昨日の「人日」の記事について、にころこさんから幾つかのご質問を頂いたので、本日改めて追加の記事を書かせて頂く。
まずは「人の日ってどういう意味ですか?」
なるご質問から。
中国は前漢の時代、東方朔が記した占いの書には、正月1日に鶏、2日に狗、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬、7日に人、8日に穀を占ってその日が晴天ならば吉、雨天ならば凶の兆しであるとされていた。だから7日の人の日には邪気を祓うために、七草の入った粥を食べ、一年の無事を祈ったのだとも言われている。
でちょっと、恐ろしい話だが、それぞれの日に占いの対象となる獣畜を大切に扱い、その日には殺さないようにした。そして新年七日目は、人を殺さないようにする日だと・・・即ち犯罪者の刑罰を行わない、死刑を執行しない日としていたんだとか。つー事は正月の5日や6日から死刑執行しとったんか、中国は?!
次いで「どうして七草なの?八草はないの?」のご質問。
これに関しては、全くの私見となるが、日本の年中行事の裏側に流れる「陰陽道」にとって奇数を「陽」偶数を「陰」とし、奇数の方をより尊いものとしている。
だから、他の四つの節句も3月3日、5月5日、7月7日、9月9日と同じ奇数を重ねた日であるな。
更にそれに「北斗七星信仰」なんぞが習合して「七」がより重要視されてきたのではないだろうか?「七福神」みたいにね。
「八」は末広がりでめでたくはあるが、陰陽道的には「七」の方が重要なのである。
にころこさん、疑問解決しました?
まずは「人の日ってどういう意味ですか?」
なるご質問から。
中国は前漢の時代、東方朔が記した占いの書には、正月1日に鶏、2日に狗、3日に羊、4日に猪、5日に牛、6日に馬、7日に人、8日に穀を占ってその日が晴天ならば吉、雨天ならば凶の兆しであるとされていた。だから7日の人の日には邪気を祓うために、七草の入った粥を食べ、一年の無事を祈ったのだとも言われている。
でちょっと、恐ろしい話だが、それぞれの日に占いの対象となる獣畜を大切に扱い、その日には殺さないようにした。そして新年七日目は、人を殺さないようにする日だと・・・即ち犯罪者の刑罰を行わない、死刑を執行しない日としていたんだとか。つー事は正月の5日や6日から死刑執行しとったんか、中国は?!
次いで「どうして七草なの?八草はないの?」のご質問。
これに関しては、全くの私見となるが、日本の年中行事の裏側に流れる「陰陽道」にとって奇数を「陽」偶数を「陰」とし、奇数の方をより尊いものとしている。
だから、他の四つの節句も3月3日、5月5日、7月7日、9月9日と同じ奇数を重ねた日であるな。
更にそれに「北斗七星信仰」なんぞが習合して「七」がより重要視されてきたのではないだろうか?「七福神」みたいにね。
「八」は末広がりでめでたくはあるが、陰陽道的には「七」の方が重要なのである。
にころこさん、疑問解決しました?