豚バラ肉で
自家製チャーシューを煮込んでいく。そんな調理はよくあることだが、いつもはチャーシューを切って、和辛子でお酒のオツマミにする。普通は煮汁を煮玉子づくりや大根を炊くのに利用したりするが、今回の煮汁はラーメンの返しとして使っていくことにした。
ラーメンを作るには、豚の骨・鶏がら・香味野菜などを長時間煮込んで、和食で言えばいわゆる白出汁づくりであって、このスープ作りから始まるが、家庭でお手軽に作るには
手羽中を煮込むと、出汁がらもその後は食べられる有効利用が出来るというもの。
お鉢に返しを注いで、スープで伸ばしていくのがラーメンのお汁となるが、今回ワシが使うのはチャーシューを煮込んだ、
濃い醤油味の煮汁を返しとして、手羽中・香味野菜でコトコト煮たものと豚バラ肉を下茹でした煮汁をミックスしたスープとした。
お味は醤油系で、豚・鶏の出汁がきいたものになる。チャーシューはぶ厚く切って食べ応えある程度に、今回の麺は喜多方の生麺をお取り寄せして使ってみた。豚骨系なら硬めの麺を使うが、この
「チャーシュー麺」には喜多方の生麺が嵌まったようだ。インスタント袋麺が値上がりしている昨今、大して単価の変わらない喜多方ラーメンの生麺
(賞味期限約20日間)がお気に入りとなっている。
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