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≪解説編≫意味がわかると怖いコピペ⑱「落ちる駅」

2010年01月27日 23時50分40秒 | 意味がわかると怖いコピペ
最近、知り合いからくるメールの半分くらいが、
この問い合わせになっている、
本町通りの道端で、今日たまたまばったり会ったささやんも、
開口一番「あの怖いコピペの意味なあ~?」

つー事で、甚だ無粋ではありますが
前回の「落ちる駅」もなかなか解釈が微妙という事で
久々の解説編である。

基本的には「女の首が切れてる」という考え方で間違いない筈。
「貴方の降りる駅が、私の落ちる駅」は、
男が降りて肩の支えがなくなると、女の首が落ちる。
「破ったら貴方も落ちてね?」
裏切ったら貴方の首も斬り落とすわよ、って脅し。
「そのとき、電車が揺れた」
時に男は、女の首と胴体がくっついていないことに気がついた。
ってストーリー。

一方「恋におちる」というラブ・ロマンスとの解釈もアリ。

ただ、きっどさん個人的にはこの文体
筒井康隆の短編小説の影響を強く受けていると感じている。
となると筒井康隆独特の、明確な説明なきままを
じわじわ不条理な恐怖感を与える、
「走る取的」や「乗越し駅の刑罰」をイメージしてしまう。

このコピペも基本的には
「女の首が切れてる」
設定は間違いないものの
実はそれに対して明確な説明や、オチがある訳でなく
この状況の怖さを楽しむという
「じわ怖」の代表例ではないかと。

まあ、こんな感じに
「意味がわかると怖いコピペ」
の本当の意味の正解は不明なんどす。
各自それぞれ自由に恐怖して下さいな。

それでもやっぱり知りたい方は
コメントやメール、そして「なう」からもどーぞ!



節分そば

2010年01月27日 18時40分36秒 | 歳時記
関西ローカルだった
「太巻きの丸かぶり」

「恵方巻」
てなちょっと小洒落たネーミングにして
すっかり全国的に広がったのはもう数年前、
今や変化球の「恵方ロール」なんてロールケーキも発売されて、
便乗商法も甚だしいと思ってたら(昨年美味しく頂いたけど)
今年は
「節分そば」
やと~!
で言い訳として、ローソンのHPに次のようなコメントが

【節分そばについて】
 江戸時代には立春を新年ととらえ、その前日である節分に「年越しそば」を食べる習慣がありました。
冬から春に変わる節目のお清めだったようです。この習慣が地域によっては「節分そば」として残っています。

なんかして、けつかんねん!
ほんなら「年越しそば」止めろや~
そばアレルギーの者の身になってみやがれ!
と思って「節分そば」についてちょっと調べてみると、
江戸時代後期には実際に「節分そば」が普及していたそうで
いや、それだけではなくこの2回以外にも

1月(睦月) 元旦そば、初晦日そば
2月(如月) 節分そば、八日そば
3月(弥生) 雛そば
5月(皐月) 端午そば
7月(文月) 土用そば
9月(長月) 神のお立ちそば
10月(神在月) 夷講そば
11月(霜月) 冬至そば
12月(師走) 年越しそば、煤払いそば、討ち入りそば、八日そば、勘定そば

こんなに一年中、そばを食べる風習があったんだとか
♪1月は正月で酒が飲めるぞ~
て歌があったけど、
それに近いノリで、何かに託けて、年中そばを食べていたのかも?!

わしを殺す気か?!

鬼追い式

2010年01月27日 10時01分11秒 | 歳時記
もうすぐ2月3日
「節分」
である。

と言えば「豆まき」
最近では「恵方巻の丸かぶり」
の方が全国的にメジャーか?

でももうひとつ忘れてはいけないのが
「鬼追い式」

去年、成田山に見に行った「豆まき」が、
演壇から有名人達が参拝客に向かって
「鬼は外~、福は内~」(成田山はちょっと違う
とひたすら豆を撒くのに比べ
「鬼追い式」は「追儺会」とも呼ばれ
そのものズバリ鬼のコスプレして人が出てきて
こちらは毘沙門天やらの神様の格好をした人が
豆を撒き、鬼退治をするという趣向ですな。

まあ、「悪いごはいね~か~」のナマハゲに
ライバルが現れたって感じのイベントであろうか?

それが先日「八尾のえべっさん」が催された
八尾天満宮でも開催される。
時間があったら取材がてらに訪れてみようかな?
でもヒメの合格祈願もここだったし
最近よく、八尾天満宮に行くなあ。

意味がわかると怖いコピペ⑱「落ちる駅」

2010年01月27日 00時39分09秒 | 意味がわかると怖いコピペ
終電車の中で眠ってしまい目を覚ますと、
見知らぬ女性が俺の肩に頭を乗せてもたれかかるように眠っていた。
見ると黒髪ロングでかなりかわいい。
貞子とかの不気味な黒髪じゃなく、綺麗な感じ。
正直言って悪い気はしなかったので、しばらくそのまま乗っていた。
俺の降りる駅はまだ先なので大丈夫だろう。

二駅、三駅を過ぎ車両には俺と、俺にもたれて寝ている女性の二人だけになった。
彼女はどこで降りるんだろう、起こしてあげた方がいいかな……
そう思った俺が体を動かしかけると、
「動かないで……」
と、目を閉じ頭を肩に乗せたまま女性が言った。
さらに続けて、
「もう少しこのままでいたいな……」
って。初対面の人に言われて不思議だったけど、
女の子にそんなこと言われて理由を聞くほど俺は野暮じゃない。
黙って肩を貸してやった。

でもさすがに自分の降りる駅が近づくと心配になってきてさ、
とりあえず「どの駅で降りるの?」と聞いてみた。
すると「落ちる駅?」と返してくる。
「違うよ、落ちる駅じゃなくて降りる駅」
「降りる駅が落ちる駅だよ」
また意味不明な答え。
さらに彼女は「貴方の降りる駅が、私の落ちる駅」と続けた。
ひょっとして、自殺でもするんじゃないかと思ってさ。
この娘は俺の降りた駅で飛び降り自殺をするんじゃないだろうか?
どうしても気になったので、彼女に「落ちちゃいけないよ」と言ってみた。
すると彼女は「貴方が降りたら私は落ちる」と脅迫めいたことを言ってくる。
仕方がないので「じゃあ降りないよ」と言ってあげた。
彼女は嬉しそうに、「ありがとう、約束だよ……破ったら貴方も落ちてね?」と言う。
この言葉に俺はゾッとしたが、今は彼女を落ち着かせることが優先だ。
自殺を食い止めたい一心で、俺は「わかった、約束するよ」と言った。

そのとき、電車が揺れた。
そして彼女の方を見た俺は、彼女の不可解な言動のすべてを理解した。
しかしもう遅い。
降りたら彼女は落ちる、
そして俺もまた落ちるのだから。