【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ハンドファーストとクラブの適正

2022年10月31日 20時46分05秒 | ゴルフ

店長「そもそも になりますけれど
 ハンドファーストが良いモノ と限りません。
スナップショット 4 (2015-10-15 19-54)スナップショット 6 (2015-10-15 19-55)スナップショット 8 (2015-10-15 19-55)




 先日の記事の通り、
ハンドファーストが…上手く行きません… : ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)
 スイングのタイプによっては
 トライするほど 上手く行かなくなるケースもあります。」

HNさん「 ええええ!」

店長「スイングの良し悪し、正しい間違っている、
 ではなく タイプのひとつ と認識した方が良いと思います。

 ハンドファースト と言う単語を
 別な言葉で言い換えると
 『ヘッドの遅れ』になると思うのですが、
 ヘッドの遅れ にはざっくり2タイプあって
〇ヘッドの遅れが フェースの開き になる、
〇ヘッドの遅れが ロフトの立ち/フェースの下向き
 になる、
 前者のタイプの人にとって
 無理に ハンドファーストにトライする必要はありません。

 また 片方は フェースの開き
 片方は フェースの下向き という
 相反する関係では無く、立体的ですが 方向と言えば良いのか
 角度の 違いと言えば良いのか
スイングの動きの違い
クラブの扱い方の違い を表していると思います。

 ヘッドの遅れを嫌うスイングタイプ では
 ヘッドの重さやシャフトの柔らかさ は
 スイング中 クラブが重くなる、振り遅れ易くなる、
 返し難くなる、要因になるので
 軽いヘッド、硬いシャフトを好まれる傾向が強くなります。
 弊社の悶絶クラブのようなタイプは好まれません。

葛谷2022816_Moment


HNさん「では 逆に見れば 悶絶クラブ であれば
 ヘッドの遅れ が ロフトの立ち になるよう
 使うのが理想的 というコトになる訳ですね。」

店長「そうですね。
 ロフトの立ち というか
 ヘッドが遅れることで フェースが下向きになる、
 ヘッドの開閉の無い(少ない)スイング というコトになります。

検証 しなり方_Slomo_Slomo_Moment(2)

 ですので テイクアウェイも
 クラブをひねらない、フェースを開かない
 重力に対し、そのままの状態で
 概ねですが、からだの幅の中、両肘の間 に
 収めておく方が良いですよ、になる訳です。

 当たり前 と言えば当たり前 なんですが、
 フェースの開きが多ければ、大きければ、
 ヘッドの重量の中心点(重心)がズレている
 ゴルフクラブの構造上、よりヘッドが重く感じるコトになります。

検証 しなり方_Slomo_Slomo_Moment

 重心深度…重心の奥行き というのがありますが、
 箱形状、ウッド・ドライバーに比べると
 板形状のアイアンは 1/10、無いに等しい訳で
 フェースを開かないで使えば 重心深度の大きさは
 重さになりませんが、フェースを開けば
 重心深度の重さが スイング中のヘッドの重さに直結します。
 それは 当然、ヘッドの重さソノモノにも影響されます。


 シャフトの柔らかさ で言えば、
 ヘッドの遅れを フェースの開き にしてしまうタイプでは
 柔らかい分、遅れが増えるとともに
 閉じる際の労力・作業量も増します。
 シャフトをしならせて しなり戻す 必要が増える訳です。
 ですので シャフトの役割として は
 『ヘッドを動かすモノ』と言う認識に至ります。

AZEJ5123_Moment


 一方、ヘッドの遅れをフェースの下向き にするタイプ、
 今回のテーマに沿って言えば
 ハンドファーストが必須なタイプにとっては
 シャフトを極力捻じらない、フェースを開きませんので
 シャフトが柔らかくとも
 シャフトの可動範囲は 重心位置のズレ分程度に収まります。
 シャフトの役割として 『グリップを動かすモノ』
 つまり より ハンドファーストを造るモノ、
 ショットを ヘッドが遅れっ放しのまま 行う と
 考えている為、シャフトの柔らかさ、
 そして それを誘因する ヘッドの重さは好物になる訳です。」

