水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2015年9月18日発行/北海道漁協系統通信6109号

2015-09-18 16:31:00 | 系統通信

秋サケ沿岸漁獲速報(910日現在 道連合海区漁業調整委員会)

366万尾(29%増)、62億円(43%増)で好調なスタート

全海区が前年上回る、中旬に入り操業本格化

 

台風17号による水産関係被害状況(16日現在)

渡島から日高、十勝、釧路、根室にかけ漁具35件など48件

 

噴火湾東部海域産ホタテの出荷自主規制解除

 

道南太平洋スケソウ刺し網漁

渡島・胆振10月1日から操業開始

 

道東サンマ漁(9月10日現在)

数量1万7,500トンと伸び悩み、価格再び高騰へ

 

平成27年度JF共済新規加入実績(8月末)

チョコー純新規累計84億円、北海道カウント同111億円

 

札幌中央卸売市場が消費拡大フェア開催

早朝から多くの市民が来場 卸売市場の空気に触れる


羅臼に5万尾超の秋サケ揚がる

2015-09-18 08:35:50 | ニュース

羅臼漁港に18日、5万4千尾の秋サケが水揚げされました。前日を4万尾上回る漁獲実績となり、港には秋漁の本格化を感じさせる活気があふれました。

第一地岬丸の荷揚げ風景

第二十八恵昌丸の荷揚げ風景

第108栄進丸の荷揚げ風景

羅臼では銀毛のオスで4.0kg~5.4kgの魚の中からより厳選したものを「知床羅臼銀毛サケ 羅皇」と名付け、ブランド化しています。

本日水揚げされた5万4千尾の中から厳しい選別のもと、羅皇の名を冠されたのはわずかに4尾でした。


ウトロ漁港で秋サケ350トン荷揚げ

2015-09-18 07:32:55 | ニュース

秋サケの産地ウトロ漁港に17日、350トンを超える秋サケが水揚げされました。

午前7時の荷揚げ開始と同時に、船倉一杯に秋サケを積んだ漁船が次々に入港。そのうち5隻が1度で全ての網を起こすことができず、1回目の荷揚げが終わると同時に再度出港し、残りの網を起こしました。

第三十八共栄丸(三うろこ漁業部)の荷揚げ風景

こちらはとみ丸(今井漁業部)の荷揚げ風景です。

ウトロでは近年、定置網で大型のブリが混獲されています。以前はなかなか値段がつかず販売に手を焼く魚でしたが、近頃は10kgを超えるものについてはキロ単価が千円を上回ることもあるそうです。脂ののりも非常に良いことが、最近の研究の中で明らかになりつつあります。今後の展開が楽しみです。