3月4日の山崎龍明師の聞法会は大盛況の内に終了しました。心配しました天候もまあまあでした。山崎龍明師は小平市の法善寺の住職兼武蔵野大学の教授です。内容は少し専門的かと思う部分もありました。語り口が 標準語で少し速かったとの印象があります。真宗・親鸞聖人・教行信証・歎異抄等についての予備知識がある方は とってもよく分かったと思います。いいお話でした。改めて 浄土真宗・親鸞聖人を見つめ直してみようと思った方は多いと思います。沢山の方々のご来場有難うございました。ウクレレさん親子もご聴聞有難うございました。
会場の円光寺のお内陣の素晴らしさに驚いた方も多いのではないでしようか?本金箔と本漆でのお内陣は香川県の真宗寺院でも有数でしょう。おそらく数千万の費用かと思います。あの広い本堂が余間まで聴衆が入り満堂になりました。入りきれずに別室の書院で大型モニターで聴講いた方が40~50人いたと思いますので 総勢400人弱でしようか。私は正直なところ こんなに集まるとは思いませんでした。驚きました。これは 潜在的に浄土真宗に関心がある方、もっと知りたい方、いいお話を聴きたい方が沢山いらっしゃると言う証拠だと思います。素晴らしいことです。
お寺の聞法は久し振りだという方、初めての方 お寺の本堂での聞法はこんなに素晴らしいものです。これから 各寺院は春の永代経法要しとて聞法会を実施します。其々のご縁のあるお寺へ聞法にお出かけ下さい。どこのお寺でもいいです。当称讃寺も何方が入堂していただいてもOKです。真宗の基本は聞法です。お話しを聴く事です。
さて 運営は浄土真宗本願寺派香川西組のお坊さんがたのボランティアで行われました。皆が力を合わせると大きな企画ができますが色々な不手際もありました。お詫び致します。今回が第1回ですので 回を重ねるごとにだんだん上手になると思います。運営上の反省点は多々あります。
私たちそれぞれのお寺の住職は 背筋を伸ばしてみる必要があると思います。聞法したい方はこんなに沢山いるのです。それぞれのお寺の聞法会で本堂を一杯にする努力をしなければなりません。現代はテレビ・ラジオがあります。多くの本やビデオやテープもあります。興味がある方はどんどん学べます。しかし 生でお話しが聴けることは素晴らしいことです。お茶を出してもお弁当や美味しいおうどんを出してもなかなか聴衆は集まりません。要は中身です。多様な価値観のある現代です。内容を吟味して 聴きたい聴衆の興味と中身をできるだけ一致させる事です。これだけ激動の現代社会ですから 5年10年前はもう古いです。さて お寺の本堂でのお話しは10年5年前より進化しているでしようか?だんだん聴衆の数が増えているのでしたら それは大成功でしよう。多くのお寺がそうなれば 浄土真宗は益々発展する事間違い無しです。
山崎龍明師の「歎異抄こころ 親鸞のこころ」の講演の録音は称讃寺のホームページのライブラリーにアップしました。皆さんのパソコンのスピーカーからいつでも聴けますし CDにもダウンロードできますので、ご利用下さい。