HNさん「なるほど。」

店長「ただし 前者の フェースの開閉が多いタイプ、
 この場合ですと ハンドファーストが得意でないタイプの方は
 ある年齢までに、勿論、その年齢は人によりますけれど
 後者の ヘッドの遅れっ放しのまま打つ、
 ハンドファーストの出来るスイングに
 徐々にで良いと思いますが、シフトしていく方が良いと思います。

 絶対、ではありませんけれど
 前者の フェースの開閉の多いタイプ、
 ハンドファーストが得意でないタイプのスイングは
 若い時専用のモノ と言えなくも無い、
 教える側、レッスンする側が若い人やそれが出来る年齢
 である場合が非常に多いですね。」

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◆迂回(橋の架け替え)のお知らせ 11/1~12/27

2022年10月31日 12時59分47秒 | ゴルフ


お世話になっております。

この度、ハミングバードスポルテ店舗への進入口となります
入り口部分の 橋の架け替え工事が行われます。

期間: 令和4年 11/1~12/27

Desktop 2022.10.20 - 12.09.34.03_Moment
Desktop 2022.10.20 - 12.03.09.02_Moment(2)
👉👉👉Google マップ

それに際し 徒歩、クルマ、バイクでお越しのお客様は
通常 渡られる橋(工事中)の西に当たります
 一つ前の橋を渡って 裏を通って頂くことになります。

Desktop 2022.10.20 - 12.01.16.01_Moment
Desktop 2022.10.19 - 20.28.08.01_Moment

〇少々、狭い道(一本道)であるコト
 (2トントラックは大丈夫と思いますが、
  4トントラックはきついかも…)

Desktop 2022.10.19 - 20.28.08.01_Moment(3)
Desktop 2022.10.19 - 20.28.08.01_Moment(4)

〇弊社手前の 小さな十字路を 左に曲がると弊社ですが
 コーナーがキツク 直接、左折をされず
 十字路で 入れ替え*スイッチバック等 強くお薦め致します

✋一回真っ直ぐ進んで スイッチバックをお薦めしますDesktop 2022.10.19 - 20.28.08.01_Moment(5)
✋一回真っ直ぐ進んで スイッチバックをお薦めします
Desktop 2022.10.19 - 20.28.08.01_Moment(6)
✋一回真っ直ぐ進んで スイッチバックをお薦めします

ご不便、ご迷惑をお掛け致しますが
 ご協力よろしくお願い致します。  店主


〒238-0024 神奈川県横須賀市大矢部3-14-10
  046-804-1480  株)ハミングバードスポルテ

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ハンドファーストが…上手く行きません…

2022年10月30日 21時23分06秒 | ゴルフ

HNさん「こんにちはー。」

店長「こんにちはー。」

HNさん「今日は ショット、スイングの悩みで
 長年、解決しない ハンドファースト が出来ない
 を 相談しに来ました。」
(からだの回転と腕・クラブ_Moment(3)

店長「アマチュアの悩みでは 結構、多いんじゃないですかね❓」

HNさん「でしょうねー。」

店長「ハンドファースト については
 幾つかの誤解、勘違い があると思います。
 ハンドファーストそのものと言うよりも
 その勘違いがゴルファーを苦しめている と思います。

HNさん「! え😵😵😵 そうなんですか⁈」 

店長「まず ハンドファースト というのは
 なにかの前段階では無い というコト です。」

HNさん「❓❓❓❓」

店長「どういうコトか と言うと
 まず ハンドファーストの対語 としては ヘッドファースト
 が有ると思うんですが、
〇ヘッドファーストの前段階、として
 ハンドファーストが有ると思っている  別な言い方をすると
〇ヘッドがグリップを追い越す前の状態 を
 ハンドファーストな状態 と思っている
 のではないです❓

(集中夏期講座2022 脱 み「こすり」犯_Moment(集中夏期講座2022 脱 み「こすり」犯_Moment(2)







 実際に ハンドファーストを実現しよう としたら
 スイングは テークアウェイの初動が始まって
 少なくとも ボールを打ち終わるまで
 イメージでは 動作が終わるまで
 常時、ずっと ハンドファーストのまま、
 言い換えれば ハンドファーストが打撃そのもの、とも言えます。
 
