小学生の時、美咲と言う同級生がいました。
美咲に父親はおらず、母子家庭の女の子でした。
母親は、美咲を育てようと昼も夜も働いていたそうです。
そんな母親も無理がたたって体を壊してしまいました。
それでもお金の心配があったのでしょう、
疲れた体に鞭打って仕事を続けたそうです。
しかし、入院を余儀なくされました。
その間、美咲は祖母の家から学校に通っていましたが、
母親へのお見舞いは欠かしませんでした。
そんなある日、母親から手作りのお守りを貰ったそうです。
それは大変、可愛らしいものでした。
それ以降、美咲はそのお守りを肌身離さず、とても大事にしていました。
その母親も入退院を繰り返しながらも懸命に働き続けましたが
とうとう亡くなってしまいました。
祖母という引き取り手があったのが唯一の救いだったのだ思います。
しばらく元気の無かった美咲も、段々と以前の明るさを取り戻していきました。
それから何ヶ月か経ち、公園でみんなで遊んでいる時、
美咲がいつも大事にしているお守りの話になったのです。
お守りは、手作りな事もあり汚れも目立ちました。
中には何が入ってるのだろう、見てみようという事になりましたが、
さすがに美咲は拒否しました。
それでも見てみたいとみんなでお願いしたところ、
美咲も渋々 了承しました。
中には、硬い厚紙で挟まれた一枚の紙が入っていました。
その紙には
『美咲死ね』
と書かれてました。
美咲に父親はおらず、母子家庭の女の子でした。
母親は、美咲を育てようと昼も夜も働いていたそうです。
そんな母親も無理がたたって体を壊してしまいました。
それでもお金の心配があったのでしょう、
疲れた体に鞭打って仕事を続けたそうです。
しかし、入院を余儀なくされました。
その間、美咲は祖母の家から学校に通っていましたが、
母親へのお見舞いは欠かしませんでした。
そんなある日、母親から手作りのお守りを貰ったそうです。
それは大変、可愛らしいものでした。
それ以降、美咲はそのお守りを肌身離さず、とても大事にしていました。
その母親も入退院を繰り返しながらも懸命に働き続けましたが
とうとう亡くなってしまいました。
祖母という引き取り手があったのが唯一の救いだったのだ思います。
しばらく元気の無かった美咲も、段々と以前の明るさを取り戻していきました。
それから何ヶ月か経ち、公園でみんなで遊んでいる時、
美咲がいつも大事にしているお守りの話になったのです。
お守りは、手作りな事もあり汚れも目立ちました。
中には何が入ってるのだろう、見てみようという事になりましたが、
さすがに美咲は拒否しました。
それでも見てみたいとみんなでお願いしたところ、
美咲も渋々 了承しました。
中には、硬い厚紙で挟まれた一枚の紙が入っていました。
その紙には
『美咲死ね』
と書かれてました。