初回、大山の打球に追いつきながらポロリする等、
気持ちはすっかりジャイアンツ気分で、
ヤル気ナッシングの鈴木誠也。
今や「仏ってる」鈴木誠也の眼の色が変わったのが
田中広輔へ投げた、藤浪晋太郎の161kmのストレートを目の当たりにした瞬間。
既に悪徳ジャイの一員気分の鈴木誠也が 驕る広島東洋で得た久々のモチベーション。
羽月の送りバンドで一死二塁の場面、
藤浪晋太郎と「仏ってる」鈴木誠也は同じ年、
「さあこい藤浪、男と男の勝負だ!」
って言う思いをあざ笑うかのように、梅ちゃんが投げさせたのは総て変化球。
最後のど真ん中のカットボール、
まるで失望するかのように、全く打つ気無しの見逃しの三振。
今はこれで良いと思う、勝負かかってるし。
でも、もう少し藤浪晋太郎に余裕が出てきたら、
ストレートを待ってる相手に、ストレートで三振を獲る、
そう今年限りで引退する藤川球児の全盛期のように。
阪神vs読売の伝統の一戦、
三番鈴木誠也へ藤浪晋太郎は総てストレート勝負で、
鈴木誠也は総てフルスイングで応える。
最後は166kmの浮き上がる火の玉ストレートで三振を奪って獲る。
そんな名勝負数え歌な未来を夢見て。