 ハンドファーストが出来ない、苦手 な人は
 ボールを打つ前の段階で ハンドファーストの位置 があり、
 ハンドファーストからヘッドファーストに移り変わるトコロ が
 ボールとらえ、impactと思っている のではないでしょうか❓」

HNさん「ソレは少なからず あります。」
(ハンドリリースサンプル集_Moment(4)(ハンドリリースサンプル集_Moment(5)








店長「ハンドファーストからヘッドファーストに移り変わる、
 これは フェースローテーション、ヘッドの返し、
 手の返し シャフトをしならせて~しなり戻す
 等と言いかえるコトも可能ですが、
 そう言うタイプの打撃の方に
 例え、形として ハンドファーストも造ったとしても
 良い結果は得られ難い です。」

HNさん「え❓ ナンデです❓」 

店長「フェースローテーション は
 開いてフェース(右打ちで言えば 右を向いたフェース)を
 閉じる(左に向ける)コト だと思うんですが、
 ハンドファースト・・・・グリップ部、グリップ部が
 ボールを追い抜いた、手を返すでは 
 フェースターンが間に合いません。
 ハンドファーストは フェースを右に向ける動き です。
 最終的に フェースを左に(右打ちの場合ですが)
 向けたいのに 右向きの時間を長くなるコトになる
 ハンドファーストは その後のやりたいコトを相反します。」
IMG_0090
HNさん「 😬 😬 😬 」

店長「実際、実験してみると分かりますが、
 アイアンであれば リーディングエッジを固定し、
 グリップをハンドファースト側(飛球線方向)に倒すと
 フェースはどんどん右(右打ち)を向いていきます。

 逆に グリップをヘッドファースト側(後方)に倒していくと
 フェースはどんどん左を向いていきます。
IMG_0091IMG_0092











 その量は ロフト角度にもよりますが、
 5.6.7番辺りのアイアンであれば
 アバウトですが、こぶし一個ほど
 グリップエンドが左(ハンドファースト側)にズレると
 フェースは 5度前後 右を向くコト になり、
 ヘッドターンの本来の目的の ヘッドを閉じる が
 し難くなって行くので、場合によってはスライス に
 なってしまう可能性も増えていきます。」

HNさん「…つまり ヘッドを返す、フェースローテーションを
 打撃の主体にしている人は ハンドファーストは出来ない…
 両立は難しい…と。」

店長「出来ない とは言いません。
 ハンドファーストで右を向いた分、
 フェースそのものを左に向ければ良いのですから…。」

HNさん「なんだか 複雑ですねー。」

店長「はい。良い悪い、合ってる間違ってる、の問題では無く
 打撃として 流派が違う と考えて良く、
 ヘッドを返すコト、
 開いて閉じるコト で ボールを打とうとしている人 に
 とって ハンドファーストは
 スイングの覚えるべき、習得するべき要素ではない
 というコトです。」

HNさん「聞くまでもないんですが。。。
 どっちがお薦めですか❓」

店長「😄 😄 😄 
 このお話しには続きがあるので
 是非、明日をお楽しみにして下さい。」
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L型ブリストルパターに関する問い合わせ

2022年10月29日 16時48分07秒 | ゴルフ

 が ありましたので、私(店主)の書きました
返答を記載致します。

限定版記事⇒
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1723288.html
オリジナル版L型ブリストルパター⇒
http://blog.livedoor.jp/hbs/archives/1658107.html



御手紙有難うございます

お返事遅くなり、申し訳ありません。

弊社のL型ブリストルパター ですね。

自身で書いてしまいますと、手前味噌のオンパレードに

なってしまいますが。。。

軟鉄で仕上げました こちらのパター

ヘッド重量は 470gあります。

従来のピンタイプの重いモノが330g位

L型などシンプルな構造のものですと 300g程度です。

それを 違和感のない形で 増量するための比重の重い異物などを

一切使わず 仕上げるには 相当な工夫が必要です。



最終的に 軟鉄を使いまして
(実は開発当初は 925銀 スターリングシルバーで
 造る予定だったのですが 予算が合いませんで)

