台風の後16日から2泊で福島へのドライブ旅行に行ってきました
主人の姉夫婦が京都からやって来て4人での賑やかな旅で
お天気にも恵まれて楽しい日々でした~♪
福島は先日の台風でひどい災害があって出掛けるのも気になりましたが
常磐高速の法面に真新しいブルーシートが掛けてあったり
左車線を塞いでの工事が何カ所かであったのは先日の台風後の修理でしょうが
行った場所では台風の影響はなくて複雑な心境でしたがとりあえずホッとしました・・・
先ずは主人が以前から行きたいと言っていた高村光太郎の「智恵子抄」で有名な智恵子の実家へ
二本松市にあるそれは修復再建ですが当時の造り酒屋をそのまま残し
裕福な家の娘として育った智恵子がわかります
精神を病んで、東京には空はない、安達太良山の上に毎日出ている青い空が本当の空だと言った智恵子
喧騒の中の東京ではなく静かな故郷への望郷の念が強くあったのでしょう
そんな青空が広がるこの日でした!
実家近くの展望台へ車で登りました
遠くになだらかな安達太良山が見えて智恵子の故郷への恋しい気持ちが感じられました
安達太良山の中腹にある岳(だけ)温泉に泊まるのでそこへ寄ってから
車でロープウェイ乗り場のある奥岳(950m)を目指します
ロープウェイの山頂駅は薬師岳(標高1350m)にあって展望台まで徒歩5分
岩のゴロゴロする道でゆっくりと登ったのですが歩きづらく不安定な道でした
紅葉にはすこし早かったようですが
それでも色づいた木々も見られてなかなか素晴らしい風景でした
遠くに安達太良山が見えて絶景!
来て良かったなと思える風景でした~♪
夜は岳温泉でゆっくりと温泉につかって疲れを癒しました
なんとこの日は1万歩も歩いていました~!
翌日は裏磐梯高原に行く前に車で猪苗代湖へ
ここには野口英世の生家がそのまま残っています
学生時代に来た折には鄙びた風景の中に鄙びた家があったのですが
今では記念館も立派で辺りは家が建って写真にある猪苗代湖も田んぼも見えません
大きなコンクリートの建物が家を覆っています
古い木の家、守るためには仕方ないのかもしれませんが味気ないものですね
1歳半の時に手前にある籠から這って出て囲炉裏に落ちて左手を大やけどしたのは有名な話ですが
その囲炉裏は当時のままになっているそうです
家畜小屋と台所と部屋が1つの空間にある貧しい家で当時の暮らしがわかるようでした
裏磐梯高原へ着いたのは昼過ぎ
そのまま五色沼を見に行きました
入口には一番大きな毘沙門沼
磐梯山を背景に青空とともに素晴らしい景色!
ここへ来るのは学生時代、子供が小学生の時と今回で3回目
2回とも5つの沼を見ながら1時間半を歩いたのに全く覚えていなくて・・・
でも却って今回が新鮮だったかな?
全部歩いてみたい気もしたのですが道が大きな岩がいっぱいあるところもあって
30分ほど歩いても大きな毘沙門沼なので他へ行くのは諦めて戻りました
それに最近は熊が出るようで怖いかもと・・・
でも大勢が歩いているし日中はまず大丈夫のようです
美しい自然の中にいるとホントに気持ちもゆったりして最高でした
のんびりと歩いて磐梯山の景色を満喫しました
次の日は朝から曇り空でかなり寒さを感じます
ホテルが五色沼の反対側の入口に歩いて5分の絶好の場所で
そこからもう一度五色沼を途中まで歩くことにしました
柳沼からスタートして少し歩くと青沼が見えました
とってもきれいな神秘的な青い色にちょっと感激でした~♪
次のるり沼まで歩いてみました
すこし表情の違う沼を見て私たちはここから引き返すことにして元来たところへ
曇り空で磐梯山がほぼ見えないのが残念でした
そこからまた桧原湖に沿って車で15分ほど北へあがった絶景ポイントの中瀬沼へ
ここは人は誰もいずとっても静かな雰囲気
やはり熊に注意の立札が!
こんな道を大声でしゃべりながらちょっと緊張して歩くこと15分
展望台まで来たものの曇り空で濃い雲が次々と流れてきて
磐梯山は全く見えず・・・
この向こうの空に高くそびえて見えるはずの山を想像しながら写真を撮りました
山はなくても静かでなかなか素敵な場所でした!
前の日の青空の中であちこちから磐梯山を見ることができたのはラッキーでした~♪
最後に磐梯高原ホテルのラウンジから見る景色が素晴らしいとのことで行ってみました
美味しいケーキとコーヒーを楽しみながら
ホテルの庭と弥六沼
残念ながらここでも磐梯山は全く見えず
きっと壮大な景色だろうということは分かったので満足しました
この花車がとてもおしゃれで素敵なアクセサリ―でしたね
ホテルを出るとナナカマドが紅葉し始めていて赤い実がとってもきれいでした!
こんな自然の中を4人とも元気にこの日も7000歩は歩いて健康的な旅で
裏磐梯の自然をそのままに楽しめて最高の3日間でした
主人の姉夫婦も楽しかったようで良かったです!