シラチャ日記

2007年8月から何度かの中断期間を経て、タイ王国チョンブリ県シラチャより発信しています...

パイ・デーン

2011年09月22日 | シラチャ全般

最近、街中で良く“パイ・デーン”(=赤ナンバー)の付いてる車を見かけます。
“パイ・デーン”とは仮ナンバーみたいなモンで、正式なナンバー・プレートが来るまではコレを付けてる訳なんで、要するに“パイ・デーン”の付いてる車=新車っていうことになります。

ニュース・クリップのウェブ版に『8月の新車販売20%増』っていう記事が載ってたんで、やはりタイ国内の新車販売は絶好調のようです。
  8月の新車販売20%増 米国勢好調、ホンダの苦戦続く
      (↑↑↑ ニュース・クリップ21日付けの記事)

ここ最近、上記のように新車販売が好調なんでディーラーによっては正式な“パイ・デーン”の枚数が足らなくなって、“偽のパイ・デーン”(←何か名前付いてるようですが覚えてないです。)を付けて購入者に渡す行為が横行してるようです。
本物の方は3,000バーツを先にディーラー側に支払い、正規のナンバープレートが来たときに手数料の300バーツを引いた2,700バーツを返してもらうのが普通だそうですが、ユーザー側も取りあえずはその3,000バーツを仮払いしなくても良いっていうのと、納車時に正規の“パイ・デーン”が無ければ、他のユーザーから戻って来るまで待たなければならないので、“偽のパイ・デーン”で了承してしまう人も少なからず居るようです。

っで、私も先々月末に5年で約16万キロ走った車を乗り換えたんですが、私の場合、全く説明無しで(=ディーラーも説明してもどうせ解からんとやろうと思ったのか?)“偽のパイ・デーン”付きの車を納車され、何も知らんとアユタヤまで行ったところ途中で警察に止められて「コピーのパイ・デーンでは運転できない。 ハイ、罰金500バーツ払って下さい。」って言われたんで、警官の目の前からディーラーの担当営業に電話して警察と話してもらい、とりあえずは「チョンブリに戻って直ぐに付け替える」って言う約束をして放免してもらいました。

 

写真では分かり難いんですが、本物は上記左写真の黒矢印&青丸の箇所に打ち出しの印が有ると言うこと、上記右写真の冊子を車の引渡し時に渡される(もちろん3,000バーツの仮払いを請求されます)んで、それらが無ければ“偽のパイ・デーン”っていうことになります。

車なんて、そうチョクチョク乗り換えるモンではないし、以前はどうだったかを覚えてないので、「そぉー言えば、前もこんな冊子もらったなぁ…」程度の記憶しか有りませんでした。

近々、新車購入予定の方、警察に止められると面倒なんで気を付けて下さい。

 

 

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