粗い鍛造一回の後、二種類の旋盤(俗にいうNC加工)で

、一体成型 削り出しで造りました。

この形状、大きさですから 何かモデルになるような

サンプルは一切なく、形の参考として

ジョージローのスポーツマン、ブリストル などを

使いましたが、ほとんど一からデザインをしたのと同じでしょうか。。。



シンプルな形状ですので、一切ごまかしが効かず

大きさを感じさせない と言うコトと共に

テークバックの引きやすい、動かす方向のガイドが

イメージできるようなデザインに仕上げました。



また 従来のパターよりもロフトを多め

バンス角度も強めに設定して、

自然にロフトの立った状態(微妙なハンドファースト?)に

なるようにも仕上げました。



テークバックの取りやすい と言うデザインと

フェース面がストレート というのは かなり難しく

遊びの無い形状の中で、かなり自分の過去の知恵や経験を

盛り込んだと思っています。



L型のパターは右に押し出しやすいイメージ
を醸し出しやすいので
実際はオフセットは無いのですが

重心を高くするという構造を含め、
ネックを違和感のないところまで

長く、太くして グースネックに錯覚する 形状にも

苦労したところです。



100g弱の このパター専用のグラファイトを

お使いになることをお薦め致しますが

このシャフトですと 従来のパターシャフトに比べ

手元を緩めて、逆に先端を締めてありますので

手元の暴れにパターヘッドが反応しにくく

より安定した、落ち着いたストロークが出るかと思います。



よく雑誌等で書いてあります パターストロークで

オーバースピンを生む と言うコトには自分は賛成できません。

本来、きれいなストロークは ボーリングのボールと同じく

打ち始め~転がり始め はある程度スキッドする区間があり、

推進力が薄れてくると、今度は回転で前に進む

と言うコトを実践するためのパターです。

ボールが低速で、等速で、ゆっくり遠くに転がる と言うコトを

実践するためのパターにしてありますので

このパター以外で打つボールとは 明らかに転がり様が異なります。



是非 ご検討ください    野澤


 〒238-0024 横須賀市大矢部3-14-10

  ハミングバードスポルテ  046-804-1480

  hummingbirdsports@jcom.home.ne.jp

 

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スイングの傾向によって クラブの選び方も変わってきます

2022年10月28日 15時59分35秒 | ゴルフ


 プロが全員そうしてる訳ではありませんが、
とりあえず
正規にボールをつかまえるショットを「プロショット」
アマが全員そうしている訳ではありませんが、
ボールがつかまえられず こすり打つショット/スイングを
とりあえず 名称の定義付け として「アマショット」

とさせてください。

27157136_1465536103569591_817080633_n


こすり打ち~アマショット をしている人が
ショットを計測しながら クラブ選定をする場合、
これはある部分、共通ですが、ヘッドスピードが高い程
弾道は高く、スピンが増え
 データ計測で使われる用語【ミート率】は下がってきます。
同じ人が ヘッドスピードの加減 をすると
アマショットの場合、
 高いヘッドスピードの方が ミート率の数値は低く
 低めに抑えた方が その数値は高くなります

それは ミート率 と言う言葉の構造欠陥ですが、
 こすり打ち、ロフトを増やそうとして打っている性質上、
 ヘッドをスピードを上げると ロフトが増え、
 ヘッドスピードを抑えると ロフトが増えない
 に過ぎません。

なので データの数値を追いかけていくと
 必要以上に少ないロフトを選ぶことになりガチ です。

また アマショットの人は
 ヘッドをたくさん動かそうとするので
 シャフトの硬さも ロフト選定と同じく
 柔らかくて たくさん動くモノほど ミート率の数値、
 つまり 大きなロフトで打つコトになり、
 必要以上に硬いシャフトを選ぶコトになりガチ、です。

特にドライバー、というコトになりますが、
 飛距離最優先し過ぎていて
 最高のコンディションで『常時』振っていないと
 飛距離も落ちる、ロフトもシャフトの硬さもハードな、シビアなモノ
 を選んでいる傾向が強いので 安定性は捨てている も同じです。
 


