Rowing!!ー滋賀大学教育学部☆漕艇部の徒然ブログー

滋賀大学教育学部漕艇部の愉快な仲間たちによる、その活動をつらつらと書いたブログです(^^)◎

目をつぶっても

2020-02-02 10:37:08 | 独り言

明日が節分、明後日が春分の日ですね。

皆さん、こんにちは。3回生ローヤーの太田龍之介です。暦の上ではもう春とはいえ、春分とは名ばかりでまだまだ寒さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

先日行われたマシンロー大会では、いつものことながら始まる前はかなり緊張しました。なぜ緊張するのかというと、今からしんどいと分かっているから。もしかしたら乗り越えられないんじゃないかって思うからです。

始まる前は嫌で嫌で仕方がない。他の人が漕いでいるのを見てもえずくくらい。早く時間が過ぎればいいのにと思いました。

そんな時、ふと僕は何を怖がっているのかと思いました。みんなも同じように頑張って、みんなも同じように緊張してる。人間は試練を前にこんなにも怖がるのかと、なんだかそれが滑稽で、面白くて笑えてきました。

そして、いざスタート

やっぱりしんどかった。目をつぶってもダメ。他のことを考えてみてもダメ。周りの人を見てみてもダメ。やっぱりとってもしんどかったです。

しかし、その数分間が終われば、どうってことなかったなと思いました。むしろ、こんなことならはじめからそんなに怖がらなくてもよかったなんて思ったりもしました。人間って面白いなと思いながら、同時に、数分間の時間の長さも感じました。

 

 

僕は最近、その数分間が非常に欲しい。そう、学期末のテスト前だからです。数分間というより、テスト勉強をしているときは、できるだけ欲しい。そしてテストが始まる前は、あと1秒でさえも欲しくなります。

時間はみんなに平等に与えられていますが、時間の大切さを考えるためにこんな言葉を聞いたことがあります。

「1年の価値を理解するには、落第した学生に1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に。1週間の価値を理解するには、週間新聞の編集者に。1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに。1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に。1秒の価値を理解するには、たった今、事故を避けることができた人に。10分の1秒の価値を理解するためには、オリンピックで銀メダルに終わった人に、それぞれ聞いてみるといいでしょう」という言葉です。

 

英語で現在を表す「present

なぜ、プレゼントというのか。

昨日はもう過ぎ去り、明日はまだ分からない中で、今日という時間は与えられたものだからです。「今」はプレゼントされたものだから。そんな風に考えられたら素敵ですね。

だから、自分の持っているこの時、この瞬間を大切にしないとだめですね。あの悪魔の数分間でさえも、どうせやるならもっと楽しめばよかったなぁ。

「今」はあなたへの贈り物。そう思ってこれからの時間を大切に過ごしていきたいです。最後に、単位ください。失礼しました。