やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

生活破綻、増える相談

2009-04-08 | 日記・エッセイ・コラム

 生活保護を受けたい、そんな相談を受け、話を聞きに行きました。最近、増えてきていて、気になっています。

いろいろお聞きしたところ、年金収入のみですが、はるかに生活保護基準よりも上回る収入がありました。250万円程度なのですが、この間、国保や介護保険の保険料があがったことに加え、市営住宅の家賃制度の改悪で一気に生活が悪化。病気を抱えながらの生活に、生活資金の捻出に苦労されており、精神的にも疲れておられました。

 戦争で父親を亡くし、母親一人の手で兄弟ともに育てられたとのこと。当時の母親の収入は”日銭稼ぎ”でようよう日々の暮らしをまかなう程度だったといいます。母親の帰りが遅ければ食べるものもなく、兄弟で何も食べずに寝ていたこともしばしばだったそうです。「育ち盛り、ひもじい思いをして、苦労を重ねてようやく定年。やれやれと思っていたら、またこんな思いをするとは」と、とても悔しそうに話していました。

 みんなぎりぎりのところで保たれていた生活。福祉や経済など、少しでも悪化すると全体のバランスを崩し、一気に生活が破綻をしていく…。なんとか食い止めなければなりません。

 消費税の引き上げは、おぼれている人の頭を押さえて沈めるようなもの。やめるべきです。


ようやく更新、すんません

2009-04-08 | 雑記帳

 すんません。前回の更新からずいぶんと長くたってしまいました。すっかり桜の季節。もう満開です。予算議会で、頭も体もめいっぱいの対応でした。議会活動にはだいぶん離れてきたとはいえ、予算と決算では、常任委員会で担当している局以外の部局を担当することになります。どこに当たっても初めての部局、それだけでも頭がパンク状態です。

 今度の議会は、行財政局と企画調整局を担当しました。質問では、人権無視がまかり通る滞納市税の徴収や、偏った神戸市の産業政策の根幹ともいえる医療産業都市構想などをとりあげました。今回の質問は、予算質疑の1日目と2日目。初めて担当する局ということに加え、準備期間もほとんどなく大変でした。

 また今回は、予算の賛否についての意見表明や、党議員団の提案した予算の対案=予算の組み替え提案の提案説明なども担当し、いろいろな役を受け持ったので、大変な思いをしましたがずいぶん勉強になりました。

 ところで、「差し押さえをもっとやれ」と言い切った他会派の議員がいました。市民生活を脅かすほど徴税を強化し、職員が必死に集めた税金。市民だってこの経済状況の中で苦しんでいます。この税金を使って、20人の議員が総額2000万円の海外視察。こんなことって許せますか?
 
 敬老パスは、どれだけ利用者が減っても利用実態調査はやらない、老朽化した保育所の修繕や建て替え計画については、計画すらなく「民営化がもっと進んだら(お金が出来るので)」できるかも?ずいぶん腹の立つやりとりもありました。今年は市長選。市民の怒りの鉄槌を下しましょう。