睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

ユトリロが描く「ラパン・アジル」はモンマルトルにある酒場

2010-11-06 10:27:48 | アート(画・書・創作)

豊橋市美術博物館でユトリロ展が開催されている。
今回公開されている油彩は「白の時代」~「色彩の時代」を経て
晩年までの全作品が日本未公開。

Maurice Utrillo (1883-1955)
ユトリロと聞くだけで見たこともないモンマルトルの町が、
彼の眼のままに白く浮かぶ。

若いときから酒に溺れ酒乱に苦しみ精神を病んでいたユトリロ、
孤独のなかで絵筆を持ち、独特のタッチで白壁の町並みを描く
冷たいようで、ぬくたくて、またもの哀しくもある。

図録ほしぃ...

もしかしたら12/4(土)に行けるかもしれない。
豊橋なら車で4時間、小田原に車を置いて新幹線で3時間、
どちらもありだけど、土日割引高速1.000円なら問答無用で
車でいく。帰りに浜名湖で「天然鰻」が待っている。
♪いかなくちゃ、きみに逢いにいかなくちゃ








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2 コメント

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見応えありました。 (ぐっちゃん)
2010-11-06 13:34:14
昨日、車を走らせ豊橋へ。。
たくさんの来場者の中、母姉とゆっくり見学。
昔から名前だけは知っていたのですが、
ユトリロの悲しいまでの生涯を知って
可哀想な思いで、ひとつひとつ見て
しまいました
ユトリロの心の変化を絵で
少し感じられたような気がして感動しました。
絵心も何もない私ですが、勉強になりました。
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羨ましい (suiren2009)
2010-11-06 15:12:15
生ユトリロを見れたなんて羨ましい。
彼は退廃に満ちたバリを彷彿とさせる画家のひとりで、絵を描く自分にとっては
危険な人物でもあるんだ。傾倒しやすいって意味で。
Maurice Utrilloの文字にリンクを張っておいたから興味があったら読んでみて。
このリンク先でユトリロの生涯を知ることができます。

12/4にユトリロ展を見に行けたら詳しいレポをUPできるとおも、
車・書・絵の話になると、とめどなく書くから、セーブしながらね。

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