている人 は
どうぞ お好きに振ってください。
ゴルフはどんなスイングで、どんなクラブ、どんな風にやるかも
それぞれの人が選択できます。
いろんなタイプのいろんな人がいるから楽しいのです。
ただ 体力に自信もなく、練習もたまーに
出来るだけ効率よく、覚えたら練習しなくても
そこそこ維持できるようにするには
からだの回転でクラブを動かす他、手がないのです。
ショットが効率よく
そのスピードなり、そのヘッド重量なり に距離が出るには
そのクラブのロフトなりに打たなくてはイケマセン。
そして そのロフト というのは
インパクト通過付近での ヘッドの、クラブの姿勢 とともに
ヘッドの入ってくる軌跡、俗に言うスイング軌道が
ある程度一定になるようにしておかなくてはなりません。
いけません、なりません尽くしだと 縛りが多いように思えますが
からだの回転通りにボールを打てれば
逆にその手のコトを意識する必要が無くなるのです。
手で振っている限り
毎回、毎回のショットごとに
体の姿勢やヘッド軌道、ヘッド姿勢を気にしなくてはなりません。
そして これはとてもとても傾斜などの影響を受け易く
練習場で出来ても、起伏のあるコースへ出ると
それが再現し難くなってしまいます。
プロやトップアマ(ゴルフして暮らしているのですからアマとは呼べませんね…)
の人たちの練習頻度、練習量はトンでもないモノがあります。
プロであれば 中学生 13歳から始めるとして
週に3日~毎日で最低計4000球は打ちます。
月にすると約2万球
年にすると約25万球です。
10年で250万球、20年で500万球...
30歳の時には既に1000万球近くボールを打っているのです。
これだけの繰り返しをしていれば
他人から見るととんでもないへんてこりんな打法でも
その人のとっては もう条件反射の世界 です。
おそらく… 平均的なおじさんおばさんゴルファーは
一生涯かけても 100万球に到達できるか そうか怪しいでしょう。
ですので 規則性の高い 効率の良い
からだの回転 と言うクラブの動かし方を選び
部活のような練習をしなくても そこそこボールが打て
満足いく距離を出し、練習無しでも安定させる
というコトです。
何度も言っていますが
ゴルフスイングは
クラブを動かさず、自分が動くんだ
というコトが からだの回転でボールを打つ本質 なのです。
クラブを動かさず 自分が動いていますから
当然 規則性は高くなりますよね。
このヘッドの軌跡を 手で動き、手さばきでなぞれば
軌跡はなぞれますが、 ロフトやヘッド姿勢は
常時動いている状態になるのです。
本末転倒甚だしいのです。
ゴルフクラブは テニスラケットや野球のバットと異なり
微妙な量 L型の構造をしています。
また機種や種類によって
その微妙な量は異なり、
ゴルフ用語的には 重心距離や重心深度などと呼ばれたりします
そして それがそのクラブの性格・特性の差異だったりします。
握っている棒とヘッドの重心~重量の中心点 との差異は
2センチ~5センチ と色々あります。
しかし 本来
ヘッドに適切な重量があり、
使う人にとって ちゃんとしなる、柔らかさのシャフトを
使っていれば その差異 重心距離や重心深度などは
問題ないのです。
静止状態ではその差異はあっても
運動状態では 重量は一直線上に揃う特性がありますから
自動的にそれは消され
打ち手は その差異を気にせず 棒そのもので打てば
そこに打点 重心位置が来るようになっています。
ですので ヘッドの大きなドライバーと
本当はお勧めできませんが、
重心距離が大きく異なるアイアンと併用しても
自動的に その差異は自動的に解消されるようになっています。
✋✋✋シャフトが柔らかければ…ですが。
セット間に重心距離が違いが少ないものを使う方がよい・・・
のは 打ち手が感じるクラブの重さが
超重心距離や深重心深度のモノ方が重く感じるためで
クラブの短いモノの方が 軽く感じるのはあまり良いことではありません。
シャフトの硬さ・柔らかさが適切であれば
