日刊「NOCUSる」

たとえば5年後、あなたは何を食べている? それは、どこで誰が作る?

人体実験?

2009-12-07 | 催し
撮影12/03
No.3397

「たまご新聞」からの転載です。

茨城県消費生活センターが主催して「食の安全安心講習会」とやらが
北茨城市民ふれあいセンターで開かれました。
「産地偽装を見抜く~いろいろ心配しないで食べるために~
というテーマが掲げられていたので参加してみたのですが・・・
そのコーディネーターの話が聞き捨てならない内容だったので、
録音テープから一言一句正確に抜粋しておきます。

(前略)科学が安全を証明するものなんです。私たちが大丈夫かなぁ、安全かなぁと思っているのは、気持ちなんですよね。これは科学ではないんですよね。(中略) 安全かどうかというのは、農林水産省と厚生労働省がつくっている基準を満たしているかどうかっていうことが安全なんですよね。で、国内に流通してくるものは基本は全部、基準を満たしています。なので、流通しているのであれば安全なものです。(中略) もちろんきちんと売られているわけですから、事故が起こっていない限りは大丈夫ということです。(後略)

講師は、●●堂大学医学部公衆衛生学教室 医学博士 という肩書きで、
厚労省などでも専門的な意見を述べる委員などもこなされているとか。
そんなご立派なセンセイのトンデモな断定に驚きました。
どのくらいの税金がつぎ込まれた講習会なのかは知りませんが、
参加者が少なかったのが、せめてもの救いでしょうか。