良くネットで見かけるパターンです。
Y社の携帯弾道計測機…楽しいですが
 ヘッドスピードを無理に上げると
 (たしかに ミスも増えるかも)
 ………ドミスは ネットには掲載しないでしょうか…
 ヘッドスピードが上がったコトによって
 🔴ロフトが増えているに過ぎません。
 ミート率の数値は
 分母 ヘッドスピード / 分子 ボールスピード
 なのですから…。

ミスヒットを除いて
 スピードが上がったのに ロフトが増えるのは
 典型的な 「アマショット」こすり打ち というコトです。

27292676_1465536286902906_1876954938_n



逆にプロショットの人は
 ヘッドスピードを上げると ロフトがより立ってくるので
 数値としてのミート率は上がってきますが、
 スピンの減りすぎ、打ち出し角度の低下 などによって
 安定した距離が得にくい等
 やや大きめの 余裕のあるロフト を選びます。
  👉本当に意味での ミート率を追求できます

 シャフトも 柔らかいモノほど ロフトが立つため
 選ぶロフトと兼ね合いながら、
 無理しない硬さを選べる可能性が高く
 そういう選定からも ドライバーの平均飛距離、
 ミスショットに対する寛容性、スコアにも影響する
 クラブ選びになってくる
 のです。

スイングの傾向によって クラブの選び方も変わってくるわけです。

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こする/つかまえる クラブ構成

2022年10月27日 16時15分15秒 | ゴルフ

店長「こする つかまえる のスイングタイプ、
 勿論、その方の体力、ヘッドスピードなどにもよるのですが
 フェアウェイウッド、ユーティリティの選択にも
 かなり 影響があるんです。」
(こする つかまえる_Moment(3)(こする つかまえる_Moment(2)






受講生「それ 凄く分かる気がします。」

店長「経験値にもよるのですが、
 総じて こするタイプの方は
 フェアウェイウッドをあまり得意? 好きでないケースが
 多いです。

 入射が緩いコト ソノモノは 悪くは無いんですが、
 地面にあるボールを打つクラブの中で
 フェアウェイウッドが一番 奥行き ソールが深い、広いので
 入射が緩すぎはまだしも、若干の 煽り(アッパー)が
 入ってしまうと ソールのお尻、アイアンで言えばバンスのトコロが
 地面と干渉してしまいます。

 ですので こすり傾向の強い方は
 同じ番手でも やや短めの方が良かったりもしますし、
 長さやロフトの関係から 3番よりも5番の方が飛んだりするので
 ロフトのキツイ、長いモノは 避けるような選択を
 お薦めしています。

411BK-5

 逆に ユーティリティは得意なクラブ に
 なり易いので パワーが無くなって来て
 アイアンのロフトの立ったモノは辞めて
 大きな番手のユーティリティ #5.6.7.あたりを
 薦めています。 」

受講生「アイアンはどうなんでしょう❓」

店長「最近よくある 飛び系のアイアン、
 ロフトが非常に立っている訳ですが、
 ロフトが立っているというコトは 当然、
 重心位置など 上がり易い構造になっている訳です。
 
 重心が低い
 重心が深い
 が 上がり易いを引き出す訳ですが、
 それは すべて ソールの大きさ、重さに掛かっています。
 ソコを重くするには ソールを大きくするか、重くするか、
 その どちらか しかなく、
 そうなると 地面に干渉、ソールが尻もち と絡んで
 上手く行かないケース、ミスになってしまうケースが増え、
 結果として 「合わない」 と言う場合も少なくないかと思います。

 ウエッジも含め、アイアンの場合、
 トップ、ダフリのヘッドの縦方向のミス、
 ショート、オーバーなどの距離の縦方向のミス、
 このミスがアマチュアの スコアメイクには一番痛い部分、
 方向や曲がりよりも スコアに響きます。

