『見た通りにすると出来ない』からだの回転と腕・クラブの同期
https://youtu.be/yGfdUFRuDQI
『見た通りにすると出来ない』からだの回転と腕・クラブの同期
https://youtu.be/yGfdUFRuDQI
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)
質問「ドライバー、ウッド系の殆どメーカー、機種が
ネックの調整できる いわゆる『カチャカチャ』タイプに
なって来ていますね。」
店長「それはそれで 上手に使いこなせば
面白いオモチャではあるのですが、
それと並行して 中古クラブ市場のかなり盛り上がっているので
結構、滅茶苦茶なコトが横行していますね。」
質問「どんな ですか❓」
店長「ネックの調整出来るものは
シャフトの先端に スリーブという金具が付き、
ヘッドに差し込む角度や回転を変えて
そのスリーブを差し入れ、固定するんですね。
ですので 同じ機種のウッド、ドライバーじゃない ウッド、
3番ウッドのシャフトもスリーブ付きであれば
ドライバーに差し込むことが可能です。」
質問「えええ それ短くないですか❓」
店長「はい。今では ドライバーの平均的な長さは 46インチ
3番ウッドだと 43インチ強ですので 3インチ短くなります。」
質問「それで 使えるんです❓」
店長「ボールは打てます。
でも まず 3インチの分のヘッド重量は軽くなります。
重さにすると 20~25gです。
スイングウエイト表記ですと D-1のモノが B台になる可能性も…。」
質問「大丈夫なんです❓」
店長「強烈に軽くなりますから
振り回す人には 負荷が少なく振り易く感じるかも知れません。
が しばらく使うと 色々弊害は出るでしょうね。」
質問「ですよね。」
店長「まず 衝撃がデカくなります。
重さって 衝撃を喰う と言うか
動き始めると 重いモノほどモーメントが強くなるので
ボールに当たった時の減速が少なくなりますが、
軽くすると ボールに当たった時に減速が激しく、
それは 場合によっては 痛みになる可能性も。。。
また ロフト的に 10度として、
それを 43インチで使うとなると
入射角度が発生してしまうので 打ち出しが取れません。
ボールの高さを確保するには 軌道を変えなくてはなりません。
ま このケースは殆ど 途中で辞めるんじゃないですかね。
スリーブが付くタイプのモノ、その中古 であると
クラブとして売られていても ヘッドだけ、シャフトだけ、
を目的として購入される方も多いと思います。
それはそれで 面白い楽しみ方 だと思いますが、
失敗するケースも多いと思いますね。」
質問「ありそう・・・。」
店長「重心距離とか慣性モーメントとか 無視して
ヘッドを機種名だけ、ブランド名だけ で 追いかけると
失敗する率は高いと思います。
スリーブを利用して 簡単にシャフトを替える、
そもそも シャフトを替えるコトに積極的なゴルファーは
総じて 硬いシャフトを好みます。
人気があるから、と言って 重心距離の長いモノや
慣性モーメントの数値の大きなモノ は
あまり硬いシャフトとの相性が良くありません。
ソコに 硬いシャフトを挿しても あまり良い結果は出難い
と思いますし、
現代のヘッドは どれも かなりロースピン、
スピン抑制の強いタイプが多いですから
重心距離の短いモノやモーメントの低いモノも
硬すぎるシャフトでは ボールが浮かない とか、
浮力が持続できないになり易いので 注意が必要です。
あっちに付いてるシャフトをこっちに挿して とか
そういうご依頼がものすごく増えてますねー。
2本のシャフトの硬さが 全然違う、
良い感じなのは 柔らかい方なのに、
知名度、人気を優先して
あまり上手く行っていない硬い方を採用…
なんて言うのは ホント、日常茶飯事の作業です。
✋✋一応、アドバイスはしますけどね…。」
【投稿/記事】
多くのゴルファーがそうなのかも知れませんが、
私もご多分に漏れず、パターに迷ってきました。
あっちへ行ってこれ買ったり、こっちへ行ってあれ買ったり、
一旦は最近流行りのマレット型に落ち着いた(筈)だったのですが、
どうしてもテークバックの引き難さでモヤモヤしておりました。
そこで知ったのが貴社の【デール9】です。
形状は割とオーソドックスなピン型。
