北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

[5周年・10周年に向かって]

2010年04月29日 | [ 指導者研修 ]
田中式健康体操・2009年度の主な活動です

1.黒松内町で開催された「全道の集い」は、80名の参加。


「2009年10月 全道の集い in黒松内町」

2.本部による「直接指導」は、13ヶ所・153名の参加。
  ①札幌市  9月 2日 豊平区会館
  ②           ちえりあ
  ③           円山「ポルト」
  ④倶知安町 9月 8日 倶知安総合体育館
  ⑤伊達市  9月15日 伊達みらい館
  ⑥       15日 伊達みらい館
  ⑦小樽市  9月16日 小樽総合体育館
  ⑧余市町    16日 余市勤労青少年会館
  ⑨札幌市    18日 エルプラザ
  ⑩       18日 エルプラザ
  ⑪函館市 10月16日 函館未来大学
  ⑫岩内町 10月28日 岩内老人福祉センター
  ⑬七飯町 11月28日 七飯本町会館

3.「講演・講習会」講師依頼は、12団体。
  ①七飯町 「NPOな菜」
  ②七飯町 「大川町むつみ会」
  ③黒松内町「ネットワーク虹」
  ④今金町 「農業婦人の集い」
  ⑤今金町 「健康づくり大会」
  ⑥札幌市 「北辰中学校 PTA教養部」
  ⑦壮瞥町 「久保内小学校 PTA」
  ⑧伊達市 「(社)伊達青年会議所」
  ⑨札幌市 「エルプラザまつり」
  ⑩函館市 「函館本町児童館 母親の会」
  ⑪壮瞥町 「南久保内自治会 社会体育部」
  ⑫長万部町「婦人の会」
 
4.ボランティア活動は、2ヶ所。
  ①伊達市 「フミダス共同作業所」
  ②黒松内町「歌才地区 元気塾」

5.教室数と実践者数は、北海道50教室・約400名。


「七飯町 健康体操講習会の様子」

田中式健康体操・2010年の主な活動と10周年に向かって

1.10月2日(土)「5周年 記念講演会・祝賀会」開催
                           15時から記念講演
                           18時から祝賀会
                           黒松内町「自然の家」
  講演講師決定
  札幌市「円山クリニック」の「森田 裕子Dr.」
 『森田先生は、田中式健康体操発足当時からの実践者であり、活動の理解者でも
   あります。ご専門は、麻酔科・内科です。講演の内容は、後日発表致します。』

2.本部による直接指導を20ヶ所目標。

3.講演・講習会依頼を20団体目標。

4.ボランティア活動を積極的の推進。

5.10周年に向かっての目標
  ①指導者数 20数名をめざして。
  ②実践者数 1000名をめざして。
  ③教室数  100教室をめざして。
  ④本州に指導者を・実践者をつくろう。



「4月に行われた指導者実技研修」

田中式健康体操を立ち上げ、あっという間に4年が過ぎ、5年目を迎えようと
しています。
北海道黒松内町からはじまった健康体操の活動は、北海道各地にしっかりと
根をはりだしました。私たち夫婦二人から始めた健康体操の活動に、
この間10数名の方が、田中式健康体操の指導者となって参加してくれました。


「元気で健康に暮らす」ことは、私たち夫婦が北海道移住して以来の重要な
キーワードなの です。


私たち夫婦の身体観・健康観をより多くの人たちに伝えるために、
「田中式健康体操」をひろげていきたいと思っています。


「今日の日が、私にとって一番若い日」なのです。
ぜひ、各地の教室をのぞいてみてください。
老若男女が生き生きと体操している姿に刺激されると思います。


問い合せ先は、 田中式健康体操本部 
        北海道寿都郡黒松内町字豊幌307-7 田中さとじ
        tel/fax 0136-72-3043
        e-mail t-kt@coral.plala.or.jp



   

[第3回 歌才元気塾]

2010年04月12日 | [ 歌才 元気塾 ]

「呼吸についてのお話」

今回は「呼吸」についての話でした。
呼吸には、「内呼吸と外呼吸」とがあり、
外呼吸には、「腹式呼吸と胸式呼吸」のふたつの呼吸の仕方があること。


心臓は、自律神経が支配していて、自分の意思では動かない臓器だが、
肺臓は、呼吸筋で動くので、しっかりと「肋間筋や横隔膜」を鍛えましょうと、
田中式健康体操の「腹式呼吸運動」を指導しました。


最初は、4呼間で息を吸ったり、吐いたり。次は6呼間で。
その次は8呼間でと長くしていくと、
「もう吸えない」とか「もう、吐いてしまった」とか、なかなかうまくいきません。


「熱心に腹式呼吸の練習」

少し慣れてきたら、胸とお腹に手をあて、胸の膨らみやお腹の膨らみを確認しながらの
「腹式呼吸運動」です。


「胸が膨れたら、肋骨の肋間筋が動いています。」
「息を吐いたり吸ったりしながら、お腹を膨らませたり、縮ませたりすると横隔膜が
 動きます。」
みなさん熱心に「腹式呼吸」をしていました。


「就寝時、起床時に5回ぐらいこの呼吸法をしてみてください。きっと気持ちが
 安らかになります。」と呼吸法の宿題を出しました。


「鏡に映して姿勢の状態を確認」

次は、鏡に自分の姿を映して、姿勢の確認をしました。
「右手と左手の長さが違うぞ。」とか、
「からだが真っ直ぐでない。」とか、
「腕が耳についていないとか。」各自、自分のからだを鏡に映し批評会が始まりました。


黒松内町から素敵な鏡のプレゼントが集会場に届いたばかりでした。
「この鏡、けっこうするべえ。」といいながら、一目瞭然で自分の姿勢を見ることができます。
自分のからだを厭うまもなく、過酷な労働に耐えてきたからだは、曲がり歪み縮んでいます。


頑張って、やっとここまで生きてきたのだからこそ、身も心も楽になって欲しいと願わずには
いられません。
私達の母や父がそうであったように。


恒例2次会のお茶会は、持ち寄り「漬物」のパーティーです。
歌才・黒松内・寿都の昔話に花が咲きました。


印象的な話がありました。
「生まれたこの地が、都会より10年遅れていると言って出て行った我が子に、
 田舎のよさと田舎で生きる意味を分からせることが出来なかった。」


「子供さんたちはいつか分かりますよ。こんなにいいものがあふれているところですもの。
 鮭が川に戻るように、いつかきっと思い出しますよ。」


「そうだなあ。今、都会から来る人たちは、こんな場所で暮らして生き終えたいと思ってくるんだべか。
 俺だって、思うんだからなあ。」


今回の歌才元気塾の締めくくりは、長老からの呼びかけで、全員で歌を歌おうと言うことになりました。
全員で合唱が始まりました。
「♪僕らはみんな生きている 生きているから歌うんだ♪」


次回の歌才元気塾は、「花見」の時期にしょうと決まりました。
「花見」の地域の行事は、10数年前に消滅していました。


うれしい地域の行事の復活です。


昼の1時から始めた「元気塾」は、夜の8時半に終了しました。
大先輩たちのパワーには、完全脱帽の私たちでした。