 重心が深い、重心が低い、そしてモーメントが大きい
 というのは こすり打ちの人にとっては
 「振り難い」クラブになり易い、
 ダウンスイング中、変な重さがかかり易いですから
 ミスになり易く、そのミスもかなりバラつき易い、
 ですので 意外にも マッスルバックのように
 重心が短い、浅い、重さの影響がスイングに少ない方が
 良かったりするんですね。
 あんまり 喜ばしいことじゃあないですけど…😢😢😢

 ま これも 飛び系のアイアン、箱形形状のキャビティアイアン
 に比べると 長さが短い も要因の一つだったりします。」

店長「そして こすり打ち が 一番顕著に表れる のが
 ウエッジです。
 フェアウェイウッドと同じで
 ソールの大きい、幅の広い、
 バンスの効いたウエッジは苦手になり易い、
 よく言われる ローバンスの 薄ぺったい バンス角度の無い
 ウエッジで無いと 地面との干渉 ダフリ、トップのミスが
 かなり頻度高く出ちゃいます。
 それは それで 好みの部分もあるので 良い悪いじゃあないですが、
 バンス角度が無いモノは
 同じ表示ロフトであったとしても バンス角度のあるモノより
 飛距離が出ません。ラフなんかにも弱い。

IMG_1399

 ピッチングウエッジが 110ヤード なのに
 サンドウエッジが 50ヤードしか飛ばない
 みたいなコトになったりします。
 こすり打ちの方はアプローチショットの距離調整を苦手
 としていますので コースで一番頻度よく出てくる
 50~100ヤードの間が 一本しかなかったり するのです。
 こすり打ち自体を改善しないのなら
 ピッチング~サンドウエッジの間を充実させるべき
  だと思うんですが、
 バンスが張っているモノが苦手だったりするので
 😢ロブウエッジを持っちゃったりする…んですよね。
 ブラックジョークみたいなモノ なんですけど…。

 コト ウエッジショット、アプローチにおいては
 意図的に こすって打ちたい場面も
 ない訳では無いですけど、
 他のクラブと比較しても こすらないで打つ、
 つかまえて打てるか、打てないか の差は大きいです。
 アプローチショットは バンスを利用出来る のと
 バンスを嫌う のでは 雲泥の差 です。

 つかまえて打つコトを理解する と
 こするショットというのが 他に選択の余地が無い場面での
 イチがバチか のショットというのが
 実感できると思います。
 その イチかバチかのショットを 自分の常用の
 アプローチにしていると スコアは限界あると思います。」

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パッティングはトップブレードで

2022年10月26日 17時40分28秒 | ゴルフ

ピン型『デール9』をデザインするにあたり
一般的な クランクネックよりも
テークバックの動かし易さ、引き易さ、
構えた時のすっきりした感じ、を考え
スラントネックを採用しました。

IMG_1364



ピン型『デール9』、L型ブリストルパター双方ですが、
一般的なパターヘッド重量の 1.6倍~1.7倍あります
ルールに抵触していない、そのインチキ加減は
 ヘッド重量とシャフトの柔らかさによる
 ボールの伸び~ボールの転がり です。

ヘッド重量とシャフトの柔らかさ が無いと
 生み出すコトの難しい 独特の ボールの転がりを持っています。


小さな・ゆっくりしたストロークでも
ボールには良い転がりが入り易く
意外かも知れませんが、下りや速いグリーンに
大きく効果を発揮します。

パッティングの最優先事項は
自分の思っている距離、望んでいる距離を打つコト
です。

それを実現するには、パッティングだけに限らず
ショットも同じですが
逆球が出ないようなストローク・ショットをすることです。

パッティングもショットもミスは出ます。
ミスが出るからこそ 逆球が出ないようにしておく必要が
あります。


一般的に逆球 というと
左右方向の 右/左
ボールの曲がりの スライス/フック
思われがちですが
パッティングストローク・ショットともに
最優先事項の 逆球は
上がり過程 で打つか
下がり過程 で打つか 
です。


逆球の球筋を相互の比較論で言うと
上がり過程 でボールを打つと
打ち出しは高めになり スピンは少なくなり
下がり過程 でボールを打つと
打ち出しは低めになり スピンは多くなります。

