日刊「NOCUSる」

たとえば5年後、あなたは何を食べている? それは、どこで誰が作る?

棚ぼたと五つ葉

2009-05-16 | 野良から
No.3217


写真は、四つ葉ならぬ五つ葉のクローバーです。
No.3216のつづきで、No.3212も関連です。
たまご新聞」No.568からのコピペ、その後半。
 先日、長男(大学4年)が農作業の手伝いに帰省してくれて、次男(中学3年)と親父(私)と3人で草刈りをしました。「虎刈りになってるのは兄ちゃんのやったとこだよね」とか翌日に次男が言ってたけど、それでも1日で7ヶ所(16枚)、2haほどの田の畦をやっつけることができました。
 ある田んぼでの作業が一段落したところで、水路に落ちた草を片付けていた次男が、「こんなのが流れてきたよ」と、下の写真。
 「さがしても四つ葉だってなかなか見つからないのに、五つ葉のクローバーが勝手に流れてくるなんて、すごくねぇ!?」と、幸せをもたらすといわれる四つ葉を1つ上まわる五つ葉のを見つけて興奮ぎみです。
 晩ご飯どき、あらためて話題になりました。“過ぎたるは及ばざるがごとし”なんて余計な茶々を入れるのを控えていたら、長男が「タナボタっていうか、それも大きなぼた餅が勝手に棚から落ちてきたみたいなもんだなぁ」。
 ここで説教親父の出番です。
 「いやいや棚ぼたっていうのは、何もしないでいて思わぬ幸運に恵まれるという意味じゃないんだぞ。棚の下に行くという努力をしていればこそ、落ちてくるぼた餅が食べられるんだ。
 きょうも、くたびれはてるほどに作業をして、何万本ものクローバーを刈ったからこそ、五つ葉だって見つけられたのさ。ぼた餅を自分でつくって棚にあげようとして、たまたま一つ落ちてきたっていうことかもしれない」
 って、なんとも教訓に満ちた食卓ではありませんか。


 

草刈り道具

2009-05-15 | 野良から
No.3216


草刈りに行くときに積んでいく道具です。

え~と、下記の文章はWebには未UPだけど、
たまご新聞」No.568からのコピペ(前半)です。
 米を作るには水が必要です。そのための用水路などは、地域ごとに組織されている水利組合が管理しています。あっちこっちの田んぼを借りていると、自分が加入していない水利組合のお世話になることになります。これを「出作」と言ったりしますが、やはり地元よりは気をつかいます。
 そうした経験のおかげで、草刈り作業のさいには、写真のように刈払機とともに金網や熊手といった道具を持ち歩くようになりました。細い水路の周囲で草刈りをするとき、刈った草が水路の下流で迷惑をかけないよう、ゴミ集めのための網を仕掛けておき、落ちた草を後からすくいあげるようにしているのです。
 とは前置きで・・・ 
(つづく)

 

輝きと翳りと

2009-05-14 | 定点観測
4/23撮影
No.3215


南隣の高萩市を流れる花貫川を遡上し、山を越えて、
北茨城を流れる大北川を下ってくる壮大な写真紀行(^^;
お楽しみいただいた「新緑の寄り道09」も最終回です。
No.3215には、こんなコメントをいただいおります。
ただし残念ながら、連載の第1回にも記したように、
遠回りをしたといってもほんの2時間ほどですってば。

〆は大北渓谷。西日に輝く翳る新緑のコントラストです。
大きな写真も → こちらに。

→ 1 → 2 → 3 → 4 → 5 → 6

 

「滝山遊歩道」

2009-05-13 | 定点観測
4/23撮影
No.3215

シリーズ「新緑の寄り道09」その6、ラスト前です。
→ 1 → 2 → 3 → 4 → 5

山道を抜けて出た県道を山のほうへ走ったら、
道ばたに「滝山遊歩道」なる看板が立っていて、
初めて見た名前だけど、細い道があるようです。
これはもちろん、入っていくしかないでしょ。
車が行き止まった地点から遊歩道が始まります。
整備されたばかりというか、整備途中のようです。
いくつかの滝があったけど、名はあるのかなぁ?
写真。釣りあげているのはニジマスだそうです。
つづく

大きな写真も → こちら

 

新緑おあずけ

2009-05-12 | 定点観測
4/23撮影
No.3214

忘れかけてるけど、 → 1 → 2 → 3 → 4
間延びシリーズ「新緑の寄り道09」その5です。

山ざらいの現場も気にはしつつ結局、戻ることなく、
別な道に迷い込んだ先には、畜産団地がありました。
山の上まで来ると、まだ新緑というには早い季節で、
あらためて一週間後に来てもいいなと思いました。
なんて、やっぱり、それっきりになっちゃったけど。
来年の楽しみがまた一つ増えたことになるなぁ。
つづく
大きな写真も → こちら

 

丸腰の強さ

2009-05-11 | ひと
No.3213

はるばる東北地方まで足を伸ばして、水戸より近いけど(^^;
いわき・九条の会が主催した講演会に行ってきました。
拉致事件後もイラク支援をつづける高遠菜穂子さん。
この4月に、5年ぶりにイラクに行ってきたばかりだと、
同行した写真家森住卓さんのブログで見ていたので、
時間を割いて行く気になった。とは、うちの母ちゃん談。
高遠菜穂子さんの話は、3年前にも聞いたことがあって、
このときより「たくましさを感じた」というのも母ちゃん談。

