sugger's blog@三宅島

三宅島に移住して18年目になりました。
自然ガイドHitomiが島暮らしのことや三宅島の魅力をお届けします♡

キッズサマースクール三宅島2日目 ③

2009年08月25日 | ネイチャーガイド

イルカのKちゃんのお話をT先生から聞き、人間が出すゴミと野生生物との関係を
学びました。

みんなでお礼をいい、アカコッコ館を後に・・・

 

民宿「吉兼」さんに戻り、お風呂&最後の晩餐でもある夕食を行動班ごとにリーダーと
一緒に頂きました。
子どもたちに島の幸をふんだんに使った食事を都会っ子のために試行錯誤して作って
下さった飯沼家のみなさん。本当に感謝でした。

シタダミ(島ではしったか貝)、アカイカ、アオムロアジのすり身、明日葉、苦竹を
都会っ子たちは堪能できました

 

2日目もたっぷりのプログラム構成で、三宅島ラストの夜は食事後そのまま食堂で
夜のプログラム!!!


今回のサマースクールに子どもたちを参加させてくださった親御さん宛にみんなで
ハガキを書きました。

プログラムディレクターのNさんとsuggerが撮り貯めた写真を使ったオリジナルハガキ。
レイアウトもデザインも最高のハガキ☆どこにも売っていません!!!!

火山、景色、野鳥、海、植物の5枚の中から気に入ったものに書くことにしたが、
もちろん残りの4枚は子どもたちへのプレゼント。

思い思いの感想をハガキに込めて・・・。
三宅島の風景印(消印)を押してもらって投函しました。親御さんへのサプライズ☆

 

フィッシュウォッチングのログ付けをした後は、「三宅島から見た自然座談会」を開催!!

これらのカテゴリーについて各行動班ごとに話合いながら、この2日間で学んだことや
感じたことを発表。自分の班以外の子どもたちが考えていること、感じていたことを
みんなで共有する時間を作りました。

スカイ班のNくん、元気いっぱいに話してくれました。

 

マリン班のKちゃん、しっかりとした意見を述べてくれました。

各班それぞれの感想があり、みんなでそれらの意見を共有しました。

「24時間営業のお店は12時間営業にしてもらって、CO2を減らそう」
「都内でも、天の川がみれるように空気を汚さない工夫をしていきたい」など・・・

子どもたちの発想力に大人も感心させられました。そして、純真無垢な子どもたちの
可能性に、かけがえのない地球の未来にも光が見えたような気がしました☆

 

最後はA先生のAワールドへみんなを引き込み、とっても価値のある座談会になりました。
子どもたちはこの夜で三宅島が最後なんだと思ったら・・・またまた興奮気味(^^;

リーダーに担当班の子どもたちを就寝させるよう指示し、スタッフミーティングを始めるが
なかなか・・・
最後の夜だし、まっいいかって思いもあったが、まだ残り半日あるのでやっぱり
早めの就寝を促すことにした。

 

 

つづく・・・

 

 

ランキングに登録していますワンクリックお願いします     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キッズサマースクール三宅島2日目 ②

2009年08月25日 | ネイチャーガイド

午前中は海のアクティビティー、BBQ後は森のアクティビティーの為、大路池へ・・・

バスが到着した時には、自然ガイドのNちゃん先生がみんなを待ってくれていました。
Nちゃん先生からプログラムの説明を聞き、班ごとにいざ出発!!

活動班で大路池の森の隠されたクエスチョンを探しながら調べていきます。

ここでは、自然観察 噴火からの再生を学びました。

タブの木の種や双葉を探したり・・・

湖面で観察できるトンボを探す指令があったり・・・

みんな全力で走り回っていて、リーダーやガイドはそれについてくのに必死。
あっという間にクエスチョン全てを解いて帰ってきた。さすがは子どもたち。

視聴覚棟に戻って、N先生と答え合わせ。
みんな我こそはといわんばかりに手が挙がります。ほんとに関心しました

その後は、そのまま視聴覚棟にてイルカのKちゃんのお話をT先生にお聞きしました。

ここでは、環境保全について学びました。

三宅島で10年以上もの間、ドルフィンウォッチングガイドをされているTさん。
噴火後に御蔵島周辺でみかけたミナミハンドウイルカの仔イルカの尾びれに釣り糸が
食込むようにひかかっていて、その数年後には御蔵島周辺の海域から姿を消したKちゃん。

Tさんと有志がこの現実を決して忘れてはいけない・・・助けることが出来なかったため、
この死を無駄にせず、自分たちが出来る事をやっていきたいと立ち上がったプロジェクト。

今はなきKちゃんの映像を見ながら、泣きそうになる子もいました。
こんな現実、本当はないほうが絶対いい、と思いながらT先生の話を必死に聞いていました。

その後はTさんたちが製作した「イルカのKちゃん」という絵本を偶然にも、当時この
プロジェクトに賛同していた方が来島されていたので朗読してくださいました。

後に、子どもたちの心の中にはこのお話がとても印象に残っていた事を知ることに・・・。

 

つづく・・・

 

 

ランキングに登録していますワンクリックお願いします     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする