しっとう?岩田亜矢那

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国民投票法成立

2007年05月14日 22時40分11秒 | 社会問題
先日、衆院を通過した時にも書いたが
筆者は憲法改正自体は反対ではない。
改正を否定した法律は、もはや法律とは呼べない、と考えるからである。
しかし、「改正」と正しく改める限りは、こう変えるべき
と先日もご紹介した改正私案を、再度掲載しよう。
右翼の方々、激怒必至のトンデモ改正案である。


第九条
①日本国民及び日本政府は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇・抑止又は武力の行使は、国際紛争の解決する手段及び日本国及び周辺国への侵略の防止手段としては永久にこれを放棄する。
②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力及び自衛・防衛力は如何なる名称を問わず、これを保持しない。国の交戦権・自衛権は一切認めない。
③天皇は以上の問題について一切政治的発言をしてはならない。もし行った場合は主権者たる国民の名において罷免する。

しかし、このきっどさん私案が発議される事はない。
きっどさんは、主権者たる国民であるのにも関わらず
国民投票にかける憲法改正案の発議権がないからである。

それにしても、この国民投票法は判り難い。
故に、細かな所で数々の議論が成されているが
筆者が懸念するのは、そんな事よりも民主党の動き。
皆さんは、何か誤解されておられまいか?
自民党の対抗軸のような立場として、ついつい安心し、支持してしまいがちだが
今やメンバーの殆どが保守勢力、
代表の小沢一郎に至っては「極右」と言っても過言ではない。
彼らはいつ向こう側に寝返るやもしれない。
いつ自民党と結託して、憲法改悪に走るかもしれない。
そうすれば衆参両院の2/3など、あっという間に満たしてしまう。

来るべき参院選挙、
我々は単なる所属政党だけでなく、
その人物が本当はどのような信条を持っているのか?
よく見極めて票を投じなければならない。