こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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どうしたものか、このお腹・・^_^;

2012-04-06 23:01:31 | 訪問看護、緩和ケア
昔痔の手術をしたことがあるという方。
排便コントロールのため、摘便をしようとすると、肛門が固くて痛みを伴い、なかなか大変です。

あれだけ肛門が固いと、普段の排便もさぞ大変だったと思うのですが、それがベット上生活ともなると、ますます排便が困難になります。

もともと、消化器疾患があって、お腹の動きもかなり悪く、ガスが多量に溜まってしまうため、お腹がパンパンに張ってしまいます。
腹水のように、臨月のように、お腹の皮が突っ張ってつやつやになるほど盛り上がっているので、横隔膜も拳上され、息も苦しくなります。

肛門が固く閉まっているので、排ガスも排便もうまく出ません。

酸化マグネシウムで便の硬さを調節して、ガスコンを使ったりガスモチンに変えたり、主治医もいろいろ考えてくれますが、どうにもお腹の張りが改善しません。
自力での体位交換もできないので、お腹の動きも改善せず、浣腸をして直腸を刺激すると、爆風と共に水様便が噴出するので、完全ガードで処置しないと、とんでもないことになります。

この処置で、うまくいけば風船がしぼむようにお腹がしぼんで柔らかくなりますし、どんなに頑張っても、少し楽になったかな?程度の場合があります。
そのため、下手すればその日の夜、もって二日程度で元の状態となり、緊急電話が鳴ることとなるのです。
結局、最近ではほぼ毎日ガス抜きの訪問が続いています。

処置をしなければ、ガスも抜けない状況で、何かいい方法はないものか・・。

だいぶ以前、排便がいつも困難な患者さんで、結局ストマを作った方がいましたが、この方はそんな体力もなく、これから施設入所にしても、この状態では受け入れ先がありません。

一応、夫には直腸刺激とレシカルボンの座薬挿入の手技は覚えて頂き、応急的な対応は家族でも出来るようにはなりましたが、それも最近では限界です。

このまま、ずっと毎日訪問と言うわけにもいかず・・・。

困ったね~。どうしよう??
カンファレンスでの合言葉になってしまいました・・

ところで今日、とうとう我が家にフレンチブルドックのおちびちゃんがやってきました。

ご紹介しましょう。

「春らしい名前がいい!!」という娘の提案で、「春・・春・・春と言えば、はるうらら」と言う事で、名前は「うらら」です。

で、こんなふざけた顔をしています。

ずっと見ていてあきません。
癒されます~。

本当におとなしい子で、全然鳴かないのでちょっと心配しましたが、今日初めて3回だけ鳴きました。
ちゃんと「ワン」って言ってました~

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