レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.1758 富士登山2014 (最終)    (Photo No.12125) 

2014年08月01日 23時38分46秒 | 風景
下山し始めて、45分くらいです。下山ルートの約三分の一を降りてきました。
この写真は途中で休息した時に撮った写真ですが、みどりさんの顔が凄い
でしょう。まるで銀行強盗にでも入るような「怪しいおばさん」モードです
よね(笑)。こんな恰好で街中を歩いたりしたら、すれ違う人はみんな振り返る
でしょうね。でも富士山の下山ルートでは、対して目立たないのです。面白い
ですよね。それにしても3人とも、まだまだ余裕の表情です。この辺りまでは
それぞれ体力は残っていたようです。古井君は昨日紹介した下山方法を実践しな
がら、信じられないスピードで、とっとと一人で降りて行きました。でも彼は
必ず途中で待ってくれています。
さて、2014年の高校時代の仲間達との富士登山の写真も、今日が最終です。
秋になったら、今度は別な山に登ってきますので、またその様子をご紹介
しますね。

【撮影日】2014/07/26 07:47:47.45
Nikon D300 レンズ:20mm f/2.8D
焦点距離:20mm f/11 1/640秒

今日の東京はかなり蒸し暑かったですね。ちょっと外に出ただけで汗が噴きでる
感じでした。明日の東京は今日と同じくらい暑いようです。今夜はブログの更新
が遅くなってしまいました。実は先ほどまで、高田馬場で、同級生のK貞君と
久しぶりに会って飲んでいたんです。昔話に華が咲いて、とても楽しいひとときを
過ごせました。k貞君、かなり飲んでたようですが、明日は二日酔いにならなけ
ればいいですね。私は、明日は久しぶりに海に行ってきたいと思います。三浦
半島の南端に近い観音崎あたりにでも行ってきましょうかね。冷たい海で泳ぐと
気持ちがいいですよね。素潜りセット(足ひれ、シュノーケル、水中メガネ)を
持って海の中を潜ってみましょうか。私はこう見えても結構潜るんですよ。
以前もちょっとお話したかと思いますが、昔は外房で、アワビやサザエをたくさん
採っていたのです。(もちろん本当は漁業権があるので一般の人は採取禁止なん
ですが。)わずか3時間足らずの潜りで、アワビを12~15個、サザエは大きなもの
ばかり50~60個は採っていました。採りたてのクロアワビのお刺身は、もう最高
でしたね。外房の海は本当に自然豊かな海でした。それに比べると三浦半島の海は
アワビをあまり見かけませんね。サザエはたくさんいるんですけどね。恐らく深場
に行けばアワビもいるかも知れませんが、最近は深く潜るのが体力的にきついので
無理しないようにしています。やはり歳には勝てませんね。そんな時は、少し沖まで
水泳を楽しむだけにしています。沖合いで、波に浮かんでのんびりと空の雲を見て
いると、とても癒されます。

さて今日のお薦めの焼酎は沖永良部酒造の「はなとり」という焼酎です。
黒糖焼酎です。度数が20度と低く、とてもスッキリと飲みやすい焼酎に
なっています。黒糖焼酎は、奄美群島でしか製造が認められていない
サトウキビからとれた黒糖より醸造された焼酎です。本土では、製造でき
ないんですよ。はなとりは、東京ではほとんど見かける事はありませんが
もし、居酒屋さんとかで出ていたら、ぜひ飲んで見て下さいね。旨いですよ。

今日のお薦めの曲は手嶌葵の「時の歌」という曲です。あのジブリのゲド戦記
に流れる曲でしたね。

古井君が、わずかな日陰に体を休めながら皆を待っています。(Photo No.12124)

2014年08月01日 23時37分09秒 | 風景
古井君は、やっぱり山の中にいると、絵になりますよね。いわゆるベテランの
アルピニストですね。彼の休憩の仕方を見てもわかるように、登山の休息の時は
荷物を降ろしてなるべく座らな方がいいそうです。座ってしまうと次に立つ時に
足にかかる負担が大きくなって、余計に疲れるとテレビでも言っていました。
確かにそうかもしれませんが、それでも、疲れていると座りたくなってしまい
ますよね。


【撮影日】2014/07/26 07:43:07.23
Nikon D300 レンズ:20mm f/2.8D
焦点距離:20mm f/11 1/1250秒

何だか下界の雲が湧き上がってきましたよ。(Photo No.12123)

2014年08月01日 23時35分28秒 | 風景
陽が昇ってくると、地上近くの空気が温められて上昇し、やがて雲になって
きます。富士山の下山中には、この下からの湿った空気が顔に当たって、と
ても気持ちがいいんですよ。疲れている時に、この湿った冷たい霧のような
雲がとてもありがたいです。ヒヤッとして生き返るような気分になります。

【撮影日】2014/07/26 07:56:07.87
Nikon D300 レンズ:20mm f/2.8D
焦点距離:20mm f/11 1/2000秒

吉田口に戻る下山ルートには、こうした標識がたくさんあります。 (Photo No.12122)

2014年08月01日 23時34分17秒 | 風景
7合目の公衆トイレの下まで、このジグザグの砂利道が続きます。標識のナンバーで
いうと、60番近くまではあったような気がします。ここはナンバー45ですから、残り
3Kmぐらいは下りが続きますね。