スラントネックとは如何様な物かと思っていましたが、
ピンの通常のネック(クランクネックと呼ぶのですね)と比べると
よりスッキリして構えやすいように思えます。
【初ラウンド】
家のマット、近所の練習場の人工芝でも
何回か練習・テストはしましたが、
実際の天然芝の上でやると
よりそのボールの転がり、ボールの伸びは際立つ感じ。
"ボールが滑って行く" は言い得て妙かも知れない。
なんとも言えない、今までに体験したことのない
ボールの速度、速い訳でも遅い訳でもなく、
定速な、ボールの速度変化の少ない感じが不思議。
その日はショットが悪かったこともあり、
パット総数とすると いつもとあまり変化はありませんでしたが、
グリーン周りの寄せに強い味方であることを発見。
【数ラウンド経過】
距離感は掴んだ気がします。
ボールの滑りに慣れると気持ち良いパッティングが可能。
投入前は下りや速いグリーンが怖い?と思っていましたが、
下りや速いグリーンなどまったく苦になりません。
その場で打ち比べてはいませんが、
実感として以前のパター達に比べ、曲がりが薄く、
より直線的な狙いで無いと抜けてしまう感想です。
余程、曲がりや傾斜が無い限りのミドルレンヂであれば
常時カップの中を狙って良いかも知れません。
ショートパットの精度はかなり良いと思います。
苦手なパッティングが楽しくなりました。
【困ったコト】
ホームコースは置きクラブでプレーしているのですが、
その置きパター(スパイダー)のテークバックが取れなくなってしまった、
特に下りのラインで初動が取れない、
テークバックの引き始めが始められない、始まらない、
マレット形状で、しかもヘッドが軽いと
外にあがって、ループを描いてしまうのが気になって仕方ありません。
ボールが飛ばないのも有りますが、距離が合わないというか
パッティングのリズム感が迷いの沼に入り
散々な目にあいました。二本目❓と悩んでいます。
Mさん「では 飛距離、に関してはクラブ全般ですが、
ドライバーがスライスが強くなったのは
アイアンの硬さ、というか アイアンの硬さとの
ギャップが始まり、というコトなんですね。」
店長「はい。概ねではありますが、その通りです。
中断、復帰、クラブを新調 と言う場合だけでなく
買い替え を誘導する訳ではありませんが、
あまりに長く 同じクラブ、同じスペックを
使っても そういう症状が表れたりします。」
Mさん「クラブ選び って難しいですね。」
店長「まぁ ソコが難しさ でもあり、
楽しさ でもあると思います。
例外がない訳ではありませんが、
基本、『シャフトが硬い」、『硬くなってくる』と
ボールは㊥、右打ちの人であれば右にズレてきます。
ドライバーとの 互換性が薄れる、無くなる 位置差に
なれば 当然、別の、二つのスイングなり、
タイミングが必要になって来ます。」
Mさん「理屈では ドライバーとアイアン、
両方、同じスイングが良いのは判るのですが、
練習をすればするほど、別々のタイミングとか
どちらかに トップで間を作るとか、
打つためのノウハウみたいのが必要になってきてしまいます。」
店長「 硬いシャフトであれば トップで一呼吸おいて
左リードで 上半身やクラブを遅らせる必要がありますが、
それがアイアンで、
それに比べ かなり柔らかいドライバーを
それと同じように打っては スライス になったり、しますから
自分で望む 動作・作法としてのスイングの動き よりも
クラブ、クラブのスペックの方が
スイングを造る土台になってしまうのです。
タイミング 程度の違いで済んでいる内に
クラブを買い替える、
リシャフトでシャフトの硬さを落とせば
自体はそう深刻になりませんが、
引き続き使い続け
硬い が故に ボールの位置が中にズレて来て
アドレス、ターゲットに対する自分の方向感覚、
右向きのズレ なんかが出てきてしまい、
ドライバーがスライスとか、
アイアンの引っ掛かり、
飛距離の減退、
原因がわかっていないトコロ、
スイングが悪いんだ✋✋ スイング改造✊✊
なんて余計なことをしてしまう。。。
良くあるパターンなんだと思います。」
Mさん「必要のないスイング改造 になってしまうのですね。」
店長「原因が別なトコロにある、
アドレス自体、アドレスの感覚がネジれているのに
そのねじれは放置して 別な何かの動作を加える、
