コットンウェイの道端から

真岡鐵道を中心に、広く交通に関するトピックスをお届けしたいと思います

[3セク鉄道]全国3セク鉄道ニュース vol.2

2011-12-13 23:54:20 | ガンバレ!3セク鉄道
全国の第3セクター鉄道関連の話題をお伝えするこの企画ですが、昨年7月の初回以来書いてませんでした。これからは、月1回程度書いていきたいと思います。


□AIZUマウントエクスプレス号日光直通、お座トロ展望列車鬼怒川乗り入れへ
東武鉄道などは、JR会津若松駅・喜多方駅~鬼怒川温泉間で直通運行しているAIZUマウントエクスプレス号を、来春をめどに東武日光駅まで延伸する計画を進めていることを先月発表しました。また、あわせて会津若松~会津田島間で運行されているお座トロ展望列車も、鬼怒川温泉駅まで延長するそうです。AIZUマウントエクスプレス号は、JR東日本~会津鉄道~野岩鉄道~東武鉄道と4社線にわたって運行されている快速列車で、鬼怒川~会津間の観光の足として親しまれています。これを日光まで延伸することで、観光ネットワークの強化によるさらなる沿線活性化が期待されます。

なお、AIZUマウントエクスプレス号およびお座トロ展望列車は会津鉄道の車両で運行されているため、延長運行となると関係路線のダイヤが大きく変更になる可能性があります。運行の詳細、ダイヤ等については現在調整中と思われますが、震災以降、一部列車の運転を休止している会津鉄道の運行体系がどうなるのかも気になります。


□由利高原鉄道に新車導入
秋田県の由利高原鉄道は、老朽化した車両を置き換えるため、今年度から毎年1両計3両の新型車両を導入するそうです。同鉄道は、秋田県由利本荘市内を走る全長23kmの路線で、開業26年を迎えます。新型車両のデザインは、沿線の自然をイメージし各車ごとに異なる塗色とする予定。(株)日本車輌製造が製造を担当するとのことなので、松浦鉄道MR600形に続き、真岡鐵道モオカ14型の後輩となる車両が誕生しますね。1両目の運行開始は、来年4月だそうです。


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