議員団のホームページでも書きましたが、敬老パスをめぐって議会が大きく変化しました。市長が具体的に踏み込んで「バスは100円、地下鉄などは半額の子供料金で」と唐突に発言。ほとんどの会派から、批判が集中したのは当然です。当初から、敬老パスの検討懇話会は、有料化前提の議論だとして、私たちは批判して、ビラや街頭などから訴え、また4700通にも上るアンケートの回答も市民の方からいただきました。86%が有料化反対、有料化の前に無駄な投資など税金の使い方を改めるべきという意見が多く寄せられています。こういった声は、神戸市のアンケートでも多くみられました。市民の声に答えるべきです。市民の声には耳を傾けず、有料化ありきの懇話会の意見だけきくというのでしょうか。奇しくも、市民の声を聞かないという今の市政の本質が、敬老パスの態度にはっきりと表れていると感じています。敬老パスを巡る議論が中心になり、他の議論がはじかれた感があります。議会もおわりました。今回きちんととりあげられなかったテーマはいくつもあるので、今度にはしっかり議論できるよう、勉強しておきたいと思います。(※議員団のHPもみてください)
25日午後、「敬老パスの現行制度を守る神戸市連絡会」のみなさんとともに、第1次分として31601筆を神戸市への要望署名を提出しました。神戸市からは、桜井保健福祉局長を含む3名が出席しました。今朝の毎日、朝日、神戸各紙も報じていましたが、須磨区をはじめ、9区すべてから約50人参加し、参加した方々が切実な思いを局長に訴えました。80代の方も参加しておられました。最後の挨拶で局長は「ご期待に添えないと思いますが」と述べましたが、参加されていた方々は、もっとがんばって運動を広げたいと元気に話していました。とても、元気な人たちに、励まされる思いでした。