sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

キッズサマースクール三宅島2日目

2009年08月23日 | ネイチャーガイド

2日目は朝から潮溜まりにて海の自然・生物観察を行いました。

当日は南の風になり、予定していた長太郎池でのフィッシュウォッチングは
子どもたちにはハードになるかも?とのことで、土方海岸の潮溜まりに変更。

しかし、魚種は長太郎と変わらないくらいの多さで、ロータイドでの入水の上、
水温は27℃とよいコンディション。透明度もGOOD~

 

三宅の海を知る。


溶岩が作り上げた天然のタイドプールでカラフルな魚たちとカラフルな水中を
体感できた子どもたちはとっても興奮していました♪♪
タイミングよく、ミヤコキセンスズメダイも入っていて、10数種類の魚を観察
することができました!!
(自分がプログラムを行っていたので、画像なしです・・・。すみません・・・

 

そして、その後は錆ヶ浜キャンプ場でBBQ

BBQでは、三宅高校のガールズがお手伝いに来てくれました~♪ありがとう☆

全員写ってまーす。

今回、子どもたちに同行してきてくれたライフセイバーのリーダーたち。

焼きそば、肉、ウインナー、アカイカ、みんなで摘んだ明日葉とムロアジのすり身入り
味噌汁にシメの島スイカ。

みんなの笑顔をみると、満足度がお分かりになるかと思います(^^)v
青空の下で食べるご飯って最高に美味しいよねー♪♪

その後はすぐ下の錆ヶ浜でビーチコーミング。
これまたsuggerがプログラムを担当したので画像がありません。あしからず

 

ビーチコーミングでは、班ごとに自然にあるもの、人工的なものなど・・・色んなものを
拾い集める予定でしたが、前の週までパトロールしてくれていたライフセイバーたちの
お陰でビーチはとーってもキレイ。

ほとんど自然界にあるものばかり。それでも、各班ごとに色んなものが集まりました。


ゴミが旅する経路などをみんなで考え、結局は海へと繋がっていく・・・

さらに、世界中のゴミは海流にのって様々な場所へとたどり着くことを勉強しました。
「地球上のあらゆる場所と繋がっているのだ」と言うことを学びました

そして、自分たちはどうすればよいのかを考えてみました。
子どもたちから「根本的にゴミを出さない」など、積極的な意見が出てきました。

 

今回のスクールでは、省ゴミ化に取り組む姿勢を身につけるため、マイ箸とまいコップ
持参での参加となりました。お皿やおわんも繰り返し使えるもの。


暑い中でのビーチコーミングとなりましたが、素敵な貝やビーチグラスを自分で採集でき
気に入ったものは持って帰ったようです(^^)

 

つづく・・・

 

 

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キッズサマースクール三宅島1日目 ②

2009年08月23日 | ネイチャーガイド

伊豆岬を後にし、自然の保護と共存を学ぶため、アカコッコ館へ・・・

自然を守るお仕事とはどんな仕事なのか?をレンジャーにお聞きました。

アカコッコ館に入館する前に、あらかじめ行動班でレンジャーに質問する内容をいくつか
話し合って決めて行きました。班ごとにあれこれ意見がでて、みんなとっても意欲的でした。

お陰で、次からつぎへとレンジャーに質問が出てきました。
「レンジャーって何?」「今までで一番辛かったことは?」「なぜこの仕事をやろうと思ったのか?」
などのほかにも「レンジャーのお給料は?」など・・・スタッフも興味津々な質問も(笑)


レンジャーという自然を守るお仕事があることを知り、生き物や自然が大好きな子は
目を輝かせてレンジャーの話を食い入るように聞いていました。

 

その後は視聴覚棟にて「流木アート」に挑戦!!!
現地スタッフが一生懸命拾ってきた貝殻やビーチグラスを好きな形の流木に思い思いの
場所にくっつけていきました。

2つとして同じ形のものがない物たち。オリジナルのキーホルダーができました!!



