郷土奈良のお雑煮は、京都の宮中料理から近かったせいか
白味噌仕立てのお雑煮で、食材の丸餅・お芋・大根・ニンジンなどを、総て丸く切るようにお雑煮用の細い根菜類が年末に売られている。それを丸く輪切りにするのは、角が立たず家庭円満を願うゲン担ぎからだ。ニンジンが「梅」なのは近しいお子がお受験なので、天神さんへの
*オベンチャラ。
※相手を喜ばせるためのお世辞
元々は皆んなが仲良く生活し、いさかいを起こさず平和に暮らす教えで、同郷の聖徳太子の十七条憲法の第一条
「和をもって尊しとなす」をお雑煮に活かすのは、食材を丸く切って角を立てなければ平和に暮らせるという教えで、お餅も根菜も全部丸い形になっている。
自分で炊いた「黒まめ」も、沖縄の黒糖を使っているのでミネラル充分なイメージだ。背くことなく郷里のお雑煮にしたかったのだが、白味噌のお汁に沈んで丸く切った根菜類をお見せすることが出来なかった。
梅花に見立て天神さんを意識するのは、冒頭でご紹介の通りだが、もちろん家庭円満も忘れずに祈願した。
そう言えば生まれ故郷の天理では、鏡割りの日に天理教にお供えされているお餅を使って、
天理教本部でお雑煮が振る舞われるイベントがある。お椀に焼いた角餅をいれ、水菜を添えてまわる人がおられ、かつお出汁をヤカンからぶっ掛けてもらうような非常にシンプルなお雑煮だ。学生時代には友人達と訪れてお餅の食べ比べ勝負をしていたが、入場券が存在するなか券が無くても普通に入場させてくれる。
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