sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

まだまだ続きます『さくひんてん』

2007年11月14日 | 三宅島

昨日UPするといいつつできませんでした、すみません・・・

さて、一昨日の続きですが、後半の4年生~6年生の作品をご紹介したいと思います

3年生との合同作品以外の立体作品「ギコギコ・コロコロ・楽しい時間」です。

手馴れないノコギリを使って木を切って思い思いの物を表現してくれていました。
どんぐりで作った名札もとってもCUTEでした

 

こちらは5年生が信州で体験した「高遠焼」の数々です。

箸置きや湯のみ、灰皿、お皿など・・・小学生が作ったとは思えないような作品ばかり
1年生のお友達も、上級生のお兄さんお姉さんの作品を真剣に眺めています

こちらも立体作品の「すてきなかご」です。
間に色を入れながら色んな大きさのカゴが出来上がりました。
柿やみかん、りんごなどの果物を入れたり、ポプリなどをいれても可愛らしいですね

こちらは立体作品の「鼓笛隊」です。

キレイに整列した小さな鼓笛隊です。
手や足や顔の位置、首の長さ、全体的なバランスなど・・・。
人物を造形するって意外と難しいんですよね靴や靴下まで細かくペイントされています。

さて、こちらも島ならでは「三宅の海の魚たち」です。
さすが上級生です。それぞれの魚の特徴をうまく表現していてより正確さが増していますね。

 

そして、こちらも5年生が描いた作品「絵と言葉で伝えたい」です。

サツマイモを絵と言葉で表現しました。
ひとえに紫色といっても、みんなが描くと全然違った紫色になるもんですね。
こんな絵手紙もらったら嬉しいですね~

 

最後になりましたが、6年生の作品の数々です。
今年度で卒業となる6年生は「想い出の校舎」を描いてくれていました。

3年前の避難解除後、6年生が統合されたこの三宅小学校に一番長く通ったことになります。

みんなが描く三宅小学校の校舎は様々です。

そして、こちらも今年が最後、6年間共に過ごしたランドセルを題材に小学校生活を
振り返って。「ランドセルへの手紙」です。

ご覧の通り、6年生10人中、黒いランドセルが9つ、赤いランドセルは1つしかありません。
避難前は小学生も多かったですが、未だ1000人近くが島へ戻って来れず避難先での
生活を送っています。
そんな中でも、島が大好きで帰ってきた仲間たちは、毎日楽しくのびのびと島の大自然に
育てられています

来季からいよいよ中学生。思い思いの感情をもって三宅中学へと巣立っていくんですね~。

 

こちらは6年生の立体作品「日光彫」です。彫刻刀を使って竹や風景画をうまく彫っていました。
みんな指とかケガせずに彫れたのかなぁ??

 

この作品展へいって子供たちの作品を見ていて感じた印象は・・・

「みんなの感性がとっても豊かであること!!」

絵の具やクレヨンが十数色あっても、なかなか使いこなせない事が多いが、みんなの
頭の中でイメージするものはとってもカラフルで見ている人をポップでハッピーにしてくれる
そんな作品ばかりでした

子供たちの想像力は無限∞で、たくさんの可能性を秘めている。
活かすも殺すも環境が大切なのではないかと目でみて感じました。

空が青いこと、海が濃紺で広々としていること、太陽がまぶしくてキラキラしていることなど、
当たり前にある事だが、それはとてもシンプルなことでそれがまたいかに大切であるか。
そしてそれらが人の心を豊かにさせているということに改めて気づかされました

こんな夢のある水族館あったらいいな~

suggerが教育現場に携わらせてもらう事で学ばされたこともたくさんあったが、益々興味が
湧いてきました

人の心を豊かにしてくれる島の大自然を通して、何かを形にできるよう精進したいと思います。

 

 

ランキングに登録していますワンクリックお願いします      

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする