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農水省の発表によると、2006年の米生産費は、
全国平均で1俵1万6824円になるそうです。
しかも、これは・・・
内訳で家族労働報酬をみると、1日2046円です。
下落時の補てん助成金を加えても2748円にすぎず、
時給だと343円。法で定める最低賃金673円の
半額くらいしか計上してない法律違反の数字!?
この労働報酬を1俵当たりにすると約5000円です。
いま、
農家の手取り米価は1万2000円くらいでしょうか。
つまりほとんどの農家がコスト割れで、いわば
タダ働きで米を出荷していることになります。
なお、
作付け規模別にみると別表のようになるそうです。
計算してみると、
うちの周囲の出荷農家のばあい、タダ働きどころか、
損を重ねながら田んぼを作っているのが実態です。
どう考えても、
カネのためだったらやめるのが一番なんだけど。
あ、写真は
9月6日の朝。いわゆる嵐の前の静けさです。
周囲より1ヶ月は田植えが遅かったうちの田は、
ようやく穂が垂れ始まったところなのに・・・
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