レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.1765 大谷石採掘場跡地と大谷観音 (その4)    (Photo No.12176) 

2014年08月23日 14時09分32秒 | 風景
写真は大谷寺(おおやじ)です。天台宗の寺院で山号は天開山、院号は
千手院です。本尊は千手観音になっています。弘仁元年(810年)に空海
が千手観音を刻んでこの寺を開いたとの伝承が残っているそうです。
歴史あるお寺ですね。

【撮影日】2014/08/13 14:59:35.05
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:18mm f/2.8 1/800秒

今日の東京は朝から雨がパラついています。久しぶりの雨ですね。気温も
グッと下がって、とてもすごしやすいですよ。昨日までは外にでると猛暑
に高湿度と、それはそれは蒸し風呂の中にいるような感じでしたから、今日
はまるで郊外の高原にでも来ている様な感じです。植物や木々達も、大喜び
でしょう。何だかんだ言っても、あと1週間で8月も終わりです。このまま
秋になってくれるといいですね。でもきっとまた暑さが戻ってくるのでし
ょうね。

池上の行き付けの飲み屋さんでの会話。

常連さん「ママ、いつものウーロンハイとちょっと味が違うな。
     もしかして毒でも入れた?(笑)。」
ママ  「そうよ、毒をいれといたわ。毒は毒でもコドクよ。」
常連さん「ひぇー、俺を淋しくさせて、何回もお店に来させようと
     しているな。」
ママ  「違うわよ、店の中がうるさくてしょうがないから静かに
     させようとしているのよ。」
常連さん「すみません。いつもうるさくて・・・」

面白いでしょう。洒落のわかるママさんです。ちなみに常連さんって
私の事じゃないですからね。私はお店ではウーロンハイは飲みません。
ほとんどの場合、生レモンサワーです。それにしてもここのお店には
口うるさい常連さんがたくさんいます(笑)。ひとり静かに飲むお客
さんは、ほとんどいません。それはそれで賑やかで楽しいのですが
さすがに店の中がギャーギャーうるさくなると、ママがみんなに注意を
し始めます。わたしはどちらかというと、いつも聞き役に回る方です
から、比較的静かな方だと思います。それなのでストレスを溜めたみん
なが、仕事の事や、家庭の事を、いろいろと私に話しかけてくれます。
満席の時に私が顔を出すと、いつもみんな席を詰めてくれて「隣に座れ」
と呼んでくれたりもします。ありがたい事です。最近は、仕事の関係
で、取引先と飲む機会が多くなって、地元に帰って飲む回数が減って
きました。その為、行き付けの店では、きっと私の変わりに誰かが
みんなの話の「聞き役」になってくれている事でしょう。

さて今日のお薦めの焼酎は奄美大島酒造の「浜千鳥乃詩」という焼酎です。
黒糖焼酎になります。いつもは芋焼酎や麦焼酎を中心に飲んでいますが
ときどき黒糖焼酎が飲みたくなる時があります。黒糖が原料といっても
この「浜千鳥乃詩」は糖分は0%なんです。2年以上熟成してあるので
口当たりもまろやかで、マイルドな味わいです。ロックが旨いですよ。

今日のお薦めの曲はRSPの「M~もうひとつのラブストーリー~」という曲です。
「M」はあのプリンセスプリンセスのドラムスだった富田京子氏の実体験した
大失恋を元に作詞した名曲でしたね。背景に流れる画像は、ちょっと失恋と
いう感じではなくて、可愛そうな影像です。人は失恋を重ねて大人になるの
です。もしかしたら、世の中には、一度も失恋を経験した事がない人もいる
でしょうね。それは果たして幸せな事なのかどうか、迷いますね。

大きな岩の中にお寺が造られています。 (Photo No.12175)

2014年08月23日 14時08分52秒 | 風景
大谷寺は大谷石凝灰岩層の洞穴内に堂宇を配する日本屈指の洞窟寺院です。
本尊は、凝灰岩の岩壁に彫られた高さ4メートルの千手観音で、一般には
これが「大谷観音」の名で知られています。残念ながら千手観音は撮影禁止
でしたので、みなさんにお見せすることができません。見事な千手観音は
ぜひここまで行って現物を見てください。

【撮影日】2014/08/13 15:01:12.84
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:17mm f/2.8 1/800秒

大谷寺の奥には面白い石柱がありました。 (Photo No.12173)

2014年08月23日 14時07分55秒 | 風景
これは何でしょうね。石でできた飾り物がたくさん置いてあります。
象、獅子、不動明王などが置かれています。今までこんな石柱を
見たことがありません。天台宗のお寺では、こうしたものをよく
設置しているのでしょうかね。

【撮影日】2014/08/13 15:06:37.00
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:26mm f/2.8 1/320秒

石灯籠の緑苔がいい塩梅ですね。 (Photo No.12172)

2014年08月23日 14時07分28秒 | 風景
日本の美とでもいいましょうか、ここまで苔が生え揃うまでには
きっと年数が経っていることでしょう。岩苔もなかなか風流です。
本当ならこんな風景を見て「ここで一句」と言いたい所ですが
俳句は難しいですからね。あとで考えておきましょう。

【撮影日】2014/08/13 15:08:08.59
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:30mm f/2.8 1/250秒

弁財天と白蛇 (Photo No.12171)

2014年08月23日 14時07分03秒 | 風景
写真の右下に、白い蛇がいるのがわかりますか。かなりの大きさです。
もちろん作り物ですが、いわれは次のとおりでした。

 「昔、この池に毒蛇が住んでおり、毒をまき人々を困らせていました。
  時に大同、弘仁の頃、弘法大師がこの話を聞き、秘法をもって退治
したといいます。その後、毒蛇は心を入れ替えて白へびとなり
弁財天にお仕えしています。」

日本には白蛇にまつわる昔話がたくさん残っているものですね。

【撮影日】2014/08/13 15:09:46.77
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:38mm f/2.8 1/640秒

大谷寺の境内には、千手観音のミニ版の石像がありました。 (Photo No.12170)

2014年08月23日 14時06分39秒 | 風景
これは残念ながら本物ではありませんが、雰囲気は似ています。
そもそも千手観音が何故生まれたかご存知でしたか?。仏教の発祥地
であるインドには千手観音は見られなく、中国でも数は少ないよう
ですから、日本で多く作られたようです。千本の手は、どのような
衆生をも漏らさず救済しようとする、観音様の慈悲と力の広大さを
表しているそうです。

【撮影日】2014/08/13 15:09:07.43
Nikon D300 レンズ:17-55mm f/2.8G
焦点距離:55mm f/2.8 1/800秒