睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

終戦記念日に千の言葉より多くを語る写真「焼き場に立つ少年」他

2020-08-15 12:00:00 | 時事・世相・昭和~令和


愛川町郷土資料館企画展「戦争の記憶」図録
相模陸軍飛行場関係写真集より転載





朝5時に寝て
朝10時に起きて
昨夜は徒労の夜になったと実感するのはたまらない
両手で机をドンドンドンと叩きたい。

落ち着いて一服しようとベランダに出た
太陽はもうベランダの屋根を越えている
タバコに火をつけて熱風と一緒に吸いこんだとたん、
きちゃったよ、小発作。

息ができない
横隔膜が張り付いた
二酸化酸素がたまってる
ロングブレスをしながらキッチンへ
レルベア(ステロイド)を吸入してしばし収まった。

こういうのを弱り目に祟り目というのだ、
よく覚えておき給へ、自分よ。


昨夜は終戦記念日の今日のためにブログを書いていた。
のちに資料として活かせるよう写真を集め短文を書き、
90%まで仕上げて寝た。

朝おきたら何も残っていなかった。
秀丸はおろかダイレクトに書いた記事がない。
それでひゃっほーしたんだが、ない物はない。

残った画像をたよりに再度書くのはなんというか、
ゆるせないww
気を取り直してテキトーに書くことにした。

見るたびに鼻の奥がつんとして
息を詰めて見る写真は涙腺崩壊のもと





少年がおぶっているのは亡くなっている弟、
くちびるをかたく噛みしめ直立不動の姿勢で
火葬の順番を待っている。

米国の従軍カメラマンのジョー・オダネル氏(故人)は1945年
9月に佐世保に上陸し、同年10月の半ばごろ長崎市内の川岸
にある焼き場で、この少年を撮影したと思われる。

8/12の深夜に放送されたETV特集の興味深い内容やら、
45年の封印を解いてこの写真他300枚の公開に踏み切った
オダネル氏のインタビュー記事などは後日また。
(神様のファインダー 元米従軍カメラマンの遺産)

先年11月に来日したローマ教皇フランシス氏はこの写真にいたく
感銘を受け、この写真に「戦争がもたらすもの」の言葉を添えて
カードに印刷し、全世界に広めるように指示をされた。

核廃絶に執念を燃やすフランシス教皇にとってこの写真は、
渡りに船の公私ともにベストカードになったことだろう。
是非は云わない。

自分は年に一度やたまに思いだしたときでいい、
写真を見るたびに流すナミダの意味を問いたい。
忘れないこと・・・これに尽きる。




黙して語らない父の戦争記念日① 「碑なき墓標」1970年毎日新聞
画像はAmazonより拝借南方の島のジャングルのなか、苔むしたしゃれこうべに根付く花の写真が載っている写真集を探している。(碑なき墓標―ガダルカナル・ラバウル・ニューギニア)TVで......











最後に関連リンクを書いてお茶を濁そう
まだやる気が戻ってこない

今朝の発作は一時的なものでよかったと
むねをなでおろした
むねがいたんだり
かきむしったり
たたいたり
働き者


Have a nice day!




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