この二つは全く別な球筋。
ゴルフクラブは空中にあるドライバーを除き
全てのクラブで 下がり過程でボールを打つコトを基準に
設計・意図されています。

ショットで言うと 手にしている番手・クラブ の
出るべく球とは全く異なる 違う番手での球筋になります。

パターの場合でも
上がり際で打つと
 リーディングエッジがボールに当たることになり
トップボールと同じ球になる可能性も高く
トップボールは全ショットの中で最大のスピンが入りますので
ブレーキがかかり易くなります。
L型ブリストルパター_Moment(3)L型ブリストルパター_Moment(4)L型ブリストルパター_Moment






硬質なインパクト音がして
ボールの伸びがなく、カップ際でブレーキがかかるのは
こんな理由があるのです。

振り子で振らないと飛ばない 市販のパターをお使いの方には

申し訳ないですが、それではパター苦手から脱せマセン。

ヘッド重量のしっかりした
ピン型デール9、L型ブリストルパターをより活かしていくには
イメージと言うか 視覚的に
トップブレードでボールを打ってしまう
そんな感じで使うと
 上がり際で打つコトをかなり抑制出来ます。

IMG_1366


手前味噌ではありますが、魔法のような転がりを
実現するには 是非やってみてください。

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「シャフトの戻りが遅い気がする」

2022年10月24日 20時52分47秒 | ゴルフ

「△△社の◌◌シャフトのS に換えた
 SRは…シャフトの戻りが遅い気がする…。」

(インパクト、そしてそれ以降 無視出来ない違い_Moment


シャフトが速いとか、遅いとか、戻りとか、戻らないとか
これまた、良く聞く言葉ですよね 😜
ネット上(SNS)では挨拶と化している程に…。

ゴルフクラブをどう使おうが、何を選ぼうが
その方、その方の自由ですし、
その選択の自由さ がゴルフの楽しみの一つ ではあるので、
ご本人に意見をするつもりは全くありませんが、
ゴルフクラブの基本性能を利用する、と言う観点においては
 正直、あまり芳しい状態ではありません。


単に言葉であるのですが、
日本古来の言葉でいうと「言霊」であって
そのイメージが その方のゴルフスイングを表している と
言えるでしょう。

✋シャフトの戻りが遅い
コレ まず 比較対象がある というコトですよね❓
シャフトって グリップ(バット)とヘッド(ティップ)で構成されるので
ニュアンスからすると グリップに対して、ヘッドが遅い・・・
そういうことになります。

本来、ゴルフスイングは
グリップ、打ち手との連結部を動かした分「だけ」
ヘッドが動く、移動する ので
その動きが 向きを変える~回転 で実行されます故に
その外周に当たる ヘッド部の方がたくさん動いて「見える」
角度としての運動は同じ であるモノ です。

動いているのは自分で クラブ自身は動いていません_Moment(2)


✋シャフトの戻りが遅い →ヘッドが返ってこない
ということは 自発的に ヘッドの方をたくさん動かしている
というコトで 行き(テークアウェイ)であっても
帰り(ダウンスイング)であっても
ヘッドの方が 「角度運動」としてたくさん移動している には
体を止めて 手作業で行わなくてはならなくなります。
 物理法則なので、これに例外はありません。

ヘッドの方を 角度運動として たくさん動かすと
打撃部のゴルフヘッドは 角度の集合体 なので
上下の上がりや方向、ボールに加える上下左右のスピン が
毎回、同じように当たる確率は 格段に下がります。

✋シャフトの戻りが遅い
というコトは 遅れたヘッドを基準値になるグリップに対し、
戻してくる というコトですから
スイング用語である ハンドファーストにしない
ヘッドファーストにしようとしている
  と言うニュアンスが含まれています。

ハンドファースト は グリップ部分を前に出すコト ではなく
ヘッドの『遅れ』によって
 上から入射してくる分、シャフトが前に倒れる「事象」を指す訳ですが、
ハナから ヘッドの重さ~シャフトのしなりを利用しない
 と言っているのと同じです。

