西日本や近畿、北日本など各地大雨予報が出ていますが
皆さまのところはいかがでしょうか?
被害が出ないように祈っています・・・!
ブッドレアは枝を広げながら花が次々に咲いています♪
この花は香りが良いのでいろんな蝶が来ていますよ~
今日のはツマグロヒョウモンですね!
さて、昨日は近くの麗澤大学であったバラの講習会に出かけてきました~♪
講師はDavid Austain社のテクニカル・スペシャリスト平岡誠氏
今回は主にイングリッシュローズ(ER)に関してのバラの夏剪定と秋バラの育て方について
なかなか良いお話が聞けました!
講習会のお話を庭に咲いているバラを見ながら聞いてくださいね~♪
ウィリアム・シェイクスピア2000 ER
今朝こんなに小さい5㎝ぐらいの花が咲きました
他にも蕾がかなり育っていますよ
横張性が強くて外に広がって咲く樹形です
夏剪定は何故するのかということから話は始まりました
それは秋バラの姿(樹形)を美しくするためであり
バラの株をいわゆるボーボーの状態にしないためだと
バラの花の咲く枝はお盆を過ぎて気温が下がり始めると伸びだすので
8月末から9月上旬に上の芽を切ることで芽が伸びやすくなり
それが20℃前後の気温になる10月半ばごろに咲くのです
それをせずにほっておくと上から芽が出て伸びてしまうので樹形が乱れてしまうのだそうです
ラ・プティット・ポワール FGローズ
このバラは夏でもポコポコとよく咲くって書いてあったのですが
ホントに良く咲いて暑さには強いのかもしれません
花は小さめですがきれいに咲いています
このバラはすっと立ち上がる木立性の樹形です
HTのように育てると良いのかしら?
蕾もかわいくスタンバイしていますよ
平岡氏が繰り返し話されたのはバラ育ては自分の意図(GOAL)と品種選びの2点セットということであり
どうするかという方法(WAY)ではないということ
つまり庭の中でどんな高さでどういう風に花が咲いてほしいのかということと
それに合う品種を選ぶことが大事だということです
イングリッシュローズ(ER)の樹形はシュラブなので
ハイブリッド・ティー(HT)の木立性の樹形とは違っていて
その姿を思い描いて剪定するのが良くそのバラ本来の美しさを出せるようです
足もとからこんもり咲くので剪定もドーム状にすると良いみたいです
つまり足元は短目に剪定するとそこから伸びて下の方で咲く
それが美しいイングリッシュローズの姿だとよく分かりました!
軽井沢レイクガーデンにはイングリッシュローズが多く
そんな風にこんもりと咲いていたなと思い出しました♪
フランシス・デュブルイ OR
これも蕾が良くつくのですが
花の形はこの暑さでは乱れて花弁も傷んでしまっています
横に枝を広げる姿に育つようです
ハイブリッドティー(HT)のバラはまっすぐ伸びて大きな花を上に咲かせる樹形であり
シュラブ樹形であるイングリッシュローズ(ER)は枝が広がってしなって花が咲き
HTよりも花数が2倍も多く咲くバラなのだそうです
それを生かした樹形にすると美しいんですね♪
なるほど自分の欲しい姿を頭に描いての剪定なんだとわかりました(*^_^*)
バターカップ ER
これはまさに暑さに負けた乱れた花になっています
秋バラにあのカップ咲きの色濃い花を待ち望んでいます
これは半つる性でかなりしなりながら花を枝の先に咲かせていますよ
さらに剪定する際はどの枝にもハサミを入れて
芽を出すのによーいドン!になるようにすると良いとの話もありました
今ある蕾は残して花を見てからでも良いが
それが咲くのは9月半ば頃でまだ花はきれいな姿でないので
自分なら切ってしまって秋バラを咲かせるとのこと!
どういう風にするのも自由なんですが
自分が庭のバラにどういう姿を期待しているのかがポイントのようですね~♪
チュチュ・モーヴ 仏・デルバールローズ
これも小さい花を咲かせました~!
でもあのふりふりの感じはありませんね
HTに近い木立性の樹形ですがまだ今一つ掴み兼ねています・・・
今年は良いシュートが出てるのでうれしいです~♪
講習会でお聞きした話を思い出しながら書いてみました
今年は庭の中でのバラの姿を思いながら剪定をしてみますね~^
狭い庭なのでなかなか思ってもそうできなかったりするのですが
少し近づけたらいいですよね~♪
次回は12月半ばに冬剪定のお話があるそうです
ついでにもってきて夏剪定のやり方を説明されたイングリッシュローズ4鉢の内
私たちの中で3鉢購入しました~♪
私ですか?
そうなんですよ、もう増やさないと決めていたのに
タグの写真に魅せられて1鉢買ってしまいました~(^^ゞ
秋バラが咲いたら見てくださいね~~♪
みんなで鉢を抱えて帰ってきましたよ~♪