やまじゅん通信 “きょうのヤマ場”

日本共産党前神戸市会議員 山本じゅんじ WEB通信

対区交渉に同席。ゴミ、保育所、集会所、バス路線などなど

2010-05-29 | 環境・自然

 昨日、ある団体の対区交渉に同席しました。要望項目は多岐にわたっていたのですが、そのうちゴミ問題やバス路線の問題、地域の集会所問題、保育所の廃止問題など16項目分について、区の担当者から説明を受けるとのことで、私も一緒に聞いてきました。議員団の予算要望やこれまでの議会質疑などでかなりやりとりがあったものも多かったのですが、回答を聞いていると以前とその内容があまりかわらいなぁというのが率直な感想です。

 特に、ゴミ問題は取り残し。やめてくれという要求ですが、指定袋導入時の議論から、市の姿勢はあまり変わっていないようです。確かに、分別を徹底しようとするために強い姿勢で望むのはわからなくもないのですが、しかし現状では、自治会などをはじめ一部の人たちの努力と協力によって、立ち番もふくめた住民への周知と徹底が進められてきているのが実態ではないでしょうか。また、独自に進んだ取り組みをして、環境に負荷を与えないような生活をと、取り組んでいる方々もたくさんいらっしゃいます。神戸市よりも小規模な自治体でも、ゴミ問題については多くの時間をかけより多くの市民参加で取り組んでいるところも少なくありません。都市には都市のそれぞれの顔があり、性格があります。それをふまえて地域の事情に応じた取り組み方が必要でしょう。今度は廃プラスチックの分別も予定されています。住民の方々の協力なしには進められないわけですから、もう少し推進体制については、時間をかけた取り組みともう一工夫が必要ではないでしょうか。

 その他の問題もなかなか平行線。自由に使える集会所が少ないということ、特に地域福祉センターのあり方については、一考の余地があるのではないかと思いました。

使いにくい、そういう声は依然として出続けています。管理のあり方についてそろそろ見直しが必要ではと感じました。公共施設の使用料が高い、駐車場も高い、こういう声が出ている中で、コミュニティ活動支援のありかたについても、もっと自由な活動が保証されるよう、集会所整備も含め再検討が必要ではないか、そんな事を感じた一コマでした。