水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

今日の活動?

2008年03月13日 15時00分33秒 | Weblog
 学校は入試期間につき、生徒はお休みで自宅学習となっています。しかし、一部の生徒は一生懸命部活動に専念しています。

 水産生物部はというと、顧問2人が動けないため、自宅学習となっています。

 そんな中、今日お昼前、熱心な部員から電話が入りました。
 熱心な部員数は2名。活動は海洋生物調査。(釣り)

 「今レインボービーチで、面白い魚をゲットしました。体型が・・・。」

 「・・・それはゴッコだ! 今から行く。」

 魚の正体は「ホテイウオ」通称「ゴッコ」。上の写真はゴッコの皮膚写真。それ自体がグロテスク。全身写真はオタマジャクシ。





 顔は「キモイ」と「癒し」が混じり合ったもの。こういうのを「キモカワイイ」と言うのでしょうか。
 動きも非常に鈍く、浅瀬であれば手で捕まえられます。
 この辺も非常に「キモカワイイ」



 生態は、普段は水深100メートル以深に生息し、12月~4月にかけて浅瀬に来て産卵するようです。
 確かに、私は過去にもこのシーズンに数尾捕獲しています。
 寿命は3年ほどで、産卵後は死んでしまうようです。
 また、吸盤が着いており、まな板にのせて引っ張ってみたところ意外と強烈。
 稚魚は浅い岩場で、吸盤で吸い付き生活するようです。餌は浅場にいる稚魚期はヨコエビなど、沖合ではクラゲ類を食べているそうです。

 また、食材としても優秀で、見た目とは裏腹に、大変美味しい魚だそうです。

 美味しい魚だそうです。

 美味しい魚だそうです・・・!。



 ごちそうさまでした。