悩みはもっと深くなって行きますよね、どうしても。」
Mさん「ドライバーの悩み が
ドライバーソノモノ にあるのではなく
ドライバーを使う環境 の方に問題がある
と思いつく人は多くないでしょうね。」
店長「シャフトが硬い、キツイ、実は辛い は
✋ボールの位置が中に入ってくる
✋クローズスタンスが強くなってくる
(左足のつま先の閉じが強くなってくる)
✋グリップの左右の離れ、緩みとも言いますが
ここらへんにも その兆候は出てきますので
覚えて置いた方が良いと思います。
クラブを売る立場の人間が言うコト ではないですが、
そのタイミングが出たら クラブを買い替える、
シャフトの硬さを落とす 方が
其の儘使い続けるよりも いろいろと安く済みますよ。
からだの故障は高くつきますから。」
ゴルフクラブ について
それほど 深刻な部分 ではありませんが、
知られていない部分で
ウッド用のシャフト と アイアン用のシャフト は
ヘッドに挿入される先端部 の 太さ が異なります。
主に、ですが、ウッド用は 8.5mm径
アイアン用は スチールは 9.0~9.3mm、グラファイト用は9.4mm
というのが 主流です。
その太さ の始まり というのが
実は 非常に曖昧なモノで
各径の太さ、そして ウッドとアイアンの径の違い に
明確な理由ははっきり言って ない✋ のです。
個人的には 共通にしてしまった方が
良いような気がしてなりませんが、
廉価な価格でないと 動かない(売れない)アイアンの
先端径を細くする は コストが上がるが確実 ですので
もし 統一される としたら ウッドが太くなるのでしょうね。
ハミングバードでは 一般的なウッドに装着されるグラファイト
とアイアンに装着される軽量スチール では
かなり 硬さ の違いが、ギャップと呼べるほどの差があります、
と 言っていますが、
実は ウッドとアイアンにはそれ以外の かなり大きなギャップ
が存在しています。
一般的なデータを上げてみましょう。
左から 番手 長さ ヘッド重量 シャフトの硬さ です。
① 45.0 190g 230cpm
➂ 43.0 210g 235cpm
➄ 42.5 215g 238cpm
⑦ 42.0 220g 241cpm
⑨ 41.5 225g 244cpm
⑪ 41.0 230g 247cpm
⓭ 40.5 235g 250cpm
⓯ 40.0 240g 253cpm
⓱ 39.5 245g 256cpm
⓳ 39.0 250g 259cpm
上の数値は 主に ごく標準的なウッドの構成で
長さ に応じて ヘッド重量が増え
市販のセットではあり得ない(バラついています)ですが、
その長さに応じて シャフトの数値が上がっていきます。
✋こんなに規則性を持って 変化するウッドセットは
まず お目にかかることはできませんが…✋
通常、存在しませんが、仮にその延長線上で
⑬番、⑮番、⑰番。。。のウッドを想定してみると
アイアンで言うと 3番アイアンの長さに相当する
⑲番ウッドのヘッド重量は 250g になります。
一見、重さ とすると ウッドらしくない かも知れませんが、
長さ相当なモノで シャフトの硬さが流れて(揃って)いれば
ドライバーと 似た感じ、似た重さ、似た振り感 になります。
そのまま 仮想のウッドを続けていくと
㉑ 38.5 255g 262cpm
㉓ 38.0 260g 265cpm です。
㉓番ウッドと同じ長さ が 市販の5番アイアン になるのですが
一般的な 5番アイアンは
❺ 38.0 240g 290cpm
ウッドの流れから考えると 20gもヘッドが軽いうえに
シャフトの硬さ も 25cpm も硬いのです。
✋✋✋ウッドの流れ…に比べると
硬いシャフトの方に 軽いヘッドが装着されている状態 ですので
当然・・・使い難いか、違和感を感じる筈…
〇アイアンヘッドの方が 重心距離も短く、
重心も浅いので 同じヘッド重量であっても
軽く感じ易い のですが。。。平気なんですかね…。
もう今や 絶滅しつつある
グラファイトシャフト装着『専用』のアイアン ですが、
昔気質の良心的な製作者 であれば 5番アイアンは
❺ 38.0 260g 280cpm だったりします。
が・・・・・・今や コスト削減の為、
スチール用のヘッドもグラファイト用のヘッドも共通
