近江シャモの醤油ラーメン ～約６時間煮込んだシャモスープは十二分屋さん～

さてさて十二分屋膳所店さんの平日限定麺は、先日の天草大王のラーメンを食べ損ねたので、今回の「近江シャモの醤油ラーメン＠800円」こそはと思い、11時半オープンの５分前に到着して食べる気満々で上部のガラス窓を見ると、店内の照明が全点灯している‥‥‥どうやら本日のお休みはなさそうで、ひとまずひとつ目の難関はクリアした。


▲セパレートで出される近江シャモの醤油ラーメン　▼自分で乗っけてみた


*ポールポジションから限定麺の注文を済ませ、待つこと約５分で小皿に乗っけられた、レアチャーシュー・シナチク・刻みネギが目の前に。どうやら麺とスープのお鉢とはセパレートで出されてくるようで、続いて出てきたスープを戴くと想定よりも遥かに「熱丸水産！」レアチャーシューの品質保持からセパレートになっているようだ。　＊店先に出来るオープン待ちの行列の先頭のこと





濁りのない透明なスープ‥‥‥細麺とスープだけのお鉢。ある種のお出汁勝負が見えてくる澄んだスープは、寸胴の中を80度くらいに設定して沸騰しないように煮込んでいるのだろう。濁りのない清んだスープ、フランスではポタージュ・クレール（potage clair）なんて呼んで、琥珀色透明のスープは絶賛されるようだが、ここは十二分屋清湯スープと絶賛するのが良いだろう。



マスターのつぶやきでは、６時間半くらい炊いたとあってシンプルに美味しいが、一歩踏み込むと絶対的な近江シャモの旨みを感じられず、醤油の香ばしさがシャモを上まわった感さえある。シャモ肉が何らかの形で少量でもはいっていればインパクトを感じるかも。スープと麺の美味しさを感じつつ、セパレートのトッピングを自分で並べると、一気に大盛り麺をすすった。昨日からの50食程度の提供とあったので、興味ある方はお早めに味わった方が良さそうだ。

■十二分屋膳所店さん近江軍鶏の醤油ラーメンの評価■
（★★★星3.0個）

※自分勝手な好みによる、ラーメン屋さんの評価★印判定‥‥最高得点５個中の判定で「天下一品定番ラーメン/790円の☆星0.5個」と「来来亭定番ラーメン/620円の★星１個」を基準としている。十二分屋さんのお味は一流だからこそ、素直に思ったことが書けるので、これからも応援し続けたい。

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