✋シャフトの戻りが遅い
Ⓢシャフトでは柔らかい…ってことでしょうか
じゃあ Ⓧにするのですか…
それって 戻りが遅い が 速い に変わるのではなく
手で ヘッドをたくさん動かしても そのズレ幅が少なくなる
手で ヘッドを余計に動かしても お釣りが来ない
戻す量が減るだけ だけであって…
戻りの遅い、速い とは違うと思いますけど…。
私には 単に 速く先端(ヘッド)を自分で振りたい、
振り回したい、シャフトがしなると その振りまわす分、作業が多くなる、
戻す時間 グリップも体も止めて置けない よりも
しなり幅が大きいと 振り回し切れない と言っているように聞こえます。


👉2021-05-19_23-05-25_Moment理想論 ではありますけれど、
 ヘッドの重さ、シャフトのしなりによって
 先に進むように誘発された グリップが
 ドンドン先に行き、ヘッドの遅れがロフトの立ちになり
 ✋ヘッドが上から入る分=ロフトが立つ
 インパクトを迎える のと2021-05-19_23-05-25_Moment(3)
 ヘッドの遅れを取り戻す分、グリップがどこかで待っている
 その分 ロフトが増え易いインパクト、
 どっちが 早い時期にインパクトが来ると思います❓

✋ボールを上から打つ
 ハンドファースト
 ロフトを立てる
 体重移動
 と 多くの部分で矛盾するのではないですか❓
 その整合性って、一生解決しないんじゃないです❓

 🤒大丈夫ですか❓

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〇アプローチはショットの原盤

2022年10月24日 18時36分48秒 | ゴルフ

〇アプローチはショットの原盤

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〈投稿〉試打クラブ SYB EG-05 と デール9

2022年10月23日 17時05分23秒 | ゴルフ

先日はお店に長居させて頂き
 有難うございました_(._.)_  😊😊

あのあと無事、帰宅することができました🚙🚙

 

お借りしましたクラブを持ってホームコースを

2ラウンドほどしてきましたので感想のほどを…

 

 

まずラウンド前に デール9 を持ってパター練習。

どんな感じだろうとドキドキしながらいつも通り打ちました

はい、大オーバー、2メートルくらい大オーバー…


やばいです。
かなりゆっくりそっと押してあげないと、飛びすぎ?ます。

なんといいますか、減速しないんですよね…


これ届くの?っていう感じで打って丁度良い感じです。


あとショートパットに強いとお聞きしてましたので、
1メートル前後のパットをやってみました。


入ります。何も考えずに、とりあえず打てば入ります(笑)


しかも、ボールの感触が無いので、
なんとも不思議な感じでカップに吸い込まれます…


アマチュアにとって、
この距離がほぼ入るというのは
かなりのアドバンテージになりますね。


やはりスラントネックの恩恵があるのか構えやすいです。


他のクラブと同じように構えることが出来るといいますか、
自然とそうなるように設計されているのかなと感じました。

 

そして更に ドキドキ😵😵ドライバー の時間がやってきました。

練習もせずにいきなり行きましたので
 ボール位置とティーアップに最初は慣れず、恐る恐る打ちました


怖かったですが…なんとか前に進む当たりがでました。


ぼわーんとちょっと高めの弾道でしたが、
 うーん、落ちてこないな…まだかな…

うおっ、いきなり230のフラッグオーバー。

なんぞこれ??


以前のだと良い当たりで
 やっと210~220だったのに…

さすがに、お店で打たせていただいたような一発は
 まだまだ出せませんでしたが、250は何発かいけました。


明らかに、前とセカンドで持つクラブが全然違う…


うれしいうれしい、ホクホクホクホク( ^^)


たまにドミスショットも出ましたが、
 そこはアマチュアなのでご愛敬ということで…


棒球っぽい滞空時間の長い、
 落ちてからもポンポンと前に転がる、
  インチキ?ドライバーとでも言いましょうか(笑)


あと、なぜか曲がらない?曲がりにくい印象をお受けしました。

 

✋デール9が欲しいと訪問したのに、
 なぜかドライバーを注文して帰るという珍事が起きましたが(笑)

お店とコース、共に非常に良い時間を
 過ごさせてもらう事ができました。ありがとうございます( ^^)

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