朝から新患さんの初回訪問が長引いて、次の患者さんまで猛ダッシュ。
その訪問を終えてステーションに帰ると、いくつもの電話や新患依頼、往診調整や退院前訪問の調整。
早口であちこち電話をして、あとはスタッフにお願いして、車に飛び乗りました。
途中車を寄せ、連携室に電話をしてから、山下公園のメルパルクまでなんとかたどり着きました。
今日は横浜市訪問看護連絡協議会の定例会&賀詞交歓会なのです。
定例会では、特別講演として慶應義塾大学大学院経営管理科専任講師 大藪 毅先生の「訪問看護ステーションにおける人的管理」があり、次に定例会テーマとして「横浜市における定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスの現状」がありました。
これはちゃんと聞いておきたかったので、なんとしても出席したかったのです。
学問としての訪問看護経営の研究はまだまだ始まったばかりとのこと。
管理者として、どのようにスタッフの支援をすればいいのか。
モチベーションとコミットメントの違いなど、とっても面白い内容でした。
いろいろな例をあ上げて説明をしてくださったのですが、人を採用するにあたり、就職説明会などで夢と希望に満ちた若者を採用した場合と、クチコミで社員の後輩やら知り合いなどを採用した場合と、どちらが長く会社に貢献するかというと、実は圧倒的に後者が多いのだそうです。
まあ、紹介者も変な人は連れてこないでしょうが、紹介されて就職した人も、変な辞め方するわけにいかないという歯止めもかかるわけで、なるほどなーと思いました。
人材派遣会社からの斡旋では、訪問看護がやりたいというよりも、看護師としてより高収入で楽な仕事、家から近い仕事などのカテゴリーでピックアップされた人が来るので、何度か私も面接しましたが、やっぱり訪問看護がやりたいと言って、来る人とはモチベーションが違います。
モチベーションとは、今現在目の前のやる気で、コミットメントとは仕事を続けるに当たり長期的なやりがいなのだそうです。
なあるほど。
そうそう、訪問看護は職務性より職人性が強いということです。
病院の看護師は職務性が要求されます。
職務性とはプロフェッショナルであること。これは分割的業務をきっちりバッチリできるということです。
分割的とは、一連の工程のある一部分のことで、反対に職人的とは全ての工程を一人でやる「何でもやる一貫性」なのだそうです。
こういう表現をするのは、とても学問的ですね。
実感として、経験として内容自体は日頃そうなのだと理解していましたが、なるほどお勉強になりました。
「定期巡回云々・・」に関しては、現状課題が山積で対象者は非常に限られており、今後検討し改善しなければ、たぶん期待するほどの結果にはならないと感じました。
なにしろ、医療者でないオペレータの采配や、訪問看護の相談抜きで勝手にプランニングしちゃうケアマネ、デイやショートを使うと減算される報酬や、ほかのサービスを入れたら、すぐに足が出てしまい返って高額になってしまうなど、とてもとても使い勝手が悪すぎます。
対象としては、軽度者で医療ニードの低い、不安や転倒などの多い患者さんや、服薬、安否確認など短時間の訪問が頻回に欲しい方くらいでしょうか。
あとは、訪問看護が医療保険ならなんとかタイアップできるかも。
でも、そうなると全部丸めで医療費も削減したいお国の思惑とはちょっとかけ離れたりして・・。
とまあ、そんな感じでした。
賀詞交歓会はそのまま7階まで上がり、港の夜景をバックに、なかなかの盛り上がりを見せ楽しい時間を過ごせました。
でも参加者めっちゃ減っていて、なんだかなぁ・・・。
8時に終了して、家には9時前に到着しましたが、うららは昨日からお泊りに行っているので、なんだかまが抜けた感じです。
うららさんはといえば、バイオレットファームで一日遊んでもらって、ほかのワンちゃんとも共同生活をして、すごく楽しく過ごしているようです。
バイオレットファームのブログにも登場しました。
明日はどんな表情で帰ってくるのか、とっても楽しみです。
外泊中のうららさん。
ちゃんとメールで近況を教えてくれます。
