そのクラブですぐに結果を変える というよりも
どの位か というと 使っている人の年齢や体力にもよりますが
多少の許容範囲はありますが、
それよりも中(右寄り)であれば危険信号です。
5年前に丁度良かったスペックというのは 5年分、
http://hbs.livedoor.blog/
コースでよく有るのではないか と思いますが、
打とうと思っていても なんかしっくりせず そのまま打つと
①この原因は大きく三つあって
自分が打ちたい方向や球筋に対し スタンスの向きが「正しくない」
しかし これは 多くの場合、 なんか しっくりこない と感じません
②その派生 になりますが、
これも何度も書いていますが スタンスの向きをボールの位置 体に対する
左右のボールの位置のズレは かなり 「しっくりこない」の原因になります。
同じようにボールを置いても 右を向いていれば
ボールは体に対し左にズレますし、
左を向いていれば ボールは中に、右にズレることになります。
これは しっくり来ません。
スタンスの狂い は かなり顕著にボールの位置のズレ
かなり激しくズレますから
このまま 打てば ほぼ間違いなくミスです。
特にコースでは傾斜も絡みますし、風景も絡みますから、
自分にとって 正しくスタンスを取れない、
取りにくい状況 というのが 何度となく訪れるモノです。
③そのスタンスのズレ は 風景や傾斜だけでなく
自分のアドレスの姿勢の狂いからも始まり その主原因はグリップの変化です。
特に疲労が出てくる 後半に置きやすいでしょう。
クラブを振っている状況
フォローを振っている状況では
左をがっちり握らなくてはならなくなります。
そうなると ㊧指で握っていた時と比べると 上半身・肩部分は 腰部分に比べると
やや左を向き始め
体の中で 腰と肩で左右の向き
そして 上下の向きが微妙に食い違い始めます。
スタンス(靴)の向きは 感覚的に 腰! よりも
肩周りの向きに影響を受けますので 本来のスタンスよりも
やや右を向いてしまい
その分、ボールは体にとって左にズレ 向きもしっくりこない、
ボールの位置もしっくりこない と言う状態が発生する訳です。
コースでは 改造中であっても
スイングのコトを意識するのはほぼ不可能に近いです。
普段の練習しているそのままを発揮するしかありません。
結果を気にするのであれば グリップ・スタンスの向き
これを良く良く注意 特にその推移、変化にご注意ください。
クラブヘッドのやさしさ ドライバーヘッドが顕著な例ですが
…現在はルール制限などのお陰でやや滞り気味です
それは かつて 大きさ で表されていました。
新製品として発売されたドライバーヘッドの体積で見ると
1995年 230cc
1998 263
2001 314
2004 388
2007 443
2010 455 とこんな具合です。
ウッドのヘッドだけではありませんが
ヘッドの大きさ というのは その大きさそのものが易しさを生むのではなく
大きいことによって重量が周辺に配分
俗に言う キャビティ効果 が高くなり 慣性モーメントが大きくなる ということなのです。
慣性モーメントが高い とはどういうことか というと
〇そのヘッドの姿勢が維持されやすく
〇そのヘッドの運動が維持されやすい ということです。
ですので ミスヒットしても ヘッドがその影響を受けにくく
ラフや砂などの影響も受けにくい ということです。
大きさ だけでなく 重さ というのも
ダイレクトに慣性モーメントが 左右します。
ヘッドの重いものは 大変ミスヒットに強く
深いラフからのショットや 多少ダフリ気味のフェアウェイバンカーからのショット などにも
その威力を大きく発揮します。
と同時に前述のとおり 慣性モーメントの大きなヘッド(重いヘッド)は
同じ姿勢 同じ運動 同じ方向への運動 に 適していますが
ヘッドを回転 ローテーション させるような使い方には適していません。
また 体の回転によって 斜めの弧を描くのには良いですが
手先を使って より縦の円弧にしてしまうような 動きにも適していないのです。
これも何度も書きますが
慣性モーメントの大きなクラブやヘッド
重たいヘッドのクラブを使った遠心力を作ろうとすれば
当然 慣性モーメントの小さなものより より大きな遠心力が作られます。
しかし 遠心力は主に ボールを打つのに邪魔になる力です。
…阻害する力と言っても過言ではない。
力 には必ず方向が付いて回ります。
ショットをするのに 一番重要な方向は まず ボールの飛ぶ方向 です。
打ち手の運動の方向も重要です。
その二つは基本類似した方向性を持っており
どの時期か にもよりますが
打ち手の運動方向を ボールの飛ぶ方向のエネルギーに することも十分可能です。
しかし ゴルフクラブで作る遠心力は 常時 外にはらもうとする力ですから
その力が ボールの飛ぶ方向と一致することは 打ち終わったかなり後の箇所のみです。
ボールを打ちに行く最中に出来る遠心力は
すべてブレーキとなるばかりでなく 人間の姿勢や運動の方向にまで影響を及ぼします。
重いヘッド、慣性モーメントの大きなクラブは
使い方によって 打ち手の味方になるか、敵になるか 真っ二つに分かれてしまう のでしょう。
「体の力を抜いて 楽に」
「力んじゃ駄目!」
練習場で一番耳にする言葉でしょうか
ミスショットした時に 「今のは力んだからなぁ~」 良く耳にしますよね
力む理由は簡単です。
力まなければならないから です。
力まないと ボールを打つことが出来ない そんな環境・状況が出来てしまっているからです。
それを 単に 力まないようにしても ボールを打つことが出来ませんし なんの解決策にもなりません。
力んでしまった その理由は
クラブが重くなってしまうから。。。
クラブが重くなってしまったから。。。
実験してみて下さい☆ クラブを左手一本で持ちます。
シャフトを垂直にして持つと クラブのカタログ上の重さ
でも ここに腕の重さも含まれています。
そのまま トゥ方向に倒し シャフトを地面と平行にすると
(腕とシャフトを一直線にすると)
ヘッドの重さ×長さ の分だけ重くなります。
同じシャフトを倒すのでも
シャフトを自分から向かって右に
フェースが上に向くように倒すと
更に 重さは増します。
重さにベクトルが加わってきます。
左手一本では持っているのが精いっぱいに なりつつありますし
体でバランスを取らないと その状態は維持出来なくなりつつあります。
その状態のまま 左腕をまっすぐ伸ばし 胸に付けてみます。
(仮面ライダーの変身のポーズです)
この状態が 静止時での 最大に重くなる状況です
これを ダウンスウィングの始動時 と考えましょう
自分はこれから 右⇒左 方向に 移動 運動~打撃します。
シャフトが垂直の状態と フェースが上を向き
シャフトが倒れ 左腕が左胸に張り付いている状態
この二つを比較すると その差は ん十キロの運動負荷の差になると思います。
どちらが 力みますか
後者の方で 力まずに ボールまで 辿り着くでしょうか。。。
力むこと そのものでなく
力まなければならない クラブの位置・姿勢を 解決するべきなのではないでしょうか
上手く打てた時。。。 なんの感触とか クラブの重さ感が 記憶に残らない。。。
そんな体験を 皆さんしていらっしゃいますよね