水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

明日に備えた活動

2008年03月22日 12時01分11秒 | Weblog
 初っ端から水産生物部員の昼食の様子。
 自作した魚の干物を食しています。


 
 さて、先日水族館に行きましたら「さかなくん」がいました。
 独特のかん高い声を混じらせながら水槽を前に館長とトークをされていました。
 後ろからついて行き、聞き耳を立ててみました。
 さかなくんの解説は、やわらかい感じで、判りやすく、尚且つ熱意がこもり聞き手を引き寄せる超一流のものでした。
 
 さすが東京海洋大学客員准教授。

 さかなくんのカメラの先には、アザラシのベイビー。




 また、昨日コンブの取り上げを行いました。


 このコンブは、純粋な山形県産のマコンブです。

 もともと山形県にはマコンブは自生していません。
 昨年までは、秋に北海道から種苗を取り寄せて成長させていましたが、今年はなんと、加茂水族館から取り寄せました。

 「なぜ加茂水族館?」

 カラクリは、昨年の「北海道生まれ山形県育ちのマコンブ」を、枯れる夏季に、低水温の水族館水槽で飼育実験をさせていただきました。水族館側としては展示となります。
 その結果、種苗を取ることに成功しました。



 水族館とのタイアップ。
 これは凄いことです。

 山形県で、生マコンブを見られるのはここだけです。


 話しは変わり、明日22日(日)山形市の霞城セントラルにて「山形県高等学校科学系部研究展が開催されます。

 現在、目の前で4人の優秀な部員がパソコンで明日の資料を作成しています。

 内容は、内陸部では珍しい海洋生物を展示し、説明させていただきマス。

 多くの小中学生が来られることを期待しています。




 by顧問