ワシの心に残る新喜劇がある。とは言っても吉本興業ではなく松竹新喜劇の
「一姫二太郎三かぼちゃ」の一幕を簡単に説明すると、農家を継ぎ母親の面倒を見る三郎は、田舎での暮らしを日々頑張っていた。兄弟姉妹は一流会社勤めや、エリートの嫁になって都会暮らしの上流階級の雰囲気だった。久々に母親の還暦を祝うために全員が集まったのだが‥‥‥。
お土産の高級カステーラを全員で食べだしたが、カステーラ好きの三郎には与えず、使用人のように馬鹿にして除け者にする兄や妹たち。三郎が悪態をついて兄のカステラを踏みつけたのを見て、お母さんは三郎の心を読んで、隠して残しおいたカステーラを三郎に食べろと渡すが、「皆と一緒に食べたかった」と号泣する三郎。やがてお話は進んで、実は内情が火の車の兄弟姉妹たちは、母の持つ財産が目当てに集まって来たと判明する。三郎を演じる
藤山寛美さんの鬼気迫る演技が光った。
そんなこんなで、ワシも
カステラは大好物で、上等のカステラを貰うお客が、長崎の霧箱入りのブツを持ってきてくれるのよりも、近鉄の売店で売っている「銀装のカステラ」が一番美味しかったのを思い出す。文字通り銀の包装で内側が加工されてあって、シットリ感を失わないようになっていたが、現在お取り寄せするとガラリと味が変わっていて、銀の包装は超お高い値段設定だった。
それならと、自分で美味しく焼くのが手っ取り早く、ご覧のように焼きたてはプ~と膨れてスイートな旨みに驚く。型から出す頃が最高潮に膨れてフワッフワも甚だしいくらいに‥‥‥辛抱できず、
チョッピリ切って即食べが最高で、盛り付ける頃には良くも悪くも馴染んだお味に。出来立てのお味は銀装のカステ~ラにチョッピリ似ていた。
‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥
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