…数が出るのは スチール用ですので…グラファイト専用ヘッドは絶滅寸前
になってしまっていますから
お目にかかることは大変少ないです。
店長「私も ツイッターやフェイスブック、インスタグラム で
ゴルフやゴルフスイングに関する集まりの中にいて
皆さんの投稿やコメントを読むのですが、
なんと言えば良いのか
〇そのアドバイスは 間違ってはいないんだけれど
結果 を修正する過程において 手で振る道に進む…
を毎日、飽きるほど見るコトが出来ます。」
TSさん「👉スライスに悩んでいます😵 動画付き
△「外から入っています」
△「開いています」 って奴ですね。」
店長「そです。
なまじ 物理現象の結果論としては 間違ってない のが困ります。
でも 外から入ってくる 開いている を治すには
👉手振りに行くしかない 手打ちにするしかない
軌道を変えると 違うヘッド姿勢になって
ヘッド姿勢を変えると 軌道が変わってしまう
そこには 答えは無く、無限地獄 があるだけ です。
本来であれば ヘッドの描く道、軌道、移動ソノモノは
カラダの向き次第 なんですが、
【スライスに悩んでます…外から……開いて……】
もうこの会話 始まった時点で
✋クラブの移動とからだの回転は分離したモノ、
😵移動中のヘッド姿勢を変えるコトが前提
になっちゃう訳ですよ。
多くの場合 なんですが、
ヘッド姿勢やヘッド軌道、クラブの動き、移動 を
考えた場合、ヘッドやクラブ それに近い部位
で対応したくなるモノです。
クラブから遠いトコロ、 例えば 脚とか、お尻、
そんな部位で治そう って気にはなり難いモノでしょう。
理想的には
動作中 ヘッド姿勢を変えられないスイング、
いつも一定になるようなクラブ扱い、
ミスはある としても
アドレスした時点で 出る球が 概ね決まる のが
理想とする ゴルフスイング なんじゃないですかね。」
TSさん「多くの場合は 動かし始めてから より動かす、、、
そりゃ 打ってみなきゃ わからん になりますよね。」
店長「ミスは付きモノ だとしても
動かして最中に 更に動かしたら そうなって 然るべし
だと思うんですけどね。
治そうとすればするほど 迷路 に入ります。
ヘッドは動かさない、
クラブは動かさない、
動くのはそれを持った自分だけ、
と言う発想だから 治せるんじゃないでしょうか❓
スイング改造 って言葉が なんだか魅力的 ってのは
分からない訳では無いんですが、
理論ではなく 理屈、メカニズムを抑えないと
空気を掴んでいるようなコトになると思います。」
ドライバーやアイアンのヘッドなどの
比較や指標となる言葉で 「慣性モーメント」と言う言葉
がありますが、これは何か と言うと
基本的には 「重さ」 を表します。
軽自動車とダンプカー
小石と月では その「慣性モーメント」が異なり
慣性モーメントの大きな ダンプカーや月 は
外的な圧力/影響を受けた時、
慣性モーメントの小さな 軽自動車や小石 よりも
変化が少なくなります。
それを数値で表すと 3000とか4000g/㎝ になります。
ゴルフクラブで言うと 慣性モーメントの大きなモノは
姿勢、だけでなく
運動そのものも持続しようとするチカラ が強く
ちょっと 不謹慎ですが、
同じ速度 時速50キロで
止まっている軽自動車にダンプがぶつかるのと
止まっているダンプに軽自動車がぶつかるのでは
様子が異なるのは 想像が難しくないと思います。
一般的なの パターヘッド重量は 310~320g(34インチ)
👉L型ブリストル で 470g (1.6倍)
👉ピン型デール9 で 520g (1.7倍) です。
慣性モーメントもそれに相応するモノと考えられます。
昨今、少しづつ…ではありますが、市販品のパターヘッドも
重くなる傾向が強くなっています。
異形の大型マレットは 慣性モーメントを上げるのが目的です。
ヘッドが重くなれば ヘッドスピードが緩め であっても
同じ距離が打ち易くなり、小さなストローク、
遅めのストロークで済みますから 方向だけでなく
距離も安定し易くなります。
➁ロフトの立ち を生み出す 高重心
一般的なパターの重心は 13mm です。
ブリストル、デール9共に 17mm あります。
シャフトの柔らかいコトもありますが、
それによって 自然なハンドファーストを作り出し(促し)ますので
