小樽産養殖ホタテのブランド力向上を狙った「第1回おタテ祭り」が9月4日、小樽市祝津前浜で開催され、大勢の市民、家族連れで賑わった。地元漁業者らの実行委員会が主催し、小樽市、小樽市漁協などが後援した。会場では、炭焼きホタテを1個200円で提供し、ホタテのオリジナルメニュー、ホタテ稚貝汁、炭焼きツブなども人気だった。子供たちはおタテ釣り、浜辺の工作体験などを楽しんだ。
小樽はかつて本道ホタテ漁業の先進地だった。天然ホタテを漁獲する「八尺」などの漁具も小樽で生まれ、オホーツクに伝播された。資源を取り尽くしたあとは長らく低迷期が続いたが、近年は養殖ホタテが盛んで隠れた産地となっている。特に韓国への活ホタテの輸出は日本海産が人気があり、生産量も伸びている。


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