ランドセルやカバンなんかにつけてくれたら嬉しいなぁ・・・

1日目は島内を一周して、大自然を体感できました。
今回お世話になったのは民宿「吉兼」さん。
島の北側に位置するので火山ガスの影響がほとんどないとの事で31名が3日間
ここで集団生活をすることになりました。

民宿に戻って、夕食を食べてからはすぐ目の前にある浜でスターウォッチング。
A先生にプラネタリウムではない、本物の夜空に輝く星たちを紹介してもらいました。

天の川や流れ星(数回)が見れたのはもちろんのこと、夏の大三角形だけでなく
織姫と彦星の神話ではないこの2つの星座のギリシャ神話を聞き、満点の星空を
海岸に寝そべってみんなで体感しました☆

あまりに凄すぎる☆の数に子どもたちは「東京では絶対見れない」と豪語し、図鑑や
プラネタリウムで見たような星を実際の夜空で実体験することができ満足気でした(^^)

 

この日は最高のコンディションだったので、staffも都会では決して見ることのできない
無数の星を子どもたちに見せる事ができ大満足でした!!

2日目は午前午後共にアクティブなプログラムだった為、テンションが高い子どもたちに
うまく言い聞かせて寝かせる事に
船旅での疲れもあった為、リーダーは興奮している子どもたちを落ち着かせる事に必死。


そんなこんなで初日は無事に終了。

 

つづく・・・

 

 

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キッズサマースクール三宅島 1日目

2009年08月23日 | ネイチャーガイド

先週の朝晩はひんやりし、秋を感じていたが、ここ数日は残暑が厳しく
夜もあまり気温が下がらない三宅島。


昨日は1ヶ月ぶりに1日OFFでした。
ゆっくり寝るぞと決めていたが、意外にあんまり寝れず・・・(^^;
案外そんなもんなんですよね・・・。

 

 

さて、金曜日で終了した「オール東京62都市みどりの体験交流会」キッズサマースクール。
3日間のツアー行程をUPしたいと思います!!

 

初日は村役場3Fで「開校式」。
村長はじめ、現地のキャンプリーダーとご対面し班ごとに色違いの帽子としおりを
配布しいざ出発。

火山島ならではの溶岩や火山景観などを紹介するためバスにて島内観光。

「自然の驚異を知る」

キュルルのガイドたちがあちこちに残っている火山の爪あとや噴火によって
作り上げられた美しい火山景観を紹介。
高濃度地区では、あまりに変わり果てた集落の様子を見て唖然とする子も。

椎取神社では、お社と鳥居が泥流に埋まってしまった様子を見て、自然が放つ
エネルギーの凄さを体感できました。

 

その後は産業体験

明日葉の加工業を営まれている「西野農園」さんの明日葉畑を訪問し、
明日葉の由来やどんなお仕事をしているのかお話を聞きました。

また、2日目のBBQでの食材になる明日葉新芽を摘み、明日葉独特の香りや
茎から出てくる黄色い汁(カルコン)を手につけて見たりしながら満喫。

そして、明日葉粉末工場を訪れ、製品化されるまでの過程をきいたり、出荷時に
貼るラベルを自分で貼って明日葉粉末をお土産に頂きました。

西野農園さんを後にし、フェニックスさんで昼食

自家製お野菜と島の食材をふんだんに使ったランチを頂きました。
初めて食べるシタダミ、明日葉・・・イケる子もそうでない子もそれぞれが初体験!
自家製スイカはめちゃくちゃ甘くて、みんな喜んで食べていました(^^)


初日はあいにくの東っけの風となり、火山がガスが流れる都合で雄山へは
上がる事ができませんでした。スケジュールも全て自然まかせ・・・。

プログラムを変更し、ランチ後は伊豆岬へ・・・

全員で記念撮影。
今年、100周年を迎えた伊豆岬灯台だが、50年に一度しか開放されない灯台の中へ
入りたいとTくん。今度は50年後なのというと、非常に残念がっていた。

 

つづく・・・

 

 

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