立ったロフトでインパクトがし易くなります。
ヘッド重量もありますが、
パッティングでボールが潰せるインパクトが可能です。
その音も独特かな…。
ボールの滑り出しも良く、傾斜や芝目の影響も少ないので
よりストレートなラインで狙うことが可能になります。
ヘッド重量が強烈に重いので
速いグリーンや下りのラインに不安を抱く方も居るかと思いますが
実際には その逆で(言葉では伝わりませんが…)
速いグリーンや下りで怖いのは スピード感 です。
ゆっくり、ゆったり転がっても ちゃんと届く
その強みは 使ってみないと 分からないですよね~。
➂非常にソフトな独特の打感、転がり と 独特の音
ヘッド重量の重さ(慣性モーメントの高さ) と
シャフトの柔らかさ、重心の高さ によって
緩めに打っても ゆったり転がって 届く、
転がる というより 滑るに近いかも知れません、
そういうパターです。
打撃方法が変わってくる のもありますが、
弾く感じでは打たなくなるでしょう。
押すまで行かない感じ、ソッと押す感じ に近いです。
ボールとの慣性モーメント(質量)の違いもありますが、
軟鉄の中でも よりソフトなS15Cの
厚みのあるフェースの打感は非常にソフトに感じるでしょう。
また、長いネックがかなり打撃の衝撃を吸収するので
よりソフト感は強まるコトでしょう。
長め距離のパットになると
通常のパターでは体感することのできない
ボールのつぶれ を感じることが可能です。
その打音は独特✋
使えば 使うほど 楽しめるパター です
店長「自分だけの その秘技を極めるのも ゴルフスイング の
ひとつ ではありますし、それで楽しくゴルフをしている人も
たくさん居ますので、他人が否定する事ではありませんが、
教科書に載せるにはちょっと・・・・と言う感じです。
それを 総称して 手打ち/手振り と呼んでいます。
一方、クラブはトップの状態でロック
あとは カラダの向きを変えるだけ
であれば、ロックする時のクラブの状態
を変えて置けば、動作中の変化は少ないので
軌道には影響が出にくい、 ですので
弾道を変える、治すことが可能なのです。
だから からだの回転でクラブは動かしましょう✋
と推奨しているのです。」
TSさん「あああああああ なるほど、なるほど、
やっと分かってきました。
手打ちで無い方が良いのは分かるんですが、
そのポイントが掴めていないと 出た球に応じて
ダウンスイングやインパクト付近で ヘッド姿勢変更や
スイング軌道変更をしてします ので
👉肝心なトコロが手打ち になる。」
店長「そうですね😊
手打ち/手振り の場合、
ヘッドの姿勢変更をすると 軌道も同時に、
軌道変更をしようとすると ヘッド姿勢も同時に変化してしまいます。
また、その変化の具合は 重心位置などにも左右され易い。
というコトで その具合がウッドとアイアンで異なる場合も多い。
ヘッド姿勢と軌道、二つのことが相互に影響し合うので
同じようなショットを続けにくくなるのです。」
TSさん「クラブの影響も大きいんですよね?」
店長「ですね。例えば 理想的な、正規な入れ方 では
ヘッド姿勢は固定、軌道自体が下向き、クラブ全体が低くなり、
インパクトを迎えるのですが、
硬いシャフトや軽いヘッドでは グリップが誘導され難いので
それでは届かない、
が故に、ヘッドを下に振る、これはヘッド姿勢を変える、
ロフトを増やすコトになりますので 軌道も変わります。
ヘッドを下に振ると、ヘッドを下に振っているのに
ヘッドを下に振っているが故に、軌道自体は上向きになりたがります。
カラダが上を向いちゃうんですね。
ですので ダフリ と トップ が 交互に出るような状態
になります。
ですから 多くは キツイ、オーバースペックなクラブから
始まっているんですが、
それが故に つかまり を見当違いな理屈で覚え込み、
その見当違いな理屈を 実行しようとしているのですから
治る方が珍しい、スイング改造成功する人は少ない⁈
というコトになるのです。
運動神経が無い、のでも、 練習不足でも なんでも無く、
理屈を超越した 秘技 の正解を探求しているのですから
そりゃ 成功度は高くなりません。」
TSさん「言葉は悪いですが アウトサイドインとか
開いている とかを意識している限りは
その先もダメなんだ というコトですか❓」
