八尾・男児投げ落とし事件

帰って来たら、駅が何故かえらい人混みである。
ニュースをみて判った、こんな事件が起こっていたのである。
以前にも書いたが、うちの家はこの近鉄八尾駅から歩いて２分
かなり恐ろしい。

実はこの事件が起こる直前に筆者はクッキーを売るこの集団を目撃している。
神戸に向かうべく電車に乗ろうとしていた時だから、午後２時ちょっと前。
この３０分くらい後にこの恐ろしい事件が発生したのである。

近鉄八尾駅で乗り降りする人間なら、
クッキーを売る彼らの集団を一度や二度は見た事はある筈。
ただ、この日は「なんか、やたらと大きな声で怒鳴るように売ってるな～」
なんて感じていた。
雨の為か、売り上げが芳しくなかったのかも知れない。

筆者はこの集団から一度としてこのクッキーを買った事がないし、
買おうと考えすらした事がない。
申し訳ないがやはり少し気持ち悪かった、口に入るものだし。

でも、今となればつくづく買って食べなくて良かったと思ってる。
だって、販売している障害者の方の行動を満足に把握していない施設である
このクッキーの製造過程においての安全管理が真っ当に行われているとは
とても考えられない、名の通ったメーカーの不二家でさえあれなのだから。

なんて事を筆者が密かに思うという事は
日本国中の決して少なくない方々もそう感じられたかも。

精神障害者・知的障害者の方に対して感じる、根拠のない「気味悪さ」
正直、みな多かれ少なかれ持っていると思う。
普段は、「差別意識を持ってはいけない」という正義感により
表面には出していないが、こんな事件が起こると、くっきりと表に顔を出す。

「ブラックジャックによろしく」の中で
「精神障害者の犯罪率は健常者より低い」と書いてあったが
それは本当なのであろうか？何か数字のマジックでは無いのか？
ほとんどの精神障害者の方はおとなしく暴力的な行動に出ないというが
電車の中で奇声を発して走り回っている人を見ると、やはり怖いし
こんな事件が起こると、その気持ちは倍化する。
ましてや子供のいるご家庭ではより深刻である事と考えられる。

過去に既に、数回の逮捕暦のある犯人の今回の事件、
まだまだ闇が深く、論点とされる問題も数多くある。
テレビ・新聞等のマスコミだけでなく、他の方のブログも読ませて頂き
これから、いろいろ考えて行きたいと思っている。