(関連)
高遠菜穂子さん
こちら
森住 卓さん
志葉 玲さん

(以下余談)
北茨城・九条の会のメンバーも10人ほどが参加しました。
先に入っていた会員さんが前の席を確保しておいてくれて、
目の前に、いわき・九条の会の事務局長さんの顔があって、
近寄ってあいさつをしたのだけれど、20年ぶりくらいかな。
すぐに思い出してもらえて、母ちゃんも紹介したりして。
うっかりしてたけど、その隣にいた女性が高遠さんでした。
講演が始まるさい、紹介されて立ち上がったので、あちゃ~。
言い訳だけど、3年前に拝見したときより顔が引き締まって、
髪型も変わってたし、まるで気づかないで、失礼しました。
って、その場であいさつする知己でもないし・・・(^^;

 

バカ息子たち、もしくは親バカ

2009-05-10 | 子育ち
ケータイで撮影
No.3212

久しぶりに長男が手伝いに帰省してくれて、
次男と親父もいっしょに3人で朝から晩まで
といっても鶏の世話などをした後からだけど、
とにかく薄暗くなるまで、草刈りをしました。
おかげでというか、なんとかというか、1日で、
6ヶ所、2haほど田の畦がきれいになりました。
全体面積の半分ほどが終了。たいしたもんだ。

 

プールで成苗 09

2009-05-08 | 野良から
5月6日撮影
No.3210

4月17日に播種した第1回、約300枚のうち、
ハウスに並べた苗です。今年もプール育苗です。
ちなみに昨年は、
同じころに「40日苗」なんて紹介しています。
ということは、
今年の作業は20日ちかく遅れてるのかぁ!?
でも、まぁ、たとえば
こんな呼びかけは茨城県だってしてたはず・・・

 

遠回り・寄り道

2009-05-07 | 神没鬼出
No.3209

寄り道の連載中だけど、ちょっと休んで別の寄り道。

菜の花まつりからの復路、高速道を遠回りしてみました。
つまり、北関東自動車道・桜川筑西インターから入って、
ふつうに往路と反対に、東に走って→常磐道ではなく、
北関東道を西に走って→東北道→磐越道というコース。
那須北インターで降りて、後は一般道で帰ってきました。
福島県白河市では、昭和祭りとやらが終わったところで、
夕方、写真のような展示が片付けられている途中でした。
ロボット2体ともわかる人は、きっと50~60歳だな(^^;

(ここから私信)
 > くろあみさん

以前、フォーク弾き語りの喫茶店?を紹介いただきました。
たしか白河駅前だったっけなぁとウロ覚えで探してみました。
まず白河駅か新白河駅かで迷ったけど、在来線駅のほうに。
車で走っていては見つからず、駅前の交番で聞いてみました。
若い警官が「ロッキンハウスという店ならありますよ」とか。
おおよそ場所を教わって、車を置いて歩いてみました。なお、
風邪だか疲労だか、体調の悪そうなチビも同行させました。
教わったとおりに行ってみたけど、さっぱり見つかりません。
あたりで営業している床屋さんなど2・3人に聞いてみたけど、
「地元の私も、そんなお店は知らないねぇ」と口をそろえます。
あきらめて車に引き返しました。できれば再度、交番に行って、
文句の一つでも言うか、改めて聞き直すかしたいところだけど、
チビの体調が思わしくなさそうなので、そのまま帰宅しました。
で、
弊ブログを検索したら、昨年11月にいただいたコメントでした。
例のお店は、白河市じゃなくて、須賀川市だったんですね。
という勘違い。オソマツの一席でした(^^; チャンチャン。
(私信ここまで)

チビで思い出して遅ればせ、
こちらの解説を書いてみました。

 

山ざらい

2009-05-06 | 定点観測
No.3208

間延びしてるけど、 → 1 → 2 → 3
シリーズ「新緑の寄り道09」その4です。

堆肥材料にするのか、畑の敷き料か、
山の斜面をさらっているところを通りがかりました。
さきに刈払い作業もしたはずで、すごい仕事です。
つづく

大きな写真も → こちら

え~と、
Webには未UPだけど、「たまご新聞
No.567では次のような解説をつけています。
 地元だとそんなこともないんだけど、他市での選挙応援のとき、行き止まりに見える路地で、道路の片側のポストにだけビラを入れて、向かい側は帰りに入れていけばいいなんて見通したつもりが、じっさいには突き当たると見えた先が抜けられるようになっていて、もう同じところには戻ってこれなくて・・・と、そんなことがあったりします。
 というのは、まるで余談。
 背景の大きな写真は、新緑にさそわれて車を走らせた高萩市の山あい、下君田地区。釣り堀などがある「ふれあいの里」って知ってる人もいるかな。そこへ向かう道沿いです。
 たった一人で女性が、広い山の急斜面で、刈り倒した茅だか葦だかをさらう作業をしている姿に思わずシャッターを切りました。
 堆肥の材料にするのか、畑の敷き料にでもするのか、そのあたりのことを帰り道にでも聞いてみようと思いながら、たしか「ふれあいの里」は行き止まりのはずだからと、とりあえず車を走らせました。ところが、じっさいには山道を抜けていってしまって、同じ道は戻りませんでした。刈り払いの作業も大変だったろうと思います。まぁまた訪ねて聞いてみることにします。


 

稚苗の育苗箱に

2009-05-02 | 野良から
No.3204

(No.3202へのコメントはまやんさんご明察!)

No.3199のように伸びすぎると、根は、
育苗ポットの中におさまらず、隣のポットにまで
またがってしまいます。これが「根渡り」です。
多発すると、爪で掻き取る仕組みになっていない
ポット田植機の構造上、植えることができません。
やむをえず、
成苗は断念し、一般的な育苗箱に播種しました。
播種スリットを広くしないと種が落ちないため、
厚まきになってしまうのもまたやむをえません。
まぁ、
乗用田植機での走行が困難な深い湿田があるので、
稚苗の歩行型田植機で作業するのも選択肢としては
ありかなと思います。と、結果オーライで(^^;