3月のJRグループダイヤ改正が迫る中、3セク鉄道各社でもダイヤ改正や新列車の運行などの情報が出てきています。
□日光直通のAIZUマウントエクスプレス号新設~会津鉄道3/17ダイヤ改正
前回のこのコーナーでも書いた通り、会津鉄道のAIZUマウントエクスプレス号が東武日光駅まで延長になります。東武日光駅に乗り入れる列車は、従来の東武鬼怒川駅乗り入れ列車とは別に1往復設定され、東武線まで直通運転される列車は計4往復となります。新設される列車は、会津若松駅8:00発、東武日光駅11:35発で、会津若松駅~東武日光駅の所要時間は3時間弱です。
一方で、会津鉄道は今度のダイヤ改正で、震災後運休となっている早朝深夜の列車を正式に廃止するほか、日中のトロッコ列車とその近接した列車を統合するなど、運行体系のスリム化も実施するようです。朝夕の通勤通学時間帯の列車は現状を維持するようですが、一層観光向けの鉄道にシフトするように感じられます。
□わたらせ渓谷鐵道に新型トロッコ列車「トロッコわっしー号」がデビュー
わたらせ渓谷鐵道は、現在運行しているトロッコわたらせ渓谷号に加えて、自力走行が可能なトロッコわっしー号の運行を4月1日より開始します。トロッコわっしー号に使用される車両は、昨年登場した新型気動車をベースに新造される車両です。通常は窓のない車両ですが、はめ込み式の窓になっており通年での運行が可能だそうです。
ホームページにて告知されている現在の計画では、4~11月は2往復、12~3月は1往復、土休日と行楽シーズンの平日に桐生駅発着で運行の予定です。特に4~11月は従来のトロッコわたらせ渓谷号を合わせて3往復のトロッコ列車が運行されることになるので、繁忙期の混雑緩和や、さらなる観光利用の増加に期待が寄せられています。
□鉄道の存続のため大幅減便へ~平成筑豊鉄道3/17ダイヤ改正
福岡県筑豊地区を走る第3セクター平成筑豊鉄道は、今度のダイヤ改正で大幅な列車の削減を行うそうです。平日と休日のダイヤを分け、平日は昼間を、休日は朝と夜の便を削減し、人件費や燃料費を削減するそうです。驚くべきは列車の削減本数で、平日は2割減、休日は従来の半分の運行本数にするため、経費削減以上に鉄道離れが加速しないか心配なところです。
国鉄の不採算路線を引き継いだ第3セクター鉄道の多くが、開業以来新駅の設置や本数の増加でサービスの向上を図り、それなりの成果を上げてきました。しかし、マイカー依存に加え少子化や人口減少が顕著になってきた今、サービスの見直しが避けられなくなってきているようです。
さて、真岡鐵道ではここしばらくダイヤを含めて大きな動きはありませんね。減便という話はないですが、利用者は減少傾向にあり、利用増とまではいかなくても減少を抑えるような積極的な取り組みを期待したいところです。SLの運行は路線や沿線地域のイメージアップに寄与していますが、民間出身の社長を起用したり、民間的な営業手法で頑張っているような会社と比べると、熱意みたいなものが伝わってこない気がします。ダイヤに関して言えば、利用者のニーズも変わってきているところもあると思うので、現状維持ではなく、ニーズに敏感でかつ効率のよいものに変えていく必要があると思います。
□日光直通のAIZUマウントエクスプレス号新設~会津鉄道3/17ダイヤ改正
前回のこのコーナーでも書いた通り、会津鉄道のAIZUマウントエクスプレス号が東武日光駅まで延長になります。東武日光駅に乗り入れる列車は、従来の東武鬼怒川駅乗り入れ列車とは別に1往復設定され、東武線まで直通運転される列車は計4往復となります。新設される列車は、会津若松駅8:00発、東武日光駅11:35発で、会津若松駅~東武日光駅の所要時間は3時間弱です。
一方で、会津鉄道は今度のダイヤ改正で、震災後運休となっている早朝深夜の列車を正式に廃止するほか、日中のトロッコ列車とその近接した列車を統合するなど、運行体系のスリム化も実施するようです。朝夕の通勤通学時間帯の列車は現状を維持するようですが、一層観光向けの鉄道にシフトするように感じられます。
□わたらせ渓谷鐵道に新型トロッコ列車「トロッコわっしー号」がデビュー
わたらせ渓谷鐵道は、現在運行しているトロッコわたらせ渓谷号に加えて、自力走行が可能なトロッコわっしー号の運行を4月1日より開始します。トロッコわっしー号に使用される車両は、昨年登場した新型気動車をベースに新造される車両です。通常は窓のない車両ですが、はめ込み式の窓になっており通年での運行が可能だそうです。
ホームページにて告知されている現在の計画では、4~11月は2往復、12~3月は1往復、土休日と行楽シーズンの平日に桐生駅発着で運行の予定です。特に4~11月は従来のトロッコわたらせ渓谷号を合わせて3往復のトロッコ列車が運行されることになるので、繁忙期の混雑緩和や、さらなる観光利用の増加に期待が寄せられています。
□鉄道の存続のため大幅減便へ~平成筑豊鉄道3/17ダイヤ改正
福岡県筑豊地区を走る第3セクター平成筑豊鉄道は、今度のダイヤ改正で大幅な列車の削減を行うそうです。平日と休日のダイヤを分け、平日は昼間を、休日は朝と夜の便を削減し、人件費や燃料費を削減するそうです。驚くべきは列車の削減本数で、平日は2割減、休日は従来の半分の運行本数にするため、経費削減以上に鉄道離れが加速しないか心配なところです。
国鉄の不採算路線を引き継いだ第3セクター鉄道の多くが、開業以来新駅の設置や本数の増加でサービスの向上を図り、それなりの成果を上げてきました。しかし、マイカー依存に加え少子化や人口減少が顕著になってきた今、サービスの見直しが避けられなくなってきているようです。
さて、真岡鐵道ではここしばらくダイヤを含めて大きな動きはありませんね。減便という話はないですが、利用者は減少傾向にあり、利用増とまではいかなくても減少を抑えるような積極的な取り組みを期待したいところです。SLの運行は路線や沿線地域のイメージアップに寄与していますが、民間出身の社長を起用したり、民間的な営業手法で頑張っているような会社と比べると、熱意みたいなものが伝わってこない気がします。ダイヤに関して言えば、利用者のニーズも変わってきているところもあると思うので、現状維持ではなく、ニーズに敏感でかつ効率のよいものに変えていく必要があると思います。
真岡線も真岡線利用者増加策や、サービス向上といった動きがあまり見えないですよね。
SLイベント列車等もマンネリ化していますし。
SL列車も他社のように多様な車内イベントを行ったり、普通列車も利用者目線のダイヤ改正や東京方面への割引フリー切符の販売など(関鉄やTX,JRなどとの連携など)営業面でも努力して頂きたいと思います。
ご指摘の通りですね。
公式ホームページひとつとっても、まだまだ情報量や質の面で課題があると思いますし、折角のSLを有効活用しきれてないような気もします。もちろんコストや人員の面での制約はあると思いますが。
普通列車についてももう少し需要を掘り起こせると思いますね。何もしない…(ように見える)のはもったいないと思います。