店長「絶対ではないですけど その通りです。
動き始めたら ヘッドの姿勢や軌道は変えない、
特にヘッド姿勢は 動いている最中にはダメです。
変えられますけど 正しくは変え難いですし
繰り返す為の目安が何もありません。
ものすごく感覚的な部分に依存している。
それを スイング「理論」とは呼ぶのはちょっと厳しい…ですね。
もし 今の弾道が好きでない、距離を伸ばしたい、
弾道を変えたい とするのであれば
クラブは早めに固定、トップで✋でしょうか、
あとは廻るだけ、
軌道を変えるのであれば 周り方を変える、
クラブ姿勢、ロックは同じ、
上げ方やトップでのクラブ姿勢、
動かしていない時のクラブ姿勢を変えるしか ありません。
多数の係数が同時に変化する方法はアマチュア向きで無く
職人芸、一発芸に近いですから トライしない方が良いかな、と。」
TSさん「私も今の今まで、ゴルフ歴の殆どを
つかまる=フック
つかまらない=スライス
理想的な弾道 ドロー=つかまっている
と思っていました。」
店長「ゴルフクラブはその機能を果たすと
左回転、つまり フック回転が入るので
理想的な弾道がドローなのは 👍👍👍です。
しかし、
つかまる は フェースを閉じるでも 開くでもなく
ロフト、入射の軌道との関係もありますが、
ロフトの造り方で決まる は 納得して頂けます❓」
TSさん「はい! まだ 出来ないのですが。。。」
店長「では 先に進めます。
『ボールの掴まりの原理』が 理解出来ていないと
スイングの改造 なんて
取り組んでも 効果が非常に薄い のです。」
店長「つかまる=フック つまらない=スライス
理屈を超越した理論なのですが、
大抵の場合、フェースの開閉 と 軌道論、
開いている、閉じている、
アウトサイドイン、インサイドアウト
そこに進むコトになるのですが、
これにも 大きな罠が待っています。
この罠は 生涯迷宮 です。」
TSさん「えええええええええええ。」
店長「同じことが
つかまえ=縦のフェース/ロフト にも言えます。
例えば…です。
今の使っているクラブをいじらず 変えない、
その対象になる クラブ番手 もそのまま、
その状態で
自分の理想の弾道にするには スピンが多過ぎる→
3500回転 なのを 2500回転 にしたい……とします。
ちょっと 頭が混乱するかもしれませんが…。
ロフトは 立てようとすると 実効果として
クラブが短くなるので
入ってくる入射がきつくなります。
故に ハンドファーストを強くしても
打ち出し角度は低くなる(変わる)可能性はありますが、
入射も変わってしまうので スピンが減るとは限りません。
インパクトロフト=スピン効果 を変えようとすると
同時に スイングの縦軌道も変わってしまいます。
フェースローテーションを多くしている人、
打撃=ヘッドの回転の人の場合、
軌道だけを変えようとしても
インパクトロフトやフェースの向きも変わってしまうので
答えを見つけられません。
ま…だから 硬い(使えない)シャフトを使って
ボールへの打撃効果を薄める…と言う手立てを取るのですが…。
クラブの横軌道の アウトサイドイン、インサイドアウト
にも同じことが言えるのですが、
スライス~アウトサイドイン~開いている の発想を
ドロー~インサイドアウト~閉じている にしようとして
ヘッドを閉じると 軌道も変わってしまいます。
理屈上は アウトに出すには フェースを開いた方が
アウトに出し易く、フェースは閉じようとすると
軌道はインに切り込み易くなります。
と…ここまでの話しがスイング改造として
ダメなスイングの治し方の典型例 なのです。」
TSさん「!!!!! なにが悪いのか 分かりません。」
店長「言葉で説明して分かって頂けるか、分かりませんが、
トップオブスイングから インパクトまで 平均して0.2秒、
ヘッドスピードは時速にすると 120㌔(成人男性)を越えます。
ヘッドの軌道、上下の入射角度 であって
左右のアウトサイドイン、インサイドアウト であっても
途中で ロフト、フェースの向き どちらであっても
変えようとすると 『必ず』軌道とヘッド姿勢は同時に動きます。
スライスだから、フックだから、
つかまりすぎでスピン不足もしくは過多、
つかまらな過ぎでスピン過多もしくは不足
であったとしても
軌道を固定して ヘッド姿勢を変える と言う発想ではなく
