来年1月中旬から始まる石狩湾系ニシンは、昨シーズンの豊漁を支えた5年魚(2014年級)が中心となるが、4年魚(2015年級)の豊度は高くなく、逆に3年魚(2016年級)の豊度は高いと見られる。そのため、序盤は前年を上回り、中盤は下回るが、終盤は再び前年を上回る来遊が予想される。
道総研中央・稚内水試がこのほど発表したもので、2019年シーズン(1〜3月)の漁況のポイントは次の通り。
① 漁期序盤(1月)に来遊する大型・高齢群のうち6年魚以上は少ないが、5年魚が多いと考えられることから、来遊量は前年並みの見通し。ただし、漁況は直近の海況に大きく左右される。
② 漁期中盤(2月)は、5年魚と4年魚が主体となるが、4年魚の豊度が高くないと考えられ、来遊量は前年を下回る。
③漁期終盤(3月)に来遊する3年魚は豊度の高い年級群と考えられ、来遊量は前年を上回る。
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