Haruの庭の花日記 Haru's Garden Diary

日々咲く花達に庭で出会い、その優しさに心癒される日々です
花を眺めながらおしゃべりしています

紅葉を見に大津市の石山寺へ行きました

2024-12-13 | おでかけ

大阪淀屋橋のホテルに滞在したのですが

10日は紅葉を見に大津市の石山寺、そして京都へ出かけました

石山寺は昨秋ブロ友さんが行かれた記事を見て

是非とも機会を見てと思っていました

 

淀屋橋から新大阪へ出てそこからJR新快速で京都、大津を経て

石山駅まで一気に40分ほど、早くてびっくりでした

そこからバスで10分ほどだったかしら

石山寺の山門前で下車です

 

東大門(山門)

 

石山寺は紫式部と縁のあるお寺というぐらいのことしか知らず

行ってみて広大な敷地、それも珪灰石という石の山の上に

建てられたお寺だと知りました

それが石山寺の名前の由来だそうです

 

山道は紅葉に彩られとてもきれいですね

落葉した木々もあり少し遅めでしたがそれでも十分にきれいです♪

 

ほぼ落葉した小庭の敷き紅葉も色褪せて・・・

 

石山寺は天平19年(747)に聖武天皇の命で建立され

平安時代に火災に遭い再建されたとか、古いお寺です

広い高低差のある敷地にたくさんのお堂があります

 

参道を歩いていくと右側に

 

露出した珪灰石のゴツゴツした姿、その上に多宝塔が見えます

 

源頼朝の寄進の多宝塔

屋根の反り具合がとっても綺麗で静かな佇まいです

 

本堂では内陣もお参りして

そこに紫式部の使ったという硯が再現されていて

文書の記録の中の硯と同じ姿に感動でした

この硯で墨をすったんだと

今のとは違う形の素晴らしい硯、見られて良かったなって思いました

 

平安時代には貴族の間で石山詣が盛んになり

女流文学者たちも多く訪れています

紫式部も彰子に新しい物語を作るように命じられ

石山寺に7日間籠った際に

湖面に映る月を見て「源氏物語」の着想を得て

書き始めたそうです

 

本堂には

 

その際に滞在した部屋が「源氏の間」として残っています

 

これを見て思い出したのは

 

私の部屋の棚に残るこけし

これは私が小学生の頃に父が出かけてお土産にと買ってきてくれたもの

 

裏にはこう書かれています

父に紫式部だよと教えられて

ずっと父のお土産のこけし達と一緒にいます

もう半世紀以上、ずっーっと前の古い物ですが

そんなに時間経過してるようにも思えずなんだか愛おしいです

見ていると父の笑顔を思い出しました

 

本堂を終わりにして

それでも1番上の豊浄殿まで登ってみたのですが

「石山寺と紫式部展」はもうやってなくて

 

(パンフレトに載った写真から)

こんなあの時代の絵巻が見られたのかしらと残念でした

 

山に登るような道が続いて結構疲れました

もうこの辺でと終わりにしました

降りていきながら紅葉を堪能しました

風もなく暖かい良い日でした♪

 

お寺の山門を出たところに叶匠寿庵のお店があって

そこの名物 石餅を味わい小休憩

写真は撮り忘れましたが先程の石に見立てた和菓子

さすがに美味しかったですね〜♪

 

ここから京都に戻って高台寺でお墓参り、それも記事に載せるつもりでしたが

高台寺の紅葉も素晴らしく写真が多くて

今日は石山寺でお終いです

次回は高台寺、永観堂、南禅寺と行ったので

うまく載せられたらと思います

 

最後まで見てくださってありがとうございます

 

 

 

 

 

 


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