水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

2018年11月13日(火)発行/北海道漁協系統通信6365号

2018-11-14 11:21:02 | 系統通信

道連合海区漁業調整委員会
秋サケ最終来遊尾数2,300~2,400万尾と予測

道秋サケ沿岸漁獲速報(10月31日現在)
1,930万尾・33%増、406億円・22%減

漁業法の改正案が閣議決定、国会提出

道議会で胆振東部地震の被害・影響調査報告
水産林務関係601件・519億円、林業被害が235億円増
食関連の8割が操業・営業に影響、160社が自家発電導入検討

道総研と北大が魚類養殖をテーマにシンポジウム
閉鎖循環式陸上養殖システムなど最新情報を提供

序盤低迷の道南太平洋スケソウ刺し網漁業
10月末現在2,664㌧、前年同期比63%減

10月分コンブ格付実績(道水産物検査協会)
1万㌧突破、前年同期に比べ1千㌧、11%増

16日、全道「JF共済」推進・専務参事協議会

16日、噴火湾周辺地区「藻場ビジョン」検討会


序盤低迷の道南太平洋スケソウ刺し網漁業 10月末現在2,664㌧、前年同期比63%減

2018-11-06 16:27:43 | ニュース

 渡島・胆振のスケソウ刺し網漁業は、10月1日の解禁から31日までの1ヶ月間で3千㌧以下の水揚げに低迷している。不漁だった28年同期より低く近年最低で推移している

 道水産林務部漁業管理課のまとめによると、31日現在の漁獲量は2,664㌧で、渡島管内が1,468㌧、胆振管内が1,205㌧。

 10月の採捕上限値(TAC管理計画)8千㌧の消化率は33%にとどまっている。渡島、胆振から最大各50隻程度の漁船が出漁しているが、CPUE(操業1回当たりの漁獲量)は渡島・胆振合わせて1.41㌧/隻と低い。生スケソウの浜価格は、沖底ものが㎏50円前後、沿岸刺し網ものは㎏100円を切る水準とぱっとしない状況が続いている。


道秋サケ沿岸漁獲速報(10月31日現在)1,930万尾・33%増、406億円・22%減

2018-11-06 15:23:19 | ニュース

 本道沿岸に来遊する秋サケの定置網による漁獲量は、10月に入り、上旬で534万尾、中旬で366万尾、下旬で239万尾を上乗せし、粘りの操業が続いている。今後は胆振、噴火湾、道南での漁獲が期待される。魚体はいぜん小さいが、単価は横ばい、水揚げ金額も持ち直してきた。

 道連合海区漁業調整委員会によると、10月31日現在の秋サケ漁獲は全道で1,929万5,342尾と前年同期の132.6%。漁獲金額は405億5,897万円と同77.6%。

 地区別では、尾数で前年を大幅に上回っているのは、えりも以西の日高、えりも以東の東部・西部で前年の2倍前後。根室の北部・南部も前年の1.5倍以上となっている。えりも以東が金額でも2割増と唯一前年を上回っている。 道漁連の集計では、10月31日現在で約5万4千㌧と前年比16%増。上旬で約1万6千㌧、中旬で約1万㌧、下旬で7千㌧を上乗せした。単価はメスで1,000円、オスで400円前後。混みで700円という相場が続いている。


2018年11月6日(火)発行/北海道漁協系統通信6364号

2018-11-06 15:21:10 | 系統通信

平成30年 秋の叙勲
横内武久道信漁連会長が旭日小綬章受章

道東サンマ漁(10月末現在)
水揚げまとまり全国で9万㌧、道内で5万㌧

秋サケ親魚確保対策 釧勝、根室南部、宗谷で自主規制

網走管内サケ・マス漁獲(10月31日現在)
サケ892万尾・35%増、金額200億円・24%減

岩手県サケ漁獲速報(10月31日現在)
76.3万尾・12.2%増、11億9千万円・34%減

全道的に不漁のイカ漁
10月に稚内で918㌧、室蘭で720㌧とまとまる

本道のイワシ漁(10月末)11万5千㌧・7%増

好漁にわいたサハリン太平洋サケ・マス
12万㌧を突破、ベニ・シロを効率的に漁獲できず

ロシア漁業者の漁獲量426万㌧へ
極東約300万㌧、スケソウ約150万㌧で前年下回る

道西日本海(奥尻島以南)スケソウダラ資源調査
魚群の大きさ前年より大 40cm台の大型魚が主体

2020年全国漁港漁場大会の北海道函館市開催決定

13日、漁業政策の確立求める全国漁民代表者集会


5日、「水産改革法案」テーマに緊急!沿岸漁民フォーラム

2018-11-04 17:33:51 | ニュース

 全国漁民連(JCFU・高松幸彦共同代表)は、5日(月)午後2時から参議院議員会館で「緊急!沿岸漁民フォーラム『水産改革法案』と沿岸漁業の危機」を開催する。このフォーラムは、漁業法改正法案に反対する漁業経済研究者の会、21世紀の水産を考える会との共催で開き、現場の漁民や漁協が知らないままで進む水産改革法案の問題点を明らかにする。加瀬和俊帝京大教授、櫻井正和水産庁課長補佐、濱本俊策香川県漁業調整委員会会長の報告を受け、パネル討論を行い、質疑、意見交換を行い、各政党代表からの挨拶を受ける。また、代表漁民からの要請文を提出する。