【撮影日】2014/07/26 08:28:24.72
Nikon D300 レンズ:20mm f/2.8D
焦点距離:20mm f/11 1/1600秒

ようやく七合目を通り過ぎて六合目まで、もう少しです。 (Photo No.12121)

2014年08月01日 23時33分26秒 | 風景
怪しい恰好のみどりおばさんは、かなり疲れたようです。強盗用の覆面に
サングラス姿なので、その疲労感は伝わってきませんが、歩く速度が
遅くなってきました。それでも、おしゃべりは相変わらずのみどりさん
でした(笑)。
「あと、残りわずかだから気合をいれて頑張ろう!。」と、言っている
私もかなり足腰に、疲労が溜まってきました。でも、気合を入れて、もう
ひと頑張りです。

【撮影日】2014/07/26 09:22:09.86
Nikon D300 レンズ:20mm f/2.8D
焦点距離:20mm f/11 1/800秒

富士山頂があんなに遠くに見えています。 (Photo No.12120)

2014年08月01日 23時32分36秒 | その他写真
雲が出てきましたね。標高が下がってくると、やはり気温が上がってきます。
下りでも、かなりの汗をかくんです。それでも都会に比べたら、まだまだ
涼しい富士山六合目です。山頂が遠くに小さく見えています。あそこまで
登ったんですね。ここに来るといつも「よく登ったな。でも、もうしばらくは
いいや!。」って思うのです。

【撮影日】2014/07/26 09:26:03.46
Nikon D300 レンズ:20mm f/2.8D
焦点距離:20mm f/11 1/1000秒

六合目の上りと下りの交差地点で記念撮影です。 (Photo No.12119)

2014年08月01日 23時31分31秒 | 風景
交差地点では、これから頂上を目指す人とすれ違います。目と目が合うと
「今から、辛い登山に挑戦するんだな。頑張ってね。こっちは無事に頂上に
行ってきましたよ。偉いでしょう!。」と、ちょっと優越感に浸った目で
登山客を見てしまいます。
写真を見ると、心なしか平田君の顔だけ笑顔じゃないように見えますね。
今年は、彼は会社のビルの階段を往復して、足腰を鍛え、3kg減量してから
富士登山に挑戦したんですよ。登山の前半は、こうした事前の努力が報われ
たと思い快調に登っていましたが、ちょっと登りで飛ばしすぎたようで
後半はかなりバテバテになってしまいました。でも、彼にとってはきっと
いい経験になったと思います。富士登山はマラソンと同じようにペース配分
も大事なんですね。

【撮影日】2014/07/26 09:28:30.00
Nikon D300 レンズ:20mm f/2.8D
焦点距離:20mm f/11 1/200秒

最後の休憩です。二人とも疲れのピークを迎えているようです。 (Photo No.12118)

2014年08月01日 23時30分47秒 | 風景
ただただ、静かに座っているだけの二人です。とても辛そうです。足、ふくらはぎ
、膝、太もも、腰が限界状態のようです。まるで、体中から「やめてくれー!。」って
悲鳴が聞こえてきそうです。その悲鳴が、私の心にまで聞こえくるような気がします。
これが昨日話していた平田君の疲れのピークの写真です。彼の前にまわって、その
疲れた表情を撮れば良かったですね。でも、彼はカメラに気がつくとニヤッって
笑うと思いますよ。

【撮影日】2014/07/26 09:50:03.26
Nikon D300 レンズ:20mm f/2.8D
焦点距離:20mm f/11 1/100秒

五合目から馬車がやってきました。 (Photo No.12117)

2014年08月01日 23時29分55秒 | その他写真
この六合目から五合目までは、最後の方で、長いゆるやかな上りが続くの
です。もう疲れの極限になっている体には、緩やかな上りでも、相当体に
堪えます。そんな上りのきつさに負けて歩けなくなった登山客を、この馬車
が五合目まで乗せていってくれるのです。「ああ、乗せていってー!。」
心の叫びが聞こえてきました(笑)。我慢、我慢です。ゴールまで歩き通し
ます。

【撮影日】2014/07/26 10:00:13.45
Nikon D300 レンズ:20mm f/2.8D
焦点距離:20mm f/11 1/320秒

バンザイ!!。ようやく五合目に到着しました。本当にお疲れ様でした!。(Photo No.12116)

2014年08月01日 23時28分21秒 | 風景
みんなよく頑張りました。本当に、本当にお疲れ様でした。もう体は疲労の
ピークで、ちょとした段差の階段を下りるのも大変なくらい、膝に負担が
来ています。それでも山頂まで登ったという達成感の方が疲労感を上回り
ます。ある意味、今はとても心地よいですね。それに最高に気持ちいいんです。
今回の富士登山は、出だしから五合目行きの最終バスに乗り遅れて、高い
タクシー代を支払う事になったり、私なんかは登り始めてすぐに、体調不良
で吐きそうになったりとか、かなり先き行きが心配されましたが、何とか
こうして無事に頂上まで登れて、そして無事に下山できましたね。山の神様
に感謝ですね。またお盆前に、もう一度、富士山に登ってくるかもしれませんが
今度は、しっかりと体調を整えて、無理をせず、満天の星空と、見事な雲海と
影富士の撮影をしてきますね。


【撮影日】2014/07/26 10:17:48.63
地Nikon D300 レンズ:20mm f/2.8D
焦点距離:20mm f/6.3 1/1250秒