シラチャ日記

2007年8月から何度かの中断期間を経て、タイ王国チョンブリ県シラチャより発信しています...

Minister of Culture

2011年09月01日 | シラチャ全般

とうとう今年も9月になってしまいました。
「宿題全部出来てないけど、今日は始業式やから未だセーフ!」って思ってる子供も多いことでしょう。
(かつて自分がそうだったように…)

さて、無事(?)に日本出入国を済ませて『阿弥陀の光も銭次第』っということを世間に証明してみせたタクシン元首相の妹さんが第28代の首相に選ばれたのは皆さんご存知の通り…
しかも、その証明に“日本国”を使うあたりは、さすが「策士」です。

で、早速「リモコン内閣」とか「操り人形」とか呼ばれてるようですが、自分と同い年の女性首相には頑張って欲しいですねぇ。
まぁ中央のことは中央でやってもらうとして、チョンブリ県住民としては、そのタイ初の女性首相となったインラク氏が組閣した閣僚ポストの中に“例の苗字”が有るかどうかにも注目してたんですが、やっぱり有りました。

    文化相;スカモン・クンプルーム氏
   

そう、元観光スポーツ相で現在は参政権を停止されてるソンタヤー氏の奥様が文化相です…
「国外逃亡犯の妹が首相とはどう言うことだっ!」って文句言ってる人のことは聞きますが、こっちの方に「国外逃亡犯の云々」と文句言ってるのは聞きませんし、「リモコン」や「操り」っていう声もそんなに聞きません。(あまりにも分かりきってるからか???)
人物紹介では「1975年生まれ」と有り、シラチャの「ダーラーサムット」と「セント・ポール・コンベント・スクール」を卒業してます。
インラク氏よりも8歳ほど年下になりますが彼女の方が貫禄有ります…

パタヤはイティポン氏で、チョンブリ県全体はウィタヤ氏とソンタヤー氏でガッチリと固めておいて、中央とのパイプはスカモン氏で繋いで…って、民主党政権下で「ちょっと、どうなるんかなぁ???」って思われてたチョンブリでのクンプルーム家の影響力は益々大きくなるのかも知れません。
ちなみに、チョンブリFCの新スタジアム建設予定地はクンプルーム家の地元バンセーン周辺となってるようで、またアノ辺の「地べた」の値段上がるんやろなぁ… チョンブリFCとパタヤ・ユナイテッドだけに力入れんと、シラチャFCにも力貸して欲しいところです。

タクシン元首相とは国外逃亡理由の罪状が違うんで難しいとは思いますが、コレでもし仮に将来的に義父のソムチャイ氏が大手を振ってタイ国内に戻って来れるようになったら、意味は同じでも『地獄の沙汰も金次第』の方を証明しちゃうことになりますね。

 

 

 

 

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