動いている中で ヘッド姿勢を変えようとしています。
もう コレにトライすること自体
手打ち 手振り への道まっしぐら なのです。
手打ち、手振り である限り、
ロフトであっても、フェース向きであっても
変更すると 軌道にも 大きく影響が出るので
改造にトライする前とは
違うゴールに行き着くコトになりますし、
その 0.2秒の 時速120キロ超 の ヘッドコントロールは
自分ですらままならないですし、誰にも、誰からも
教わるコトも 教えることも出来ない 秘技 なのです。
部活特訓並みの練習、練習頻度、
例え 体得したとしても、それを維持する為の
メインテナンス練習、頻度が必須になります。
普通のアマチュアにとって 良いゴールとは言えません。」
TSさん「助けて下さい。」
店長「どうしました❓」
TSさん「飛ばない、スライスする、安定しない、
スイングを治さなくてはいけない と思うんですけど。」
店長「そ、そうですか。。。
TSさんは遠方ですので 頻繁に来店出来ませんから、
自分で治していけるように
いつもの如し…ですが、
ちょっと長い座学になっちゃいますけど
聞いて貰えます?」
TSさん「お願いします。」
店長「スイングに悩んでいる人、治したいと思っている人
がいらっしゃった時、一番始めに質問するコトがあります。
✋6番アイアンとピッチングウエッジ
つかまり と言う点において どちらが優れていますか❓ です。
これは スイング理論ではなく、ショットの理屈 なのです。」
TSさん「どう答えるんです❓」
店長「弊社のブログを読まれている方は 答えを知っているので
除くことになりますが、一般的には ピッチングウエッジ です。」
TSさん「合ってない?…のでは❓」
店長「はい。誤りです。
すごく ざっくり言ってしまうと
つかまりとは ボールのつぶれ具合 を考えて良く、
入射角度に左右はされますが、ロフトの立ったクラブ
のほうが ボールはつぶれます。」
TSさん「ですよね。」
店長「スライスの多い人でも
ドライバーからウエッジまで フェースを見てみると
ロフトの立ったクラブには ディンプルの跡が見れて、
ロフトの寝たクラブは 縦にボールが逃げた後が多くなります。
コト つかまり のみ に関しては
ロフトの立っている6番アイアンの方が優れています が
6番アイアンは 平均的にはロフト角度30度以下 ですので
上がり易い とは言い難い、
上がらない方 ロフトを寝かして 打ってしまうので
つかまりが悪く感じるだけです。
つかまりが良い は 弾道が低くなりガチ、
いままで 当たらなかったものが 当たるようになって
球が強くなって 弾道が高くなる と言うケースはありますが、
基本、つかまり は 弾道、出球の低さ に比例します。
上げようとしなくても 大きなロフトのピッチングは
上がるので ヤサシイ ですが、実はつかまりは悪い。
なんでも つかまえれば良い と言う訳ではありませんが、
そのクラブの ロフトなりのつかまり を確保することは重要です。
ドライバーとパターを除く、地面からボールを打つクラブの
『やさしさ』の基本は ボールの上がり ですから。
つかまえる と言う意味が分からない、
つかまえる が何か分からない、 は困ります。
なんでも立てれば良い訳じゃないですが、ロフトを締めて打つ が
ショットの一つの目標、理想像 です。
つかまる イコール フック ではありません。
クラブの構造上、親和性は高いですが、
つかまる フック(左回転)もあれば、
つかまる スライス(右回転)もありますし、
つかまらない フックも、スライスもあります。
繰り返しますが、つかまると左回転、
つかまらないと右回転は 親和性が高いですが、
基本、全く別なモノ です。
入射してくる角度に影響を受けますが、
すごく単純に言えば
つかまえ は 縦のロフトの問題
フック・スライスなどの横のスピンは フェースの向きの横の問題、
フェースはその複合した立体ではありますが、
こと ショットの理論 ではなく、理屈を通して
クラブの扱いを考えるのには
ソコの 区分け はとても重要です。」
TSさん「本当に最近です。それが理解できたのは…。
それが理解出来ないと ナニをやっても効果が無い、大変薄い、
というコトは分かりました。」
店長「はい。間違いない です。」