睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

羽田新ルート今日(3/29)から運行開始・・・進入角度3.45度ハイリスクより騒音対策

2020-03-29 05:12:11 | 時事・世相・昭和~令和



今日は羽田新ルートの運行開始の日、
あいにく雨降りの北風だから今日は飛んでこないはず。

羽田新ルートは世界一着陸が難しい空港になっている。
今の飛行機は自動計器飛行だが操縦席に座るパイロットは
進入角度3.45度の急降下着陸に恐怖を覚えるという。

自動計器がない時代のウデをたよりに空を飛んでいた
熟練パイロットはすでに定年を迎えている世代。
はたしてウデの申し送りは済ませているだろうか?
つい余計な心配をしてしまう。


NEWS47の記事によると横田基地と新ルートの高度が抵触
するらしく、米軍から高度の変更を求められたとのこと。
米国に追従する日本は騒音対策を詭弁に進入角度を3.0度
から3.45度に変更するハイリスクを選んだ。

詳細はこの記事に↓

それを住民のために騒音軽減するとおためごかしを云うから
住民の反発を招き、騒音対策は論理破綻と羽田新ルートの
運行延期を求められている。

常識的に考えてもわずか数デシベルの騒音軽減のために
リスクがある急降下着陸を容認する住民はいないと思う。
米軍からの要請を公表できない国交省も辛いところだが。




国交省は二日、羽田を利用する全ての航空会社を対象に着陸技術に関する説明会
を開いた。急角度の着陸で機体が不安定になる場合があることを認めつつも、その
場合は着陸のやり直しや、やり直しに備え燃料をあらかじめ多く搭載するよう航空
会社に求めた。

これを読んで( ゚Д゚)ポカーンとなった。
機体が不安定になることを認め、着陸のやり直しを示唆している。
これでは日本のハブ空港はお粗末と公言しているようなものだ。
初めて羽田に降りる国際線の外国機が安定して着陸できるよう、
国策で万全な整備をするのが本来の姿だと思うが。

実地テストで新ルート着陸予定だったトロント発エア・カナダ機は
進入のやり方に問題があるとして、成田空港に目的地を変更した。
羽田あきらめ成田着の乗客は気の毒というもの。

1分~2分間隔で飛んでくる飛行機の数機がやり直しを
すれば都心上空は飛行機の着陸渋滞になるかも。
ぼくは撮影チャンスが増えて(o´ω`o)ぅふだけど、
いまいましく思う人もいるからすこし忖度しなくっちゃ。


今日はすごく寒いらしい。
ここ品川の最低気温のピークは午後12時1.6℃、
みぞれか雪かな。

暖房つけて布団にくるまって
読書自習の日にしよ、
暖かい一日を。





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