そのズレ 重心位置や重心深度のずれを無視して
棒の延長線上で打てば良いのです。
本当は。です。
しかし しならないモノを使う場合
打撃するのに そのズレを計算しておかなくてはなりません。
機種による差もですし、
アプローチなどでは その動かすスピードによってもです。
ですので フルショットでは大丈夫でも
ハーフショットのアプローチなどで
そのずれがより発生し辛いので シャンク が出たりします。
✊スピードが高ければ 十分なトゥダウンが得られます
そして ゴルフクラブの構造のすごい所は
シャフトにしっかりした剛性がある限り
シャフトがいくら柔らかくても そのトゥダウンは
その重心位置のズレ分しか起こらない のです。
機種による違いなどを全部飲み込むことの出来る
そのシャフト本体の機能/シャフトの柔らかさ は
ゴルフをかなり簡単にできます。
オートマチックに 打点が同じところに来る
しかも それは重心位置 という
ゴルフ用語でいう ヘッドの芯 なのですから。
それを利用としない打ち方では
常時 そのズレ/差異を意識しておかねばならず
かなり複雑になります。
また ヘッドを返すような打ち方では
そのずれを解消するような シャフトの動きになりません。
逆に 重心位置・重心位置の数値的なズレ以上に
ズレを考慮しておかねばならなくなります。
そのオートマチックの機能を消す、しならないシャフトを
わざわざしならせ、ねじって使うのはいったい何のためなのでしょう?
ショットやスイングは
パッティングやショートアプローチに表れます。
その典型的な例が
パターで言う 「ショルダーストローク」 別名“振り子” です。
ショットやアプローチでは
回転軸になるのが ㊧グリップ で
パッティングでは それが
首 になるに過ぎません。
これを教えるレッスンに罪名を付けたい位です。
ショットで言うところの フェースローテーション
左右のグリップの 上下の入れ替え は
ヘッドだけ を見ると このようになります。
ショット と言う動作の中では
ヘッドをたくさん動かしているので
飛ぶような気になりますが、
動かした分、
ロフトが増え
入射角度が緩く
かなりの確率で、入射ではなく
あおり・しゃくりになります。
そして その動作は
からだの姿勢に影響を及ぼすので
ヘッドを動かし分、
左サイドは上がり、㊨は下がります
その分、体も開きます
何ひとつ メリット、良い面はありません。
これを拡大したのが パッティングでの
ショルダーストロークです。
理想的なヘッドのインパクト通過と比較してご覧ください
無意識ではありますが、
ロフトは下向き ボールさばきはからだの回転任せ の方が
インパクトは からだに対し左寄り になります。
フェースローテーションをする方が かなり右寄り です。
ヘッドの向きから 想像を巡らせると
グリップエンドの位置も相当違います。
結果として どっちが左に体重が移るか も見ての通りです。
フェースローテーション・・・グリップの入れ替えをするには
左グリップは止まっていないと出来ませんから、
結果 腰は左を向くけれど、肩ラインは止まったまま という
世にも恐ろしい、奇怪なインパクト姿勢になるのは必然 な訳です。
パッティングストロークにおいて
ショルダーでクラブを振り子のように振ると
短い距離はまだしも、ある程度の距離になると
からだの姿勢が右に倒れ、上向き、しゃくりのインパクトになりますから
ヘッド、フェースの歯がボールに当たってしまいます。
ショットの中では トップが一番回転が増えます(倍増)ので
高めに飛び出て すぐにブレーキが利く ころがり になります。
軽いヘッドの、硬いシャフトのパター だから …そうせざるを得ない
のかも知れませんが、より飛ばないパターで より飛ばない打ち方をするのですから
例えるならば スティンプ(グリーン速度)メーター 12ms のグリーンを
自分だけ 8ms で行っているのですから
より強く、より大きく、より速く 振ることになるのです。
上手くなりようがないですよね。