その訪問を終えてステーションに帰ると、いくつもの電話や新患依頼、往診調整や退院前訪問の調整。
早口であちこち電話をして、あとはスタッフにお願いして、車に飛び乗りました。
途中車を寄せ、連携室に電話をしてから、山下公園のメルパルクまでなんとかたどり着きました。
今日は横浜市訪問看護連絡協議会の定例会&賀詞交歓会なのです。
定例会では、特別講演として慶應義塾大学大学院経営管理科専任講師 大藪 毅先生の「訪問看護ステーションにおける人的管理」があり、次に定例会テーマとして「横浜市における定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスの現状」がありました。
これはちゃんと聞いておきたかったので、なんとしても出席したかったのです。
学問としての訪問看護経営の研究はまだまだ始まったばかりとのこと。
管理者として、どのようにスタッフの支援をすればいいのか。
モチベーションとコミットメントの違いなど、とっても面白い内容でした。
いろいろな例をあ上げて説明をしてくださったのですが、人を採用するにあたり、就職説明会などで夢と希望に満ちた若者を採用した場合と、クチコミで社員の後輩やら知り合いなどを採用した場合と、どちらが長く会社に貢献するかというと、実は圧倒的に後者が多いのだそうです。
まあ、紹介者も変な人は連れてこないでしょうが、紹介されて就職した人も、変な辞め方するわけにいかないという歯止めもかかるわけで、なるほどなーと思いました。
人材派遣会社からの斡旋では、訪問看護がやりたいというよりも、看護師としてより高収入で楽な仕事、家から近い仕事などのカテゴリーでピックアップされた人が来るので、何度か私も面接しましたが、やっぱり訪問看護がやりたいと言って、来る人とはモチベーションが違います。
モチベーションとは、今現在目の前のやる気で、コミットメントとは仕事を続けるに当たり長期的なやりがいなのだそうです。
なあるほど。
そうそう、訪問看護は職務性より職人性が強いということです。
病院の看護師は職務性が要求されます。
職務性とはプロフェッショナルであること。これは分割的業務をきっちりバッチリできるということです。
分割的とは、一連の工程のある一部分のことで、反対に職人的とは全ての工程を一人でやる「何でもやる一貫性」なのだそうです。
こういう表現をするのは、とても学問的ですね。
実感として、経験として内容自体は日頃そうなのだと理解していましたが、なるほどお勉強になりました。
「定期巡回云々・・」に関しては、現状課題が山積で対象者は非常に限られており、今後検討し改善しなければ、たぶん期待するほどの結果にはならないと感じました。
なにしろ、医療者でないオペレータの采配や、訪問看護の相談抜きで勝手にプランニングしちゃうケアマネ、デイやショートを使うと減算される報酬や、ほかのサービスを入れたら、すぐに足が出てしまい返って高額になってしまうなど、とてもとても使い勝手が悪すぎます。
対象としては、軽度者で医療ニードの低い、不安や転倒などの多い患者さんや、服薬、安否確認など短時間の訪問が頻回に欲しい方くらいでしょうか。
あとは、訪問看護が医療保険ならなんとかタイアップできるかも。
でも、そうなると全部丸めで医療費も削減したいお国の思惑とはちょっとかけ離れたりして・・。
とまあ、そんな感じでした。
賀詞交歓会はそのまま7階まで上がり、港の夜景をバックに、なかなかの盛り上がりを見せ楽しい時間を過ごせました。
でも参加者めっちゃ減っていて、なんだかなぁ・・・。
8時に終了して、家には9時前に到着しましたが、うららは昨日からお泊りに行っているので、なんだかまが抜けた感じです。
うららさんはといえば、バイオレットファームで一日遊んでもらって、ほかのワンちゃんとも共同生活をして、すごく楽しく過ごしているようです。
バイオレットファームのブログにも登場しました。
明日はどんな表情で帰ってくるのか、とっても楽しみです。
外泊中のうららさん。
ちゃんとメールで近況を教えてくれます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます